2013年1月27日日曜日

議会情報は市役所に依存しているのか?

コメントいただきました。
(以下引用)

一つ質問があるのですが、市議会と市役所はどのくらいお互いに依存しているのでしょうか?
例えば今回の議事録など、市役所側が作るまで議員は公表は出来ないのですか?
例えば、市議がボイスレコーダー等で保存し、それを『市議会』のホームページで公開するとか。

調べてみたところ、県内では別府市議会などが独自のホームページを運営されてて、最近親交のある常陸太田市なども市議会のホームページがあります。

臼杵市は市議会のホームページ?は臼杵市ホームページの中にあり、議会だよりなども臼杵市の広報誌の中に一ページだけあります。

こうみると、完全に市議会は市役所の一部として見えるのですが??

このような状態で、議員は市役所に色々と言えるもんなんですか??

-------引用ここまで

「議会」は独立した存在で、その事務を「議会事務局」が行っています。「議会事務局」の職員は市職員で異動があります。

議事録の作成などは「議会」の命を受けて「議会事務局」が行っています。公表の時期や方法などは技術的・予算的に可能であれば「議会」で決めればどうとでもなるものです。

その予算も「議会」で決められますので、技術的に可能であればどのような方法も取れます。提案の「市議がボイスレコーダーで保存し、市議会の公式サイトに公開すること」についても「議会」がそのように支持すれば同じことが可能です。

要は「議会」がどのように情報を提供しようと考えるのか。その一点にかかってきます。現実は、個々の議員の思惑があり、それが「会派」で検討され、「会派代表者会議」の合意を経て、今の状況が作り出されているということです。

先の「会派代表者会議」で協議された「議会情報の発信について」の資料を参考に示します。現状はこのような状況です。不思議なことにインターネットによる動画配信は検討項目にありません。手軽で費用効果が高いと思うのですが。
臼杵市では「議会」の公式サイトが「市役所」の公式サイトの中にありますがこれは費用効果の問題からだけと考えます。

いろいろと言えるか?についてですが、少なくとも私は「私が市民のためと思うこと」については市役所に何でも言えます。

しかし「私が市民のためと思うこと」についての「議会」での発言権は無会派ゆえにとても弱いです。故に「議員だより」を配り、ブログで発信し、それが「民意」を形成して「議会」を動かせればと願っています。

これまで、私が議員になってから「議員定数の削減」「費用弁償の見直し」「議会情報発信の検討」などが行われてきましたが、それらは全て「民意」により「議会」が動かされ実現したものと認識しております。

4 件のコメント:

  1. 全国的な状況からみれば、確かに「議員定数の削減」や「費用弁償の見直し」等については、民意といえるのでしょうが、ある議員から、こうした取り組みは、民意により行ったというよりは、議会主導のもとに、これまで議会改革としてやってきたものと聞いておりましたが、違うのですか?

    市民からそうした声が上がってきたことによって、議会が動き、行ったということですか?

    まるで、若林議員が「議員だより」を配ったり、ブログを発信したことによって、議会が動いたような書きぶりですが??

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    1. 「議員定数の削減」などは議員としてはあまり積極的になれないものです。

      市民の声が大きくなってきたことにより、動かざるを得なくなったと思います。

      私がどの程度の後押しができたかは計りかねますが、今後も「市民の声」が大きくなるよう引き続き努力します。

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  2. 殆どの市議にとっての民意の「民」は市役所です。

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    1. 市役所の意向を受けて、意向どおりに動くという意味でしょうか。

      「議会だより」がいつまでたっても発行されない。「議会報告会」もない。CATVも朝夕の2回放映のみ。やればできるネット配信もしない。市長の行政報告も3ヶ月遅れのままを許す。

      そういうことでは「民意」を受けて活動しているのではなく、市役所の意向のままに動いていると勘ぐられても仕方ありませんね。

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