2013年1月30日水曜日

本当に危機的状況なのか?否か?

コメントいただきました。
http://usuki.blogspot.jp/2013/01/blog-post_4284.html
(以下引用)

ケーブルで議会を見ましたが議員の質問に担当職員が淡々と答える風景に何も感じません。何も熱い議論を求めているわけではありませんが危機感を感じません。財政は本当に大丈夫なのか?、観光においては市役所に任せておけば大丈夫なのか?

このブログを見る限りではそんな状況ではないようですが議会も市役所に丸投げですか?

問題意識の違いなのでしょうか?

-------引用ここまで

議会放送を見ていただいたのですね。ありがとうございます。

仰せのとおり、議員の「事前に通告した質問」に対して担当職員が用意した答弁を淡々と答える場面が続きます。熱い議論があるとすれば、その後の再質問の場面となります。若林の質問はいかがでしたでしょうか?今回は「財政問題」と「観光振興」を取り上げて質問しました。

臼杵市の財政、5年後には単年度赤字の見込みで、その後赤字は拡大すると見込まれます。普通の会社なら危機的状況ですが、市役所からは一向に危機感が伝わってきません。「臼杵市より財政状況の悪い市は他にある。日本全国同じような状況。貯金はある、底を突くまでには国が何とかしてくれるのではないか」というような雰囲気が感じられます。

財政状況に関わらず給与水準を下げない地方自治体に対し、国が業を煮やし「地方交付税を減らす」という荒業に出ました。それでも「地方のことは地方が決める」と反発しています。ならば財政状況が悪い自治体は先んじて人件費の抑制に努めるべきです。

観光面では、臼杵石仏の入場者が半減し「危機的状況」と市長すら認めています。それでもこれまで述べてきたように、観光振興策はこれまでの焼き直し、「観光振興戦略会議」を作ったものの9月の答申を待つといった様子です。

今何もしないということは、問題の先送りであり、将来世代につけを回すことに他なりません。それを許すべきではない、今できることを最大限の努力を持って取り組むことが私たち今世代の務めと思うのです。

「議会は市役所に丸投げか?」と問われて「そうだ」とは私の口からは言えません。ここで述べていることについて話題にする議員はいません。私の知らないところで「財政問題」や「観光振興」について市役所と意見を取り交わしているのかもしれません。

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