2013年1月12日土曜日

中心市街地活性化に向け会議

https://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_135786666949.html
(以下引用)

中心市街地活性化に向け会議 臼杵市野津町
[2013年01月11日 09:54]


作業をするワーキング会議のメンバー

 臼杵市野津町の中心市街地活性化に向けたワーキング会議が、活性化実施計画の策定に取り組んでいる。ワーキング会議は産業、福祉、文化などの団体関係者ら19人で構成し、2012年12月からスタート。12年度中に計画をまとめ「居心地満点野津ん市」の実現を目指す。

 「居心地満点野津ん市」とは、11年12月に野津中心市街地活性化検討委から提言された、10年後の野津のあるべき姿。▽居心地満点田舎まち▽互いにやさしい福祉のまち▽吉四六さんのまち▽明るい農と食のまち▽未来を育てるまち―の五つのまちづくり方針を同時に示した。

 ワーキング会議が手掛けているのは、方針に基づき提言時に示された111の具体的な施策について、民間の視点からの実現可能性の検証と優先順位を決める作業。通常の検討会以外に、施策実施に中心部の現況を反映させるため商店街や観光スポット、人が多く集まる公共施設などのまち歩きも行った。
 111の具体施策は実現の時期に応じて2年、5年、10年の各期間に仕分け。早くできるものは13年度から取り掛かる。予算を伴う施策で13年度予算に反映されていないものは、市が検討課題とする

-------引用ここまで

民間の視点を入れての「施策」の検討。大変よいことのように見えます。

活性化実施計画に提案された施策に「費用対効果」の視点を入れ、実現可能性の高いものにするための「ワーキング会議」と思います。しかし、「費用対効果」の視点を入れることは大変難しく、「やってもらいたい」事業の優先順位が高くなりがちです。

結果的に「費用対効果」「予算面から見た実現可能性」については、市役所と議会に委ねられ記事にあるように「検討結果は『検討課題』として捉え、あとは市で決めます」というようなことになります。

「絵に描いた餅」「検討結果がないがしろにされた」との印象が残らないように「ワーキング会議」を進めていただきたいものです。

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