2011年9月30日金曜日

臼杵の歴史はますます面白い

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ロシアに宗麟製造の大砲 東大調査で確認

[2011年09月29日 09:52]

大友宗麟が日本で初めて量産化に成功した石火矢とみられる大砲。中央部分に宗麟の洗礼名フランシスコを図案化した「FRCO」をかたどった印章がある=神田高士代表提供
戦国時代の豊後のキリシタン大名・大友宗麟が日本で初めて量産化に成功した「石火矢(いしびや)」(ファルコン砲)とみられる大砲が、ロシア・サンクトペテルブルクの国立軍事史博物館に収蔵されていることが28日までに、東京大学史料編纂(へんさん)所の調査で確認された。その破壊力から「国崩(くにくずし)」の異名を取った大砲。宗麟の洗礼名「ドン・フランシスコ」を図案化した印章が砲身にあることが決め手となったという。
調査団に同行した「豊後中世砲史研究会」の神田高士代表(45)=臼杵市教委文化財課長代理=によると、大砲は青銅製で全長2・64メートル、口径8センチ。砲身にはフランシスコの頭文字をかたどった「FRCO」の印章が鋳文字として刻まれていた。
幕末期の軍事・外交に詳しい同編纂所の保谷徹教授によると、日本国内に残る文献では、江戸時代後期に起きた日ロ両国の紛争で、北方の防衛力強化を迫られた徳川幕府が全国から集めた武器を利尻島(北海道)に運ぶ途中、ロシア船の襲撃に遭い強奪された。
中世イエズス会の宣教師ルイス・フロイスがまとめた「日本史」によると、宗麟は1576年にポルトガル領インドから大砲を国内で初めて輸入。それをモデルに2年後には領内で大砲数門を鋳造し、量産化に成功したとされる。同博物館には、宗麟が輸入したとみられる東南アジア製の大砲も収蔵されていた。
神田代表は「印章の存在や砲身の形状を見ても、宗麟が製造した大砲である可能性が極めて高い。宣教師の文献とも時期的に符合している。国産大砲のルーツであろう東南アジア製の砲も含め、大砲製造の歴史を研究する上で貴重な資料だ」と話している。(大分合同新聞)

-------以上引用
いやはや臼杵の歴史は面白い。「国崩(くにくずし)」については、こちらもぜひご覧下さい。

2011年9月29日木曜日

臼杵市自治基本条例策定委員会条例

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「自治基本条例」を臼杵市も策定するということで、策定委員会の設置のための条例ができました。

いつものことながら、委員はつぎのようになっています。
1 学識経験者
2 関係団体等からの推薦による市民
3 市議会議員
4 市の職員
5 市長が必要と認める者
この組織で、これまでどおりの進め方であれば、なんとなく会議の様子がうかがい知れるというもの。

「情報共有」「市民参加」が自治基本条例の根幹です。
「自治基本条例」という看板をすえるだけでなく、本当に市民の参加と情報の共有を図ろうとするならば策定過程において、できるだけ多くの市民が情報を共有し、提案や話し合いができる場づくりが行われるよう期待します。

議員定数問題 第一幕終了

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28日の本会議で、9月議会が終了しました。
今議会のハイライトは、議員定数の削減でしょうか。

前々回26、前回23(無投票)、次回の選挙からは18となります。
数は減りましたが、議会の中身の議論が置き去りにされ、数だけが決まりました。

「議員定数調査特別委員会」も解散、これからどこでどのように議会の中身が議論されるかあてもなくなりました。
「議会だよりの発行」「議会のインターネット放送」「委員会の放映」など、これらは現議員が決めることで、各会派が賛成しなければ前には進みません。

議会の中身を知らせる仕組みを整え、関心を持ってもらい、そのうえで議員を選んでもらわなければ「地盤、かばん、看板」を持たない志のある議員は育ちません。

いずれにせよ、私は「議員だより」に思うところを書いて、配って、意見交換会を開催し続けるってことです。

2011年9月27日火曜日

ふるさとガイド連絡協議会

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三重町で「第1回交流研修会」が開催されました。
基調講演は、辻野功先生。「史実(事実)よりは物語を!」
現地研修、内山観音
沈堕の滝

2011年9月26日月曜日

支払い能力を超えた部分は税金、当然です。

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枝野氏、電力役員の高額報酬批判「公務員と横ならびに」

枝野幸男経済産業相は26日、原子力損害賠償支援機構の開所式で、「現在の電力会社の構造であれば、公務員や、せめて独立行政法人と横ならびで役員の給料が決まって当たり前だ」と述べ、公益事業のはずの電力会社が役員に高額の報酬を払っていることを強く批判した。

枝野氏は「競争が全くなく、利益がほぼ確実に確保されるのに、役員報酬が民間企業に準じて決められているのは論理矛盾だ」と指摘。今後、東京電力に限らず、他の電力会社を含めた役員報酬制度の見直しにつなげる狙いがあるとみられる。

機構の杉山武彦理事長も記者会見で、「基本的には私も同感。厳しさをもって臨むべきだ」と述べた。

-------以上、asahi.com

増税の前にコスト削減を

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慶応大学教授・竹中平蔵 鳩菅二代の負の遺産まず見直せ

2011.9.20 02:41 (3/4ページ)
最大の負の遺産は、2009年総選挙の民主党マニフェスト(政権公約)である。17兆円の歳出を削減して新規政策に回すと言って実際は約10分の1の財源しか捻出できなかったにもかかわらず、約束したバラマキを続けたことが、今日の財政危機を作っている。3党合意でどこまで見直すのか。
もう一つ重要な負の遺産が、社会保障・税の一体改革に関する政府・与党決定である。25年度までに約13兆円の主要な社会保障財源が不足するため、約5%の消費税の増税が必要だと示唆する内容だ。しかしこの試算は、二つの意味でバイアスがかかっている。
まず歳出面で、高所得者への年金給付抑制や支給開始年齢の引き上げなど揉(も)め事になりそうな項目の決定をすべて先送りしている。つまり社会保障改革は、ほとんど行わないのである。一方で歳入の計算に当たっては、低い名目成長率を前提に、税収がほとんど増えないという想定になっている。
実質2%、名目3%の成長(これ自体高いとはいえない)を目指すとする政府の公式見解と大きく異なる。つまりコストを削減せず成長戦略は成功しないことを前提に、「とにかく増税」を打ち出したことになる。こんな偏向した過去の指針に基づいて粛々と増税策を進められては困るのである。

-------以上(産経ニュースより)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110920/plc11092002420000-n3.htm

2011年9月25日日曜日

友人の処女作「結いの島のフリムン」

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志塾の同志。友人の松本さんが処女作を出版されます。ご本人の文章を転載、ご紹介します。
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松本信雄です。

私は、2年前に60歳になるのを機に30年間続けた事業を清算し、人のため世のためになる事業を始めてみようと思いました。それから、志塾で学び、政治を、教育を、カウンセリングを学びました。
その一方で自分の天命に気づき、生涯を天職に捧げる全国に散らばる無名有力の多くの方達にもお目に掛りました。

そんな中のお一人、奄美で荒れた非行少年の更生に一生を捧げるカリスマ保護司、三浦一広氏の半生をテーマにして書き上げた、私の処女作「結いの島のフリムン」が幸運なことに講談社に取り上げられ、9月末に出版される運びとなりました。
ぜひ、皆様にも読んでいただき、少しでも感動していただけるなら、多くのご友人にご紹介していただけますよう、よろしくお願いいたします。

現段階でアマゾンhttp://amzn.to/phJnTN で予約できます
また私のブログhttp://kasushin.blogspot.com/ にも紹介しています
私のホームページhttp://www.biography.jpもお時間のある時にお目を通して頂ければ幸いです。

松下政経塾出身の安田壮平さんのご紹介で、始めて三浦氏にお会いし、実際に氏の活動に触れさせていただいたときに、私は不思議な感覚に打たれました。
「きっと、もう一度お会いする」
そして二年後に東京で再会した時の三浦氏は、長年の精神的な重圧と葛藤、24時間365日、事件漬けで休みの無い生活とのはざまで「死にたい」と弱音を漏らすほどに心が病んでいました。
私は,にわか仕立てのカウンセラーとしての全身全霊を傾けて, お話を聞き、お話をしました。
そして、幸いにも三浦氏は元気を取り戻し奄美に帰って行きました。

その時に、私は確信しました。
そして三浦氏から聞いた、子供の頃からのお話しを30ページほどの物語風に整理をして、奄美の三浦氏に送りました。
「不思議なご縁のように思います。もし、この文章が気に入ってくださるなら、出版までのすべての費用を私が負担しますので、三浦一広物語を私に書かせて、世に出させていただけませんか」

全国に散らばる50,000人の保護司や200,000人の更生保護女性会の方達が荒れた少年たちとの間で苦しんでいるときに、こんなにぎりぎりまで自分の生活を削って、まだ子どもたちのためにできることがあると笑って頑張っている三浦一広がいる、それを広く知ってもらうことは、その方達や非行に苦しむ全国の少年たち、そしてその家族にも大きな福音になると思いました。
ありがたいことに書き上がった本は、自費出版ではなく、講談社の友人の目に留まり、企画会議を経て正式に出版が決まりました。

この三浦氏の活動が、「奄美青年自然学園」として、全国の非行に苦しんでいる少年たちやその家族、そして都会で疲れた大人たちのオアシスとなる施設を奄美に創る運動に発展して動き出そうとしています。

北村三郎先生のブログhttp://www2.shizuokanet.ne.jp/sabu/index.htmlの最新版にもご紹介をいただき感激しております。

どうぞ今後ともご支援いただけますようお願いいたします。

2011年9月24日土曜日

3ヶ月遅れの市長の行政報告

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6月議会での市長の行政報告がHPにアップされました。アップされ次第報告をと思っていましたが遅くなりました。3ヶ月遅れ+1ヶ月の報告遅れで4ヶ月前の情報ですがご覧下さい。
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おはようございます。6月定例市議会の開会にあたりまして、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただけますことに感謝申し上げます。
さきの3月定例会以降、現在までの市政運営事項につきましてご報告申し上げます。
まず、3月定例会開会中の3月11日に日本に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の被災地へのこれまでの支援と当市の防災対策についての現況について説明いたします。
初めに、人的支援について報告します。
3月14日から21日まで、大分県緊急消防援助隊として、臼杵市消防本部から5名の隊員を岩手県釜石市鵜住居町に派遣しました。一行は、自衛隊、国際援助隊、愛媛県消防援助隊と合同で被災者の救出・救助活動を行いました。
また、目黒のサンマまつりにおいてサンマとカボスの縁で10年以上にわたり交流が続いている宮城県気仙沼市へ、第1班として4月18日から24日まで、第2班として5月23日から29日まで、事務職員各2名ずつ計4名を派遣しました。現地では、福祉事務所で仮設住宅の受付事務を中心に業務を行いました。
5月20日から6月4日まで、岩手県宮古市に保健師4名と事務職員2名を2班に分けて派遣しました。現地では、避難所における高齢者などの健康相談、心のケア及び感染症対策を行うとともに、必要に応じて家庭訪問し被災者が抱える様々な不安についてアドバイスを行いました。
このほかにも、ボランティアとして職員2名が岩手県石巻市で避難所における支援活動を行いました。
次に、支援物資について報告いたします。
気仙沼市に3月16日、フジジン、フンドーキン、臼杵運送など市内の企業などにご協力をいただき、水とインスタントみそ汁を中心とした物資を送りました。また、気仙沼市に派遣した市職員から米が不足しているとの連絡が入り、4月25日にJAおおいた臼杵事業部、野津事業部、そして市民の皆様から提供された白米32俵などを第2便として送りました。
次に、義援金について報告いたします。
3月14日に、ゆかりがある気仙沼市、いわき市、常陸太田市への義援金を特定した窓口と、災害救助法の適用となった東北を中心とした160市町村に対する指定寄附ができる臼杵市独自の窓口を設置しました。
3月30日には、市議会、市職員、市三役からの義援金、計456万円を気仙沼市へ送金いたしました。4月4日、市民皆様からの義援金、合計1,000万円を気仙沼市、いわき市、常陸太田市へ送金しました。その後も1,086万7,617円の義援金が集まり、合計しますと6月3日現在で2,086万7,617円となりました。この場をかりまして、改めて市民の皆様にお礼を申し上げたいと思います。
なお、市指定の義援金窓口は今月17日まで開設しており、月末までにはすべての義援金を送金する予定にしています。
次に、本市における被災者の受け入れ状況について報告いたします。
被災者を一時的に受け入れるために市営住宅を13戸確保し、きのうまでに南相馬市や仙台市からの避難家族2家族7名を受け入れました。また、民間住宅には2家族5人が転入しております。
これらの被災された方々には臼杵市からの災害見舞金として1人あたり1万円を支給しており、きのうまでに4家族12人に12万円を支給いたしました。
続いて、本市の防災対策について報告いたします。
4月8日、近い将来必ず発生すると言われている東南海・南海地震により想定されている大津波から市民を守るため、臼杵市地域防災拡充・強化検討委員会を立ち上げました。高さ10メートルの津波が来襲しても市民が無事に避難できるための地域防災策をつくり上げるために、まず市職員が「スピード感」と「使命感」を持ち、全力で腰をはめて取り組む必要があることから、「チーム本腰」と名づけたところであります。
委員会では、4つの項目を中心にまとめています。1つは、海抜10メートル以下の地域の提示など「住民避難対策について」、2つ目は、臼杵公園への避難道の整備など「避難場所などの拡充について」、3つ目は、平成24年度に新消防庁舎が完成するまでの間において、臼杵庁舎の機能が不全になった場合に県立臼杵支援学校を災害本部とすることを盛り込んだ「災害対策本部体制の強化及び設備整備について」、4つ目には「職員防災体制の整備について」であります。直ちに取り組む必要がある事項につきましては、本議会に予算を計上しております。
なお、詳しい説明につきましては、本日の定例会終了後に行われます市議会全員協議会におきまして説明させていただきたいと考えております。
続いて5月9日、大規模災害が発生した際に地域の方々や障害者を受け入れる福祉避難場所について、社会福祉法人みずほ厚生センターとの間で、施設提供に関する調印を行いました。みずほ厚生センターが所有する4カ所の施設に合計140人程度の地域の方々や障害者の受け入れが可能となりました。
次に、渇水対策について報告いたします。
昨年秋以降、これまで経験したことのない渇水に見舞われ、臼杵地域の水道水源である井戸、特に末広川水系の井戸の水位が低下するなどし、水の供給が困難な事態となりました。
本年2月より市民の方々や市内の事業所に対し節水のお願いをしてきましたが、4月15日には臼杵市渇水対策本部を設置して、協議した上で給水制限を実施いたしました。市民の方々にはケーブルテレビや広報車による広報を行うとともにチラシなどを給水区域の全戸に配布し、さらなる節水のお願いをしてきました。
最悪の場合に備えて、日本水道協会大分県支部に非常時の応援要請を行うとともに、配水池や病院への応急給水用として10トンロータリーや給水タンクの確保なども行っておりました。
そうした中、幸いにも5月22日から雨が降り始め、その後、27日から29日にかけて台風2号の接近によるまとまった雨も降ったことで、1週間でおよそ200ミリの降雨量となり、井戸の水位が回復し、渇水状況も解消したため、6月3日に給水制限を解除いたしました。
また、野津地域における農業用水のかなめであります石場ダムにつきましては、昨年11月に貯水率が20.7%、44万トンまで低下し、その後も雨が降らず、2月1日から石場ダムの配水停止措置をとることとなり、畑作農家の方々には大変な苦労を強いることになりました。石場ダムは6月8日現在で40%の貯水率まで回復しましたが、配水停止状態が続いています。今後も農家の意向を踏まえた上で、配水再開のタイミングについて野津土地改良区の理事会において協議していきたいと考えております。
次に、その他の施策について報告いたします。
3月13日、下南地区の地域振興協議会「たていし」の全面協力のもと、「なるほど認知症講座イン下南」を開催いたしました。大分大学医学部の木村成志先生に「認知症予防の秘訣」と題して講演をいただいた後、物忘れ相談プログラムの認知症タッチパネルを使い、下南地区住民およそ200人が認知症診断を受けました。診断の結果によっては、本人だけではなく家族にも、そして地域包括支援センターなど関係機関にも認知症の予防の相談をつなげていくというものであります。同じような事業を5月28日は田野地区においても行いました。この試みは大分県では初めてであり、全国でも珍しく、臼杵市としましてもこの講座を各地域で開催し、「早期発見により、認知症の予防ができる高齢者にやさしいまちづくり」を目指していきたいと考えております。
4月1日から、思いやりのある頼もしい市役所づくりの一環として、安心お届けサービスを開始しました。このサービスは、安心生活お守りキットの申し込みをされており、一人での外出が困難で家族や親戚にも代理申請ができない方に対して、市役所の職員が住民票などの証明書類を自宅までお届けするもので、5月末までに3件の利用をいただいております。
また、4月1日から、とうぼ小児科医院内に病児・病後児保育施設「とんぼ」を開設しました。病児・病後児保育は、アンケート調査などで子育て中の保護者のニーズが非常に高かった事業で、子供が病気になったときに仕事などのため子供の世話ができない保護者が利用することができるものであります。対象はゼロ歳から小学校3年生までで、利用料金は1日あたり2,000円となっています。既にこの2カ月間で34人が利用しており、利用が急増することが予想される冬場やインフルエンザの流行期には極めて有効な保育サービスと考えております。
当市では、携帯サイトなどを通じて子育て支援に関する情報発信をさらに充実させ、子育て世代の安心につなげたいと考えております。
5月17日、第12回介護保険推進全国サミットinうすき第1回実行委員会が開催されました。会則、実施計画などについて実行委員に説明し、了承をいただきました。なお、今回のサミットでは、今後の制度改正に向けて認知症ケア、市民後見人制度、在宅ケアの諸問題などについて全国の保健・医療・福祉関係者などと意見交換・交流するとともに、臼杵市の取り組みなどを全国に発信いたします。
なお、臼杵市では大分国体以来の全国規模の行事となりますので、この機会に参加される全国の方々に臼杵を知っていただく絶好の機会ととらえ、観光や地元産品をアピールしたいと考えております。
4月27日に「ゴールデンウイークには是非、臼杵市へ遊びに来てください」と横断幕を掲げて、大分トキハ前で観光宣伝を行いました。買い物客やバス待ちの方々に、新たにでき上がった臼杵の食事どころを満載した「ランチマップ」を中心におよそ1,000部を配布しました。
5月1日、JR臼杵駅から撤退したキオスクの跡に臼杵市みやげ品協会が経営する直売所が開店いたしました。臼杵せんべいやみそ、しょうゆなど市内の物産品を取りそろえ、臼杵の特産品のPRに加え、観光客、通勤客への利便性の向上に一役買っております。
4月中ごろから臼杵商工会議所青年部会が中心となり臼杵YOKARO実行委員会を立ち上げ、臼杵の活性化を目指して議論し準備を重ねてきたYOKAROバスが、いよいよ7月1日からスタートします。福岡から湯布院を経由して臼杵まで運行を開始します。これまで福岡と平戸間、福岡から黒川温泉を経由して竹田間で運行していましたが、3つ目のルートが新設されることになります。年会費4,000円を支払い、一般社団法人YOKAROの会員になれば、1年間、何回でも乗ることができるものであります。
三浦按針ゆかりの地であります臼杵市と平戸市がバスで結ばれることで、地域間交流がさらに盛んになります。その上、150万都市である福岡市からも臼杵市が身近になります。さらに、湯布院と臼杵間も行きやすくなるということにより、観光面での大きな効果を期待しているところであります。湯布院の観光客の大きな量を占める福岡市からの観光客をいかに湯布院経由で臼杵市に呼ぶかということを臼杵市挙げて知恵を絞って取り組むということが、このYOKAROバスによって可能になってくるというふうにも考えております。
5月18日、うすき夢堆肥の出荷式を行いました。19日から土づくりセンターで買うことができます。販売価格は、臼杵市民には1トンあたり5,000円で販売されます。また、袋詰めとして10キロ300円で来週からJAおおいた臼杵事業部と野津事業部で販売いたします。まさにここから臼杵市の新しい農業振興につながる有機農業への取り組みがスタートしたというふうに考えております。

2011年9月23日金曜日

市道の拡幅要望

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地区への入り口部分が狭く、救急時や緊急時の対応に不安がある箇所の拡幅要望。
http://usuki.blogspot.com/2011/05/blog-post_17.html

まずは、地区で用地の確保を行わなければなりません。積年の課題、元々は一人の地権者でしたが、今は相続により10人以上の地権者がいます。一人ひとりに手紙を出し、同意書を取り付けるのは区長さんのお役目。いろいろな困難を乗り越えて、皆さんから同意をいただくことができました。

同意書を添えて、市役所に要望しましたが「年次計画に基づいて順次整備をします」との文書回答とのこと。それでは苦労が報われないし、地区にも説明がつかないと一緒に担当課を訪ねました。

整備年度の約束はできないとの回答。これまでの積年の課題がやっと解決に向けて難関を突破したのにすぐにでも整備して欲しいとは地区の思いです。

まずは、用地を確保するため市への移転登記を済まさねばならないことは事実。できれば今年度中に移転登記を済ませ、その後設計から工事へと進んでいただくようお願いしました。

道路整備については、たくさんの要望箇所がある様子ですが、きちんと優先順位をつけて効果的な整備をお願いします。願わくばここも早期の整備が叶いますように。

2011年9月22日木曜日

くらしのカレンダー

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臼杵市役所のホームページのトップに「くらしのカレンダー」があり、その月の行事が掲載されています。
http://www.city.usuki.oita.jp/
月末が近くなると、次の月の予定が気になるところ。どういうわけか、その月の予定しか見ることができません。

「まちづくり市民講座」の開催予定などを掲載して頂いていますが、できるだけ早くからお知らせして、皆さんに足を運んでもらいたいと思うのが人情。トップページから簡単に次の月、あるいはその次の月も見ることができるようにして頂きたいものです。

実は、次の月のカレンダーを見るには「こつ」があって、なんとか次の月を開くと真っ白。「空欄」。トップページから簡単に先の月が見れるようにすれば、次の月が「空欄」というような悠長なことはできないはず。

このことは、ずいぶん前からお願いしているのですがいまだ改善されません。市民に有益な情報をいち早くお知らせするのは市役所の勤め。早くお知らせしてなるべくたくさんの方に参加していただきたいという気持ちがあればこのような事態は放置できないはずです。

大雨時の道路交通情報の難しさ

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ある方が出勤前にテレビを見るとある民放で「国道502号、石仏付近で通行止め」のテロップ。前夜から道路情報を流していたケーブルテレビでは「午前1時時点」の情報が表示されていて、「通行止め」の情報はない。

ケーブルテレビの情報が古く、民放のテロップが正しいと判断して家を出発。迂回路があることを知っていたので、あらかじめ石仏付近を避け、「家野の台」を抜け通過したという。「どうしてケーブルテレビは情報を更新しないの?」との問いを受けました。

市役所の担当課では、石仏付近の国道502号は午前1時時点で通行できることは確認済み。そうするとなぜ早朝、民放のテロップに「通行止め」が流れたのか?

道路を管理するのは「大分県」、前日の午後11時時点では石仏付近は通行止め。その「通行止め情報」は臼杵土木事務所から「県庁」へ報告され、一括して報道各社に流されます。

その後、午前1時の解除情報も流されたようですが、民放の担当がそれを見逃し、通行止めは解除されているにも関わらず「通行止め」をテロップとして流したのが真相のようです。

ケーブルテレビよりも民放を信頼したがために迂回路を走らされたとの顛末です。当初は私もケーブルテレビの更新遅れかと思いましたが、臼杵市とケーブルテレビは、夜通し担当を置き、情報収集に努めたとのこと。深くお詫びします。

ケーブルテレビの放映日程

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9月議会の放送日程は次のとおりです。
私の一般質問は、9月28日(水)10:00過ぎからと10月5日(水)19:00過ぎからご覧いただけます。ぜひご覧下さい。

放射能測定器の購入費

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放射能測定器の購入について。
http://usuki.blogspot.com/2011/09/blog-post_2042.html
予算委員会でも、購入について質疑が出ました。

結論として「電力会社や国の情報開示の姿勢や体制には不安がある。臼杵市独自で計測し、市民の不安を払拭したい。数値を市民に開示し、対策についてはまずは各自の判断で行ってもらう。今後、放射能に対する自治体としての対応方針や対応策が確立されれば、臼杵市独自の判断で対応することも考える。」

概ね以上のような回答。自分の身の安全は自分で守る。そのための情報を市民に提供するということです。今後は測定値をリアルタイムに伝えることと測定値に応じた個々の対応策についてお知らせすることが求められます。

肌をさらさない。マスクをする。雨に打たれない。外に出ない。遠くに逃げる。。。などなど。

2011年9月21日水曜日

防災カメラの画像の放映

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臼杵市は防災カメラを設置して防災情報の提供に努めています。
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/disaster/article.php?storyid=6

これまでは、台風や大雨のときなどにケーブルテレビで画像が放映されていましたが、今回は放映されませんでした。

「画像で状況が確認できると安心します。どうして流さないのですか?」とのご意見をいただきました。ケーブルテレビの防災情報は簡単に見ることができる貴重な情報です。

なぜ画像の放映ができなかったのか。説明を求めました。

公用車の仕様

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「フル装備」の公用車が発注された様子。どういう仕様で発注されたか、調査結果を報告します。仕様書は、次のとおり。
今回の購入費用は全額国庫補助事業とのこと。高い買い物になっても市の財布は痛みません。それで「フル装備」になったと思われます。

公用車としてどういう車種・仕様・装備がふさわしいのか。普通車か軽自動車か。乗用車かワゴン車か。パワーウインドウは?電動格納式ドアミラーは?キーレスエントリーは?

購入金額の多寡に影響しないのであれば「目くじら」を立てる必要もないでしょうが、お金がかかるとなれば必要性についての十分な検討が必要です。

記録的大雨でした

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幼少の頃住んでいた家は、大雨が降ると水に漬かる地区にありました。大雨のとき、私の家は床下浸水で止まりましたが、向かいは床上浸水で夜通し畳を上げたりと大変難儀されたことが記憶にあります。

今回の雨、72時間雨量では過去最大の雨量を観測したとのこと。近くに雨に弱い箇所が何箇所もあります。排水ポンプ施設と道路の冠水箇所を見て回りました。現地を見なければ理解しがたいこともあり、現場の大切さを実感しました。

行く先々で市職員がポンプの運転や交通整理に当たっていました。お役目とはいえ大変ご苦労様です。幸いにも大きな災害に至らずに済んだ様子です。

2011年9月20日火曜日

台風で予算委員会延期

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台風の影響で雨が降り続いています。
予算・決算委員会の予定でしたが、延期とのこと。

こういう不慮の事態もあります。
議会中は、休会日でも常に議会に望めるように準備が必要ということ。

9月議会、残日程は「予算・決算委員会」と28日の本会議です。

2011年9月19日月曜日

リヤカー等の購入費の助成

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老人ホームやデイサービス施設、乳幼児を預かる施設、地区の防災組織などが、避難時の搬送用にリヤカー等を購入する際に1/2を補助する費用が補正予算案に計上されています。リヤカー一台8万円(補助金4万円)を想定、一施設に2台を限度に補助する仕組み。予算額は800万円です。

被災地での「リヤカーがあれば救えた」との話しから整備を支援する仕組みとなったと聞いています。しかし、リヤカー等を購入する際には検討しておかなければならない点があります。

1 施設や地区のどれだけの人を搬送するのか?必要なリヤカー等の台数。
2 将来にわたって、普段から使えるように格納、メンテナンスしておく必要があること。
3 避難場所まで要援護者を搬送する(リヤカーを引っ張る)人員の確保が必要であること。

避難については、施設や地区で十分話し合う必要があります。行政は、津波情報を伝えることや避難場所の確保はできますが、いざというときの避難の支援は困難です。まずは、自分の身は自分で守る。可能ならば、周囲の人の手助けをする(手助けしてもらう)ということになります。

今回の大震災では、消防団員や市役所職員、地区の役員さんなどが多く犠牲になりました。自分の身の安全を第一に考えて欲しいと思います。もし私が自力で避難できない身であったなら、1000年に一度の大津波、できれば人を巻き添えにすることなく、できるだけ多くの若い人たちに生き残ってもらって臼杵の再興を託したいと思うからです。

2011年9月18日日曜日

意見交換会参加者への結果報告

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すでに議会報告済みの大手門周辺整備・活用についての基本方針。
http://usuki.blogspot.com/2011/09/blog-post_4375.html
次の文書とともに意見交換会参加者の元に郵送されてきました。
これまで、5回にわたり「大手門周辺整備・活用意見交換会」は開催されてきました。臼杵市の中心部に大きなお金を投じる仕掛け。それぞれいろいろな意見がありましたが、概ねの方向性は見出せたつもりでした。
http://usuki.blogspot.com/2011/02/blog-post_05.html

最後は「まとめは市役所に任せていただきたい。結果はきちんと報告する」という締めでした。当然、どのような検討経過を経て、どういう理由で最終結論に達したかの説明があるものと思っていました。しかし結果は、「日程の都合で書面の送付のみ」。しかも「議会には報告・説明済み」との報告。

議会には「意見交換会で市民の皆さまから意見をいただき充分な検討を行った」、市民の声を反映しています。。
市民には、「議会ですでに承認済み」、すでに了承されています。。
結局のところ「意見は聞き置くが、市役所が決める」という、旧来の計画プロセス。

「われわれは、ガス抜きに使われただけ」とこぼしていた「意見交換会」参加者の言葉どおりです。
これでは、せっかくの「臼杵の観光情報の発信拠点」に対する市民の参加意識、興味も愛着も失われるというものです。

2011年9月17日土曜日

いわゆる過疎法について

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いわゆる「過疎法」は幾度と無く延長されてきました。

1次 過疎地域対策緊急措置法 昭和45年-昭和54年
2次 過疎地域振興特別措置法 昭和55年-平成元年
3次 過疎地域活性化特別措置法 平成2年-平成11年
4次 過疎地域自立促進特別措置法 平成12年-平成21年
5次 過疎地域自律促進特別措置法の一部を改正する法律 【現行法】 平成22年-27年

「過疎法」の目玉はなんといっても「過疎債」が使えること。
http://usuki.blogspot.com/2010/06/blog-post_07.html

臼杵市は、旧野津町と合併するまで「過疎地域」の指定はありませんでした。平成17年に合併、いわゆる「過疎地域」の仲間入りをしました。これにより、平成27年度までは大変有利な借金である「合併特例債」と「過疎債」が利用できるようになりました。

平成27年度で「合併特例債」は終了します。「過疎債」も過疎法を延長しなければ使えなくなります。全国の「過疎地域」から悲鳴が上がるのは必死、延長されるかもしれません。

しかし、国は1000兆円に迫ろうかという借金を抱えています。一つの要因として地方に手厚く配分している地方交付税があります。「合併特例債」や「過疎債」など「借金の70%は後年度で地方交付税として配分します」との約束がありますので反故にはできず、後年度負担分がどんどん積み重なり地方交付税は減らせない仕組みです。

「合併特例債」や「過疎債」を終了させ、後年度負担をこれ以上増やしたくないふところ事情もあり、「過疎法」が延長されるかどうかは微妙。できれば事業は平成27年度までにということになります。

2011年9月16日金曜日

放射能測定器の購入

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伊方原発についての情報開示に不安が残るとの報告でした。
http://usuki.blogspot.com/2011/09/20110906-httpusuki.html

補正予算に放射能測定器1台の購入費約60万円が計上されています。臼杵市独自で測定しても、その費用負担や結果の扱いなどに疑問があると述べてきました。また、大分県も現在1箇所の測定ポイントを数箇所増やして測定を行うという情報もあり、独自測定の必要性には懐疑的でした。

今回の一般質問の答弁で副市長から「福島県やいわき市の状況を勘案すれば、臼杵市独自で測定を行いその結果如何によっては独自の対応も考える必要を強く感じる」との発言がありました。

副市長は福島県やいわき市に勤務されたことがあり、現地の状況を踏まえての判断ですので、重く受け止めたいと思います。毎日の測定や機器のメンテナンスなどの負担はありますが、現実に国や電力会社からの情報伝達に不安があるとのことですから仕方ありません。困ったことです。

何事も起こらず、この放射能測定が徒労に終わること望んでやみません。

「持ち家手当」は不公平

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公務員の給与水準は、子育て世代の若年層には相当厳しい水準。その後順調に上がり続け、退職前にピークを向かえ帳尻が合うという感じです。

「持ち家手当」も、世帯主として苦労して持ち家を持てば、8年間は月額6000円、その後は4000円が支給され続けるという仕組み。

貸家住まいや世帯主でない者には縁がない手当。昨今の国や地方の財政状況を考えれば、このような手当が長く続くはずもない。実際、国は廃止し、地方でも廃止を決めている自治体も見受けられる。

早晩この手当は廃止されると見ています。国全体を考えれば借金しながら支払われている「持ち家手当」。若い世代は将来もらえない手当となれば世代間の不公平。やはり即刻廃止すべきです。

2011年9月15日木曜日

それぞれの自治体の「持ち家手当」の額

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「臼杵市」「職員の給与に関する条例」で検索すると、職員の給与や手当てを定める条例が出てきます。その条例の中ほど「住居手当」の条項の中に持ち家手当てのくだりがあります。

皆さんの自治体ではどのくらい支払われているのでしょう。結構、その額には差があります。「ラスパイレス指数」では、概ね90から100くらいの間に統一されていることとは対照的です。

基本給には現れない、さまざまな「事情」が加味されているのでしょうね。
思いつくままに調べてみました。横軸は経過年数、10年以降は10年目と同じ額が支給され続けます。

各自治体の「持ち家手当」




単位:千円
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
臼杵市
6
6
6
6
6
6
6
6
4
4
津久見市
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
0
0
0
0
0
由布市
5.5
5.5
5.5
5.5
5.5
5.5
2.7
2.7
2.7
2.7
大分市
8.5
8.5
8.5
8.5
8.5
8.5
8.5
8.5
6
6
佐伯市
4.5
4.5
4.5
4.5
4.5
4.5
2.5
2.5
2.5
2.5
竹田市
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
日田市
4.5
4.5
4.5
4.5
4.5
4.5
3
3
3
3
中津市
4.5
3
3
3
3
3
3
3
3
3
豊後大野市
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
3.4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大分県
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
塩尻市
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
太宰府市
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
4.9
大阪市
28
28
28
28
28
28
28
28
28
28
八女市
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
宗像市
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
0
0
0
0
0
山鹿市
2.5
2.5
2.5
2.5
2.5
0
0
0
0
0