2011年6月28日火曜日

YOKAROバス運行への私見

7月号の市報の29ページにYOKAROバスのことが掲載されています。
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/usuki_kou/shihou/2011_07/2011-07-12.pdf

そもそもYOKAROバスは、平戸観光の振興のため平戸~博多間に会員制バスを走らせる試みから発展、竹田~博多間にも走るようになりました。この7月から、臼杵~湯布院~博多間で運行、福岡からの観光客の足としての役割が期待されます。YOKAROバスは運賃を取りませんので会員の数が多くなければ運営が成り立ちません。臼杵が路線に選ばれたのは需要が見込まれるとの目算からでしょう。大変光栄なことです。

6月予算案に「臼杵YOKAROバス実行委員会」への補助金150万円が計上されています。バスを走らせるための条件であれば何とも議会を軽視したやり方(予算は通ると見込んでの運行決定)と思いましたが、聞けば、運行の条件ではなく、福岡向けの広告宣伝費とのこと。補助がつけば370万円の費用で会員募集とともに臼杵が(もちろん湯布院もでしょうが)宣伝されます。臼杵にとって有効であるとの判断からこの予算には賛成します。ちなみに竹田市は運行に際して300万円の広告宣伝費を負担しています。

補助金を出せば、臼杵の業者でも運行可能では?との意見もありますが、YOKAROバスの運行へ補助するわけではありません。会員が増えそうな魅力ある路線を設定して、会費収入で運営する仕組みですから新しいビジネスモデルといえます。

臼杵から福岡への便利も大変よくなります。たくさんの人が会員になってくれることを期待します。もし、臼杵の会員が増えず、利用が少ないような状況となれば、最悪、臼杵への乗り入れ中止も考えられ、会員増強は大変重要なこと。そのための市報掲載は必要であると思います。

様々な機会にYOKAROバスのことが広告宣伝され、博多から臼杵(湯布院)・平戸・竹田(黒川)への年間4000円乗り放題バスが認知され、たくさんの会員が休みのたびに観光に訪れてくれることを期待したいと思います。

2 件のコメント:

  1. 近隣市住民への呼びかけも行うといいですね。

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  2. 近隣の市の方にも利用して頂けると嬉しいですね。臼杵商工会館(臼杵市洲崎)が出発場所ですから、市役所駐車場や中央公民館が利用できそうです。車で来る方には大変便利な場所(駐車は大目に見て下さいね)です。

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