2016年10月20日木曜日

「すっきりしない方針転換」へのコメント

コメントいただきました。
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次に議会の責任についてですが、市長の説明責任を果たしていない曖昧な説明
で予算を承認したことは、議会としての職務怠慢。責任感の欠如であり、責任
能力の欠如が疑われます。

↑これって、あなたも議員として、その場にいたんでしょ?そして、不本意と
か言いながらも賛成したんでしょ?
なんか、言ってることとやってることがチグハグで信念がないなあ・・・
議会が怠慢と感じたなら、他の議員に面と向かって主張した?議員という立場で、他の議員を誰一人説得できずに、しまいには不本意だけど「賛成」って?
「賛成」したことに責任が持てないなら、最初から反対って通しなさいよ。
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今回の方針転換に関して、議会前に耳にしていた事柄があります。概略は以下のとおりです。

1 当初は、一人の反対意見であった。
2 市は当初の位置で建設できるよう説得を試みた。
3 位置の変更により、各方面に迷惑をかけることになる。
4 地元調整できなければ、建設予算は流れて、建設が先送りになると市から言われた。
5 このような決まり方で本当によいのか疑問であると考える人がいること。

それらの点について疑問を払拭するため、まずは議場において予算案についての「議案質疑」をしました。しかし、納得のいく回答は得られませんでした。議案質疑は2回までと制限されていますので追求は困難でした。

たとえ少数の反対意見であっても妥当性・合理性があれば当然聞き入れるべきものです。よって、
その後の予算委員会で、納得のいく詳細な説明を求めました。しかし、納得のいく説明はありませんでした。

特に変更箇所での「地元の要望書」は重要な意味を持ちますので、上記4についてそのような働きかけをしたかどうか問いましたが、そのような働きかけは無いとの回答でした。

何度かのやり取りを経ましたが、資料もなく口頭での質疑応答を続けても実のある議論ができないとの判断から、変更前と変更後の比較検討資料を求め、それに基づき妥当性・合理性を確認しようと、質疑を一旦中断しました。

その後、予算委員会に比較検討資料の提出があり、審議が再開されるものと思われました。しかし「比較検討資料の必要性について賛否を問う」との突然の委員長提案があり、「必要なし」との多数意見(求めるべきとしたのは2名)によりこのことについての審議は打ち切りとなりました。

最後に発言が許されましたので、「総合的に市が判断したということでよいか?」と問うたところ、そのとおりとの回答でした。場所を変更しての地元要望書も提出されているとのことから「反対」するのは無理と考えたところです。

5 件のコメント:

  1. そういうことでしたか。
    議事の運営が実際どのように進んだのかは一般の市民には普通わからないところ、このように知らせて頂くとなるほどと思いますね。

    市議会議員という立場の若林さんにとっては、これは当然の弁明だとも思いますね。
    その後もこの問題の追求を続けている点も支持しますよ。

    ただね、若林さん、一連のあなたのコメントを見ていると、あなたは問題を追求する係としての市議の立場がぴったりの人だと思いますね。
    市長という立場を目指している人としては、今一つ。支持できません。

    あなたは、手続きが正しかったかどうかを一番気にしているようです。あと、現市長に責任を問うことと。

    本当に大事なことは、市民サービスとして何が最善だったのか、この件について市政としての一番の問題はどこにあるのか、今後どうすべきなのかってことについてのあなたの見識を示すことでは。

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    1. 「市民サービスとして何が最善だったのか?」

      計画条件や地元の意向などを知らない現状において、今回の案件について最善を示すことは困難です。それを知って決断できるのは市役所のみです。

      市の担当者は、最善を求めて、各種の制約の中、地元の意向を汲み、予算面での検討なども行ってきたと思われます。そして、最終的に市長にGOサインを求めたと思います。

      今回の計画変更についても同様のプロセスが踏まれたと思います。しかし、そのプロセスが開示されないことからこのような「疑念」が発生しました。

      臼杵を「住みよいまち」にするために、市民一丸となって取り組まなければならないのに、リーダーとして期待される「市役所」への信頼が揺らぐようでは困ります。

      市議会も市役所への信頼があるからこそ「資料の提出は必要ない」との結論を出したのであろうと思われます。

      大事なことは「計画プロセス・意思決定プロセス」を公開することです。公開を前提にすれば妙な横槍にも毅然とした対応が必要となります。

      今回の当初計画への「ちょっとした異論」に妥当性や合理性があったのかどうかについて、「計画プロセス・意思決定プロセス」が公開されないがゆえに疑念が残ったと思います。

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    2. 「すでに地域内には様々な活動団体があります。これらをひとまとめにした組織が「地域振興協議会」です(例えば、自治会、子ども会、スポーツ少年団、青年団、女性の会、消防団、老人会など)。地域内の団体が世代や性別の枠を超えて連携して活動していくことで、それぞれの活動がさらに活性化します。また、地域のみんなの顔が見える関係を築くことにより、地域の一体感や日常生活での安心感を作り上げることができると思います。」(臼杵市HPより抜粋)

      地域活性化のために、子供からお年寄りまであらゆる人たちが横断的に連携・活動するなら、小学校と放課後児童クラブに近接した位置に「南津留地区コミュニティーセンター」が建設されたほうがよいと思います。

      地域の核となる施設ですし、小学校と近接していればセンターだけでは手狭なときには小学校の活用も容易となります。また、小学生と地域の人とのコミュニケーションも活発になることが期待されます。

      アクセス道路が狭い、あるいは駐車場が狭いという変更理由が挙げられていますが、2000万円の用地費や倉庫の建設などを考えれば改善は可能ではないかとも思われます。

      公共部門の施設が集まっていたほうが、将来的には、地域の核施設としての一体的な施設計画も容易であると思います。

      今回、位置を変更しての建設になったということ、妥当性と合理性を地域が見出し、市役所も追認したということと思われます。

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    3. なんだ、市議は結局現状を追認しているのですね。
      計画プロセス・意思決定プロセスが公開されていないことは問題だけど、そこを公開すれば問題はない、あるいはなかった、って言ってるわけね。

      妥当性と合理性を見出したのは地域であって、市役所はそれを追認しただけ?
      だったらそこに市長の介入する余地はないし。
      これまで市議が指摘していた市長の責任は関係なくないですか?

      若林市議は計画プロセスと意思決定プロセスの公開を求めていたのであって、計画そのものには賛成できると考えた、と理解しました。

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    4. 計画プロセス・意思決定プロセスも公開されず、計画そのものも示されない状況下、問題なかったということはできないです。

      また、市役所が旧計画の建設について説得まで行っていながら、最終的に地域の再度の合意のみを重視した点は、臼杵市全体の利益を考える役目の市役所として「責任放棄」したと言われても仕方ないと思います。

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