2012年2月26日日曜日

組織改正

昨日の「会派代表者会議」で組織改正について説明がありました。後日、全員協議会で説明とのことでしたのでアップを待っていました。新聞報道もあり、会派代表者会議で説明したということは全議員が知りうることですのでアップします。
組織改正は、市長の専権事項であり、議会同意も必要なく、条例改正もありませんので、議員は説明を受けるのみとなります。改正内容は、青で示されて部分。主な改正点は「コミュニティ防災課」と「高齢者支援課」を設置することです。

このご時勢、課を2つも新設するとは、驚きです。これにより課長が2名増えます。まさに組織の肥大化。しかも、防災関連と高齢者支援の業務分野は業務量が増えたとしても、責任が増えたり、難しい判断が生じる分野ではありません。課長を置く必要は無いと思います。業務量に応じて担当者を増やせば済むこと。

昨年も、これまでの水道課を水道事業所にして上下水道管理課と上下水道工務課に分けたばかり、ここでも管理職のポストが増えています。職員の総数は減ってきていますので、課を増やせばそれだけ管理職は増え、担当職員の数は減ってきている理屈です。

部長を減らし、課を統合して、責任ある管理職を置き、担当者はできるだけ多く配置する。そういう方向に向かうべきです。

担当職員が減って一人ひとりの業務が増えれば、結果的に仕事を避けるという風潮を生みます。これではダメです。部長は減らして、課もできるだけ統合、担当職員を増やして説明責任を果たせる仕事を行う。そうすれば自ずと管理職の仕事は減っていくはず。担当職員が減って、仕事ぶりがおかしくなっていけば管理職の仕事が増え、組織が肥大化していってしまいます。

3 件のコメント:

  1. 一般人の「理屈」は市役所の「へ理屈」、市役所の「理屈」は一般人の「へ理屈」・・・言うだけ無駄ですね。

    一度一日中市役所側に座って業務を見てみたいんですよねえ。皆さん各人の机でずっとパソコンの画面を見ながらなにかされてるみたいなんですけど、ひがな一日しなくちゃいけないものなのでしょうか?

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  2. パソコンが配置され、県庁などとメールでやりとりがされるようになって、データ作成の頻度が増え、精度が求められるようになってきています。

    しかし、パソコン相手にずっと何かするというような必要があることはまれだと思います。

    暇なときにでもパソコンを開いて何かやっていれば仕事をしているように見えます。

    ネットサーフィンをすることも可能です。市民から見えないパソコンでは何をしているかわかりません。そっと後ろから覗いてみると面白いかもしれませんね。

    ホームページへのアクセスに制限があるのかどうか、聞いてみたいと思います。

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  3. 鋭いご指摘も多くいつも大変興味深く拝見しております。ただ、今回の書き込みについては少し疑問を感じましたので投稿させていただきます。

    まず、「組織の肥大化」といわれるておりますが、問題にされている課の現在の分掌体制を具体的に検証する等実態を把握されたうえでのご発言なのでしょうか?
    課長一人では対応しきれない状況が存在するのかしないのか(業務の適正な監督がなされず事務の停滞を招いている可能性の有無)、課内に専任の課長外管理職(参事等)が既に配置のされているかいないか(実際の管理職数の増減)等を分析されたうえでご主張されませんと説得力が乏しく大変残念に思います。
    私個人としては、実現性の乏しい完全新規の事業計画(当時推進されていた方に怒られるかもしれませんが豊予海峡トンネルの九州側起点誘致など)を進めるような課を新設したのであればまさに肥大化ですが、既に行っている業務の区分を適切に行った組織改編であれば肥大化とは言わないのではないかと思います。
    同様に、組織改編対象の業務を「難しい判断が生じる分野ではありません」と断言されておりますが、こちらも分析がなく説得性が乏しいと思います。

    ほかにも、税金の滞納対策にしっかり望むべき、とおっしゃられた直後に、給与差し押さえをされた方のお話を取り上げて連絡がとれているんだから差し押さえまでするのはどうか?と言外に言われたり(ご存じのとおり近時の悪質滞納者は高所得者の故意犯の比重が増えており連絡がとれることが必ずしも差押えしない理由にはなりません。)、最近お疲れなのかご発言にぶれがでてきているように感じます。

    さらなる臼杵市発展のためにも、お体ご自愛いただき、説得力のあるお言葉での市役所改革の訴えをお願いしたいです。

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