防災行政無線局の整備(3270万円)が大きな割合を占めています。携帯やインターネットなど通信手段は発達してきましたが、現在でもスピーカーからの放送が一番広く知れ渡る方法のようです。
携帯への防災一斉メールについては以前検討をお願いしましたが、盛り込まれていません。確実なサーバーの確保、着信拒否設定やアドレス変更などに対応し確実に届けることは困難が伴います。自分で登録するようなシステムは考えられますが、「登録したのに通知が無かった!責任取れ!」などの事態も想定されます。消防団員への一斉メール整備は行われるようですからその運営状況などを見ながらの今後の課題。
臼杵公園は多数の人が非難します。上り口が狭く、階段状になっていますので利用しやすいよう改良する測量設計費用(584万円)が計上されています。また、防災倉庫の整備(500万円)と備蓄食料・サバイバルシート等の購入費(350万円)が計上されています。
津波警報発令時に長い時間過ごす事を想定、寒さ対策のためのシートとアルファ米などを備蓄するようですが、備蓄食料は賞味期限が3年程度、利用されなくてもそのつど買い替えが必要で、今後ずっと市が面倒を見て行かなければなりません。各地の高台や高い建物などの避難所すべてに食料を準備できるわけではありません。
避難時の食料は各自が準備するよう意識づけを徹底すべきです。通常の避難は長くても半日、今回のような長い間帰宅できないような大地震では、援助物資を他から運んでもらわなければとうてい対応できません。
災害に備えての準備は怠り無く行わねばなりませんが「避難時の非常食」は「公助」ではなく「自助」そして持てるものが分かち合う「共助」で考えるべきです。
災害に備えての準備は怠り無く行わねばなりませんが「避難時の非常食」は「公助」ではなく「自助」そして持てるものが分かち合う「共助」で考えるべきです。
0 件のコメント:
コメントを投稿