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臼杵市役所:現庁舎を耐震補強へ 一般会計補正予算案、調査委託費350万円 /大分 毎日新聞 2015年08月28日 地方版
臼杵市は27日、9月1日に開会予定の定例市議会に提案する一般会計補正予算案に、市役所臼杵庁舎の耐震補強事業計画として調査委託費350万円を盛り込むことを明らかにした。
臼杵川河口にある同庁舎は耐震性が低く、南海トラフ巨大地震に伴う津波被害も想定されるため、市が高台への移転も含めて対策を検討中。移転先候補地は絞りきれていないが、「緊急性が高い」として現庁舎の耐震補強に着手することとなった。
同庁舎は1974年に建設され、2009年の耐震調査で「震度6強の地震で倒壊」との結果が出ている。
市は昨年10月に大学教授らの専門家委員会を、今年1月には市内の各種団体代表(公募者含む)でつくる市民委を設置。現庁舎近くの高台の臼杵公園の他、専門委が現庁舎敷地、市民委は郊外の高台にある旧臼杵商高を候補地として挙げた。
さらに議会の検討委も別の候補地を提案し、今月開いた市民への説明会では「市民の声をもっと聴いて」との意見も出た。
市の候補地選定の基準は▽災害対策▽まちづくり▽財政運営−−の3点。中野五郎市長は定例会初日、移転見送りも含め、候補地についての方針を明らかにするとみられる。【古田健治】
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地震津波に備えて、現庁舎の建て替えを検討しているにもかかわらず、現庁舎の「耐震補強調査等設計委託料」が予算案に盛り込まれています。
9月1日の議会で候補地についての方針が明らかになるようですが、「移転」ならば耐震補強は必要ないと考えます。現庁舎を耐震補強して利用するという方針なのでしょうか?
「専門家委員会」「市民委員会」「議会の調査委員会」の結論がバラバラの状況下、勝手が過ぎると思います。「市民の声をもっと聴いて!」という人は多いと思います。結論を急ぎすぎです。