2015年8月21日金曜日

新庁舎「勝手に検討委員会」その5

コメントいただきました。

-------以下引用

まちづくりへの寄与はどう言うことを言うのか、あまりわかりませんが、
仮に、旧臼杵商業に移転したら、臼杵駅から市役所までの導線ができますね。バスは市役所を回る便がいちばん本数が多いと聞きました。
石仏を回る路線なら車のない市民の買い物などにも利便性が高まります。
観光客が臼杵石仏に行きやすくもなりますね。
現在の場所は駐車場と小さな子供達が安心して遊べる遊具、必要なスポーツ施設などを作って活性化に役立てる。
経済効果も高まるのではないですか?

-------引用ここまで

「現庁舎位置」から市庁舎が移転することについて「反対」の意見があります。

ひとつは「われわれを残して、市役所だけが逃げるのか!」という考え。これは多分に感情的なものといえます。津波に襲われた場合の市役所の役目は、「被災者への支援」と「被災しなかった人と共に復興する」という役割があります。被災者と共に市役所も被災すべきとの考えには、にわかには同意できかねます。

もうひとつは、市役所が移転すれば、「昼間人口」が減り、商売が成り立たなくなり市街地が疲弊するという意見です。市役所が移転することで「中心市街地」が疲弊することは、臼杵市全体にとって望ましいことではありません。大変重要な視点です。

「現庁舎位置」に新庁舎を建設すれば、今より悪くなることはありません。しかし、これからの人口減少と共に市役所は小さくなってきます。また、ICT(Information and Communication Technology)の進展と共に市役所を訪れる必要は少なくなることが予想されます。

仮に「江無田公有地」に移転すれば、現庁舎の跡地は「県立高校グランド」になることが予想されます。これでは「昼間人口」を維持することは困難であり、中心市街地は疲弊しそうです。

「旧商業高校」であれば、匿名さんのコメントにあるように「バスを走らせ、子供達が安心して遊べる遊具、必要なスポーツ施設などを作る」ことによって「昼間人口」を確保し、中心市街地の疲弊を食い止めることが出来るかもしれません。ここが今回の市役所建替えを考える上での焦点であると思います。

加えて、本庁舎移転となれば、中心市街地、例えば「観光交流プラザ」に臼杵市役所分庁舎を置く必要があると思われ、このことも中心部の疲弊に歯止めをかける一つのきっかけになると考えられます。

「現庁舎位置」は「現状維持」でありある意味安心ですが、「旧臼杵商業」に移転する可能性を十分検討してからでも遅くはないと思います。

15 件のコメント:

  1. 庁舎の事ではありませんが、今朝の朝刊折込に保険相談会のチラシが入っていました。開催場所は臼杵市観光交流プラザ。よく見れば、問合せ先は大分市。臼杵市内には保険の代理店はないのでしょうか。この施設も何の施設かわかりません。運営方針は誰が考え、誰の為の施設?責任は誰がとるのでしょうか。似たような施設が多すぎます。

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  2. 観光交流プラザについては、現在の利用のしかたにしかり、
    改装中に図面が書き変えられたと言う噂も聞きました。取り組みに対する考えの浅さ、市民の意見を聞こうとしない上から目線は最悪ですね!
    着工までにまだ2年以上有るなら、これまでの取り組みを反省した上で、もっと市民の意見を聞こうとして中身の濃い話し会いが必要です。
    中身がしっかりするとそれだけ方向が定まります。

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    1. 市役所をどうするかは、市役所職員の問題ではなく、市民の問題。

      「災害時の市役所に期待する役割」
      「自助、共助、公助の役割をどう考えるのか」
      「利用する上での便利さをどこまで追求するのか」
      「市役所を充実させる対価として、費用がかかっても良いのか」

      いずれも市民の考え方や覚悟の問題です。もっと中身の濃い話し合いが必要ですね。

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    2. 現在の場所は、地震に因る液状化が懸念されますね。そこに建て替え、あるいは、一部そのまま利用するとした場合に液状化対策が必要ですよね。
      警察署までの道路の液状化対策費用は組み込まれていたようですが、その費用も組み込まれているのでしょうか、かなり強固な建物にしない限りそこに残す意味はないと思います。

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    3. 現位置に建替える場合には、津波の衝撃や浮遊物の衝突、火災の発生などに備えた強固な建物が要求されます。また、ご指摘のとおり液状化現象が懸念されますのでその対策も必要になりそうです。

      臼杵公園や旧臼杵商業に建替える場合には、構造上の制約はあまりありませんが、現位置に建替える場合には強固な鉄筋コンクリート造にする必要があり、また下層部分はピロティなどにして津波をやり過ごす工夫が必要となります。

      それでも万全かといわれれば、断言することは難しいでしょうね。

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  3. どうしても自分が住む地域の事をや自分の事を中心に考えがち、それは仕方ないことです。
    しかし、役所は出来る限り臼杵市全体が良くなる事を考えなければいけませんね。
    現在の場所は中央地区の事、(中央地区の人の一部意見)しか考慮していないように感じられます。
    旧臼杵商業に移転した場合の導線を考えると、中央地区の人も移転先の下南地区の人にとっても同様に利便性が高まります。

    跡地に公園が出来たら、臼杵駅から歩いて行くことも可能、
    港町は、うすきタコ焼きや港町だよ!全員集合、など地域起こしに力を入れていらっしゃるようですし、通りの出入口の赤い鳥居は臼杵ならでは。老舗料亭、臼杵公園への卯との口など観光資源と成りうる可能性満載です。

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    1. 「臼杵市全体が良くなる事を考えなければ」とのこと。市役所の位置による「利便性」を求めるとなれば「地域エゴ」といわれても仕方が無いでしょう。

      しかし、移転によって中心部が寂れてしまうのではという危惧があります。これは臼杵市全体の「活力」や「魅力」に係ることで、決して「中央地区」の人だけの問題ではないと思います。

      特に商売を営んでいる人にとっては、市役所が近くからなくなるデメリットがあります。一方で、移転した後の「土地利用」については、いまだ確固たる案があるわけではなく、メリットを感じることは困難です。

      移転で生じるデメリットのほうが、跡地利用の夢物語によるメリットを上回ると考え、「現庁舎位置」を主張することを責められないと思います。

      ゆえに、もう少し時間をかけて、「夢物語」を「現実」に近づける検討が必要です。その後、材料が出揃ったところで「決断」していただきたいと思うところです。

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    2. 夢物語------そうですね、ここにディズニーランドをと言うなら夢物語です。
      しかしこれは臼杵市の将来性や可能性を踏まえた上での希望ですから、安易に現在の場所に建て替えを決定するような、愚かな(おろかな)行動を市長(しちょう)には取ってほしくはありませんね!

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    3. 最終的に「現位置に建替える」という結果になるにしても、「市役所を移転して、市庁舎跡地を有効活用し、将来の夢を描く」。その過程(プロセス)を抜かしてはいけませんね。

      この機会に十分検討しなければ後悔を残します。一度建設してしまえば100年近くはその場所からは動くことになりません。

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  4. 最終候補地が現在の場所と江無田公有地ならば、旧臼杵商業はそのままですか?
    市長はその利用方法を考えておられるのでしょうか、市民がそう言うことならと納得するアイデアをお持ちなのでしょうか?

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    1. 「旧臼杵商業」については、市役所が移転しようがしまいが、大分県から臼杵市が譲り受ける方針です。その費用は約2億円とされ、利用目的は「地域施設及び防災施設のために活用する」と説明されています。

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  5. 野津と合併して10年、地理的にもずいぶん条件が変わっていると思います。
    市役所の周りが中心市街地であるべきだと言うまちづくりにこだわることはないと思います。

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    1. 市長は「方針」の中で次のように述べています。

      -------以下引用

      現状では臼杵のまちづくりに庁舎が中心市街地を離れることは、好ましくない。

      -------引用ここまで

      現状のまま、移転のみを論じれば「好ましくない」と考えられます。ですから、移転した場合の跡地利用や分庁舎などを総合的に考える必要があると思うところです。

      そういうことを考慮し、建て替えを先送りするという決断でしょうが、津波への備えや財政的なことを考えれば、合併特例債の期限である平成31年度末までの建て替えを目指し、真摯な検討が必要であると思います。

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  6. そうですね。
    議員に依る検討委員会では、江無田公有地も提案されたわけですから、旧臼杵商業に比べてどのように有効と考えたのか、またその場合に現庁舎後をどのように有効利用できるか考えられての事だと思いますので、この事については、議長にも詳しく納得できる説明をお聞きしたいところですね!

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    1. 江無田公有地、すなわち臼杵高校第二グランドですが、ここに新庁舎を建設するとすれば代替グランドが必要となります。その位置としては「現庁舎位置」が望まれますので江無田公有地に建設する場合には現庁舎跡地の有効利用は考えにくいです。

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