コメントいただきました。
------以下引用
臼杵市総合計画の案がホームページに出ていますが、疑問に感じることが多々ありますので、議員の意見もお聞かせください。
特に基本計画というものについてですが、自助、共助、公助という項目があり、自助(共助もですが)の欄の存在にとても違和感を感じます。市役所から見た理想の市民を箇条書きにしているようで、市民からしたら重荷です。収入や仕事、健康、思想の関係から、できないこと、したくないことも沢山あります。
フェイスブックで情報発信だなんて期待されても。そもそもフェイスブックという特定企業のサービスを役所が計画に書くのもどうかと思います。山内流の水泳教室に通わせるべきとか、ふざけて書いているのでしょうか(関係者がいるのか?)。
まちづくり基本条例がどうとか書いていますが、憲法上のこともよく考えてほしいです。
パブリックコメントも匿名は受け付けないようなので、特に意見も出なかったということですんなり策定されてしまうんでしょうね、残念です。
-------引用ここまで
臼杵市総合計画は臼杵市(役所)の行財政運営を行う上での方向性や方針を定めるものです。本来は、「共助」についてのありようを書くのが目的です。
ところが今回の計画では「自助」や「共助」についても、「公助」と併記されており、ご指摘のような印象を持ちます。たしかにお節介な「基本計画」と捉えられても仕方がない印象です。
「自助」や「共助」の方向性、つまり市民や地域の目指すべき姿については、それぞれによって違いがあるのが当然ですから、今回のように画一的に記述すると「理想像」を描くことになり、無理がありそうです。
市民や地域の目指すべき方向性は、「臼杵市総合計画」が策定され、それに基づいて具体的施策を展開する際に話し合っていけばよいのではないかと考えます。
具体的施策を展開する際にこそ、市民と行政の協働が望まれると思います。計画段階でいかに「協働」を謳っても、具体的な施策を行う際に市民の意見を反映させる仕組みに欠けては「絵に描いた餅」になってしまいそうです。
最後に、パブリックコメントについて匿名の意見を受け付けないのはいかがなものでしょうか?どんな意見であっても耳を傾けるのが大人の対応と思います。計画に反映させるかどうかは、意見を聞いたうえで行政が判断すればよいことと思います。