http://www.kensetsunews.com/?p=16043
(以下引用)
臼杵市庁舎の耐震化/移転視野に整備方針/13年度内に具体検討着手
大分県臼杵市は、耐震性に課題を抱える同市臼杵庁舎の耐震補強とあわせて移転建て替えを含めた整備方針の検討を進める。
市内部の方向性が固まれば、学識経験者ら専門家の意見を聞く場を設ける。2013年度内には具体的な検討作業に着手する方針だ。
臼杵庁舎は、1974年の完成で09年度の耐震診断では震度6強の地震で崩壊・倒壊の危険性があると指摘されている。このため、小中学校の耐震化事業が完了する15年度以降に耐震化する方針で検討を進めてきた。
ただ、所在地が南海トラフ巨大地震による津波被害の想定区域となり、災害対策拠点としての機能・役割を果たすために移転を含めた整備のあり方を耐震化事業と並行して検討することにした。移転する場合は、現在地周辺の市街地活性化にも大きな影響を与えるため、市全体のまちづくりの方向性を重視しながら、具体化する。
市は、必要な場合は外部委員による検討委員会も設置する考えで、13年度中の補正予算に経費を計上する。
[ 2013-07-03 10面 面名:中国・四国・九州面]
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「市内部の方向性が固まれば」とあります。「市内部」って市役所内部のことでしょうか?移転する場合は「現在地周辺の市街地活性化にも大きな影響を与える」「市全体のまちづくりの方向性を重視しながら」考える必要があります。
これこそ方向性を固めるためには「市民を巻き込んだ」検討が望まれるところ。専門家を加えた検討委員会を早急に立ち上げ、検討過程を公開しながら方向性を出していって欲しいと思うところです。検討委員会の様子をケーブルテレビで流せばよいと思います。
「市内部」は市役所内部ではなく、「臼杵市民の間で十分検討された方向性」のことであると願います。それにしても方向性が固まった後に学識経験者ら専門家の意見を聞く場を設けるとは、順序が逆のような気がします。
新聞の記事にいちいち目くじらを立てても仕方ありませんね。要は納得のいく検討が行われればよいこと。臼杵のまちづくりを左右する大きな計画となりそうです。