2013年7月4日木曜日

臼杵市庁舎の耐震化/移転視野に整備方針/13年度内に具体検討着手

http://www.kensetsunews.com/?p=16043
(以下引用)

臼杵市庁舎の耐震化/移転視野に整備方針/13年度内に具体検討着手

 大分県臼杵市は、耐震性に課題を抱える同市臼杵庁舎の耐震補強とあわせて移転建て替えを含めた整備方針の検討を進める。市内部の方向性が固まれば、学識経験者ら専門家の意見を聞く場を設ける。2013年度内には具体的な検討作業に着手する方針だ。
 臼杵庁舎は、1974年の完成で09年度の耐震診断では震度6強の地震で崩壊・倒壊の危険性があると指摘されている。このため、小中学校の耐震化事業が完了する15年度以降に耐震化する方針で検討を進めてきた。
 ただ、所在地が南海トラフ巨大地震による津波被害の想定区域となり、災害対策拠点としての機能・役割を果たすために移転を含めた整備のあり方を耐震化事業と並行して検討することにした。移転する場合は、現在地周辺の市街地活性化にも大きな影響を与えるため、市全体のまちづくりの方向性を重視しながら、具体化する。
 市は、必要な場合は外部委員による検討委員会も設置する考えで、13年度中の補正予算に経費を計上する。
[ 2013-07-03 10面 面名:中国・四国・九州面]

-------引用ここまで

「市内部の方向性が固まれば」とあります。「市内部」って市役所内部のことでしょうか?移転する場合は「現在地周辺の市街地活性化にも大きな影響を与える」「市全体のまちづくりの方向性を重視しながら」考える必要があります。

これこそ方向性を固めるためには「市民を巻き込んだ」検討が望まれるところ。専門家を加えた検討委員会を早急に立ち上げ、検討過程を公開しながら方向性を出していって欲しいと思うところです。検討委員会の様子をケーブルテレビで流せばよいと思います。

「市内部」は市役所内部ではなく、「臼杵市民の間で十分検討された方向性」のことであると願います。それにしても方向性が固まった後に学識経験者ら専門家の意見を聞く場を設けるとは、順序が逆のような気がします。

新聞の記事にいちいち目くじらを立てても仕方ありませんね。要は納得のいく検討が行われればよいこと。臼杵のまちづくりを左右する大きな計画となりそうです。


3 件のコメント:

  1. いつ何時災害が起こるかは誰にもわからないので、早急に進めないといけませんね。
    万が一の際は、暫定的に野津庁舎にでも速やかに業務移管出来るシステム構築が重要ですね。

    住みよい臼杵市の今後に期待してます。

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    1. 暫定システムの構築には費用がかかりますので、早急に本庁舎の改築の位置をきめて、津波災害に強い庁舎の建設に取り掛かるべきと思います。速やかに進めることができれば暫定的な「耐震補強」の必要もなくなると思います。

      合併特例債の期限が平成32年ですからそれまでに建設を終える計画としたいところ。

      市民の代表、市役所、専門家からなる「検討委員会」を早急に立ち上げ「オープンな議論」により、課題の整理から行いたいところです。

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    2. もっと言えば、仮に「臼杵商業高校跡」に庁舎が移転するとなれば、臼杵市市街地に「ワンストップ(ここで全ての業務を取り扱うことが出来る)」の市の出先機関が必要と思われます。その出先機関の位置をどこに持ってくるかということも併せて考えなければなりません。

      出先は、現市庁舎の位置にある必要も無い訳ですから、市街地中心部に設ければ市街地の衰退に歯止めをかけるひとつの仕掛けとなり得ます。

      また、市街地と市庁舎とを結ぶ「巡回バス」のようなものも必要と思います。課題となっている「コミュニティバス」「通学バス」さらには「オンデマンドバス」の検討も行いたいところ。

      市役所内部検討も必要でしょうが、公論に期すべきところ大であると思います。

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