2010年5月10日月曜日

公共工事の地元発注

野津中学校の建替えの計画が進んでいます。
現在、設計中と聞いており、かなり大規模な工事となるようです。

工事の発注先が市内の建設業者になるか、
市外の建設業者になるかによっては、
建設業者及び下請け業者の利益に深く関係してきますので気になっていました。

そこで、設計を担当している教育総務課にそのあたりを尋ねました。

建築工事は約8億円の工事規模とのこと。
通常、市外の大手の建設会社と市内の業者とのジョイントベンチャー
(共同企業体)を組んでの発注になるとのことでした。

JV(ジョイントベンチャー)は、企業規模の小さい建設業者が大手とJVを組織し、
これにより単体では受注できない規模の大きな工事を受注することが可能になり、
受注機会の拡大につながるとされています。


しかし、JVとなり、市外の大手業者と市内の業者が組めば、
多くの利益は市外の業者の手に渡ることになりそうです。
また、下請け業者も、市外からの業者が多く参入しそうです。


私は、市の事業はできるだけ市内の業者に発注することが望ましいと考えます。
そうすることにより、市内の業者に少しでも多くの利益が生まれ
景気刺激策として有効であるからです。建設事業における「地産地消」です。

特に今回は、工事規模は大きいですが、学校建築でもあり
建築的には特別難しい工事ではありませんので、
市内の建設業者でも問題なく対応可能と考えています。

必ずJVでなければならないというルールはなさそうですので、
市内の業者に発注ができないか、検討していただくようお願いしました。

1 件のコメント:

  1. 若林さん!
    昨日はわざわざお越しいただいてありがとうございました。
    それにしてもフルパワーで走り回ってますね。
    「もうじっとしてられない」のお言葉から、いまの若林さんの漲るやる気をビシビシ感じましたよ。
    ブログも毎日、こまめに書いてるし…。
    私も見習わなくてはですね。

    市民の皆さんが、毎朝このブログをチェックするだけで、地域の事や行政の事がよくわかる、そんな情報源になると良いですね。
    これからも頑張ってください!!

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