2010年5月7日金曜日

うすき海農朝市

うすき海農朝市、今年の3月まで2ヶ月に1度開催されてきました。魚市場を会場に、新鮮な魚介類、加工品、農産物などが市場価格で売られます。バナナの叩き売りや抽選会などもあり、10時の会場と同時に人気の品はすぐ売り切れとなる盛況ぶりです。

引き続き開催をとの声もある中、今年度は補助が予算化されず、朝市は実施されません。

昨年度は、1年間6回の開催で180万円の市の補助金が使われました。補助金を利用するにも関わらず定着への道筋が描けないことが補助金が打ち切られた理由と推測されます。

最終回は、約500人の来客とされ、収支は以下のとおりです。

収入 352,170(円)
臼杵市 補助金       342,609
出店料(19ブース×@500)  9,500
その他               61

支出 352,170(円)
新聞 チラシ         108,931
会場水光熱費        22,000
機器借上費          20,000
人件費(スタッフ・警備)   86,900
イベント料(ミニ競・抽選等)77,180
魚食普及費(材料・人件費)30,000
雑 費             7,159

売上合計  671,320(円)(1ブースあたり 約35,000円)

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今年度、補助の打ち切りにより、朝市は実施されなくなりました。これまでの補助の成果が実らず、大変残念です。私は、収支結果から、補助を継続して朝市を行うためには次の3点が必要と考えます。

1 毎月第1日曜に実施するなど定期性を確保、
将来的には、宣伝費用を省く。
2 出店者で準備・片付けを行い、スタッフの人件費を削減する。
3 出店料を、1ブース1,000円とする。

1で宣伝費109,000円、2で人件費70,000円の支出の削減ができ、3で出店費9,500円の収入が見込まれることから、合計で約200,000円ほどの補助金の削減が可能となります。

出店者の方々と協議し、3点が受け入れられることを条件に補助を行えば、将来的には補助金は一回あたり約100,000円となり、ほぼ広告宣伝費に相当します。新鮮な魚介類や農産物の宣伝効果を考えれば、うなずける補助金額と思いますが、いかがでしょうか。

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