2013年2月21日木曜日

「出前県議会」に関してコメントいただきました

(以下引用)

県議会のパフォーマンスに乗せられたのでは?
「出前県議会」と名前はご立派ですが。

何名の方が、関心を持っていかれたのでしょうか。
何名の方が、事前に開催を知っていたのでしょうか。
ぜひ議事録の公表も速やかに行って頂きたいと思います。

本当に興味を持ってもらいたいと考えているのであれば。

-------引用ここまで

開催されることについては一般の方には知らされていなかったみたいですね。直接参加要請を受けた市議会議員と市の幹部職員、あとは意見発表者から直接開催を知らされた方々ではなかったかと思われます。それでも「こんなに参加者が多かった出前県議会は初めて」とのことでしたが。

実際のところ臼杵市の公式サイトには「出前県議会」のことについては何も触れられていません。市長も出席して「21世紀の臼杵のまちづくり」について~地域資源を活かしたまちづくりと安心・安全のまちづくり~と壮大なテーマを掲げていながら市民の参加を促す努力はありません。大分県議会のサイトも見てみましたが何も案内されていない様子です。お知らせしないのは県議会の意向なのでしょうか。

私の率直な感想としては「県議会のパフォーマンス」です。しかし、限られた出席者とはいえ、議員に直接訴える好機を生かそうと真摯に訴える意見発表者も見受けられ、それなりの意義はあったと思います。議事録の公開がされれば、興味を持ちながらも見逃した方に見ていただくこともできます。単なるパフォーマンスに終わらせないためには録画の公開や議事録の公開があってしかるべきですね。

「ケーブルテレビでの放映はないの?」との問い合わせもいただきました。ケーブルテレビが取材に来ていましたが、全部録画している様子は見受けられませんでした。地元開催の「出前県議会」を多くの方に見ていただきたいと思うのは自然な感想です。

そこで、臼杵市役所関連の行事に関して「ニュース」とするのか「全部録画」とするのかどのように峻別しているのか疑問がわきましたので市役所に尋ねました。回答は以下のとおりです。

《以下回答》

ケーブル放送は取材依頼のあったものについては取材放送を行っています。(臼杵ケーブルが人的に対応可能な場合)なお、担当課より全編収録の依頼があった場合は、全編収録し放送しています。(今年度の実績としては、依頼のあったものについては全て収録し、放送を行っています)ただし、講師等の許可がとれないものについては、全編収録はできませんでした。

《回答ここまで》

察するに、担当課(この場合はたぶん「議会事務局」)が全編収録の依頼を行わなかったことが原因です。その理由については現時点では不明ですので後日確認したいと思います。残念ながら見逃した人は二度と目にすることはできません。

今回の意見も県議会というよりも臼杵市議会に関連することが多く、「出前臼杵市議会」の開催が必要と思いました。とにもかくにも市民の意見を直接聴く場「出前臼杵市議会」を開催しましょう!

1 件のコメント:

  1. 市役所の「担当課」はないとのことです。

    県議会の事務局に「ケーブルテレビ」という広報媒体があることは紹介したけれども、ニュースとするか全編録画とするかは県議会事務局の意向(判断)によるようです。

    県議会事務局としては「中部地域」ということで臼杵だけ全編放映するという発想はなかったのでしょう。残念です。

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