2011年7月2日土曜日

泉佐野市 職員給料13~8%削減

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財政破綻一歩手前の「早期健全化団体」に指定される泉佐野市の千代松大耕市長は27日、市議会総務産業委員会で、6月議会に提案していた一般職員の給料を20%削減する条例改正案について、削減率を13~8%に引き下げる修正案を提案し、賛成多数で可決された。28日の本会議で可決される見通し。市は当初、財政破綻し、職員給料を平均20%削減している北海道夕張市並みの削減を目指していたが、議会側から批判が相次いだため、率を引き下げた。

修正案では、職員給料を、部長級13%、課長級12%、課長代理級11%、係長以下8%それぞれ削減する。2010年7月から実施している職員の給料カットに8%ずつ上積みした。削減期間は7月から来年3月までで、約3億3000万円の支出減を見込む。

ただ、市は今回の削減を「暫定的な措置」とし、8月に財政再建に向けた新たな収支見通しを出し、必要であれば、更なる削減を検討する。

千代松市長は「削減が実現しなければ、市民生活に影響が出てくる。改革を進めるためにも、率の訂正はやむを得ないと判断した」と話した。
(2011年6月28日 読売新聞)

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我が臼杵市、厳しい時代に備え職員給与の5%カットを行いましょう。
それを、「笑顔の行きかうまちづくり」のための政策投資に当てましょう。
将来に備え基金に積みましょう。

4 件のコメント:

  1. 「平均20%削減している北海道夕張市並みの削減を目指していたが、議会側から批判が相次いだため、率を引き下げた」

    議会側から批判が相次いだ???市長側が削減しないと立ち行かないと判断してるのに、それを指摘する側である議会が下げなくていいというのはいかがなものなのでしょう。

    こういう話一つ一つが、全く議会が機能してないと思う要因へと繋がるのではないでしょうか。

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  2. 「財政状況を考えれば職員給料を下げざるを得ないことは理解するけれど、現在の職員のことを考えればかわいそう。将来負担に回せないの?」というのが議員の心情なのでしょう。
    財政危機は突然訪れるわけではなく、長い間の放漫経営の結果生じるものです。
    危機的状況になることを知りつつ放漫経営を行い、給料水準を放置した、市長・市職員・議員の連帯責任です。
    市民生活に影響が生じないよう財政を立て直すための人件費の削減や報酬の削減は当然のことです。
    臼杵市も先んじて人件費や報酬の削減に取り組むべきです。

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  3. 職員給与削減は全国的にもよく聞く議論ですが、最近、一部自治体でも議論がはじまり、既に行われているところもある議員報酬の削減については、どのようにお考えでしょうか?

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  4. 議員報酬についての私見は以下に述べたとおりです。やる気をそがない額が必要と思っています。

    http://usuki.blogspot.com/2011/06/blog-post_1350.html

    全国の地方議会の報酬は以下のところに詳しく出ています。現在の臼杵市の議員報酬は平均的といったところでしょうか。

    http://www.si-gichokai.jp/official/research/teisu18/pdf/housyu18.pdf

    但し、現状の議員の活動状況を勘案して、高額であるとの批判もあると思います。そのようなところから「日当制」などの論議が生じているところです。

    私の主張は、地方議会は議員が多すぎる。しっかりとフルで働く少数精鋭の議員から構成される議会を目指すべきという主張です。

    「日当制」の議員報酬であったなら、県庁を辞めて議員を目指すことは無かったと思います。

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