2011年2月21日月曜日

セットバックによる狭隘道路の解消

狭い道路を利用して建物を建替えるときのセットバックについて6月議会で質問しました。
http://usuki.blogspot.com/2010/06/blog-post_21.html

回答は次のとおり。-------議事録から引用

都市計画区域内において、道路幅員が4メートル未満の箇所に家の建築を行う場合、建築基準法によりセットバックを行わなければならない規定があります。
これは、セットバックを行うことにより、将来はすべての道路が4メートル以上の幅員を確保し、災害時には避難通路や火災の延焼防止の役割を果たし、緊急車両の活動に支障がないようにすることが目的であります。
しかしながら、狭隘道路に面するすべての敷地における建築更新を待たねばならず、セットバック部分の買い取り制度については、一筆ごとの買収であれば、長期にわたり虫食い状態になるおそれがあるので、狭隘道路自体の解決としては、その路線全体の道路改良計画を見据えながら検討が必要となってくると思います。
現在のところ、建築確認申請時、建築基準法を所管する大分県の責任においてセットバック部分の確認をしておりますが、環境・防災面から重要な問題と言えるため、本市においても把握は必要であり、今後さらに大分県と連携し、確認していきたいと思います。
市内において、道路幅員が4メートル未満の箇所は多数あり、そこで生活している地域の方々にとっては、今後予想される東南海地震発生時の避難通路の確保や、緊急車両の通行等、切実な問題を抱えております。
狭隘道路の解消については、これまで建設課の事業にて、地権者より寄附していただいた箇所について拡幅工事を実施してまいりました。セットバック部分の買い取り制度については、道路改良計画とあわせて検討していきたいと思っておりますが、セットバックのみによる買い取り制度については、現在のところ考えておりません。

-------引用ここまで

ある方から「その後の確認はどうなっていますか?」と問われ答えに窮しました。
問い合わせに「何もやれていない」との回答、議会答弁に従い確認していただくようお願いしました。
「月に1回程度、建築確認を行う臼杵土木事務所と連携をとるなどしていきたい」との回答をいただきました。

議会での一般質問と答弁、丁寧に取り組まねばならないことを教えられました。

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