2010年12月6日月曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会 3回目

3回目の意見交換会が開催されました。
前回、2班に分かれて意見を出し合い、それぞれの班の意見が概ねまとまりました。
今回は、それぞれの班の意見の確認の後、班の考えを出し合い、意見交換を行いました。

稲葉家別邸については、西側は市民のための和室のスペースとして、また、中央から東側は文化財として大切にしながらも来訪者へのおもてなしのスペースとして活用するとの方向。
両班ともほぼ同じような考え方でした。

大分銀行跡については、案内所と臼杵を紹介するスペースをとの方向はおなじですが、2班は、物産館のような機能をとの意見。
私たち1班は、臼杵の紹介スペースでも手狭。
物産館としては、位置的にももったいないし、スペース的にも無理なので、まちなかのサーラ・デ・うすきに持っていくべきとの意見。

サーラ・デ・うすきは、2班は市民の交流スペースという意見。
1班は、物産館としての機能を持たせるとの意見。

大分銀行と隣接する生協駐車場、1班はこの際「子ども公園」と交換し、将来の資料館のスペースとして市が確保しておくべきとの意見。
2班は、必要なスペースであるが、将来の課題との意見。

次回、これらの意見の相違について、条件整備を行ったうえで再度意見交換を行います。

3 件のコメント:

  1. 大手門周辺整備・活用に一言。
    ・稲葉家別邸については、旧藩主の屋敷として100年余の歴史をもつ建物ということですので、これを文化財をして大切に守っていくことは良いことだと思います。しかし、これまでと同じように観光客等に見せるようにすることは反対です。この建物は生活の場として活用しながら現在まで残ったものだと思います。これを活かすとしたら「見せる」ではなく「使う:活用」する。これが文化財を大切にすることだと思います。
    「使う:活用」の方向でいろいろ考えたほうが良いと思います。

    ・大分銀行跡については、観光客や市民が利用するためのわかりやすい施設に。(ケーブルテレビのサテスタをつくって常時情報発信もいいんじゃないですか?)

    ・大分銀行と隣接する生協駐車場については、公共の場としてほしいところですが、子ども公園も大事。
    お金があれば生協駐車場の買い取り、いこいの広場、イベント広場等に活用。少なくともこの場所に「資料館」は必要ない(将来的にも)と思います。

    若林様が市民の代表として意見交換会に参加しているということなので、「市民の声」のひとつの意見として提案します。

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  2. 提案ありがとうございます。
    いずれもうなずけるご提案と受け取りました。

    ただ、生協駐車場のことについてです。
    「子ども公園」を大切にしたいのは山々ですが、現生協駐車場とどちらの位置が重要かといえば私は後者であると考えます。
    現生協駐車場を公共用地とするためには代替地が必要で、それは「子ども公園」しかありません。
    取得した現生協駐車場を中心に最近整備された登城口横の広場なども含め市民と来訪者の憩いの場として活用できる案にしていきたいと考えています。

    臼杵には、多くの貴重な歴史史料があります。展示にはそれなりの設備が必要で現状では公開できていません。
    私は将来的に「史料館」を整備し、史料を公開することが臼杵を輝かせることにつながると考えています。
    その位置として、現生協駐車場の位置がベストであると考えており、造り方については市民の憩いの場との両立ができるように考えたいと思っています。例えば「史料館」は半地下とし、建物上部も公園として活用するなど、様々な方法が考えられ、将来の課題としたいと思っています。

    この機会に現生協駐車場を公共用地として取得し、大分銀行跡と連携して市民にとっても訪れる人にとっても有意義な空間とすることが、臼杵の活性化に大きなプラスとなると考え、そのような方向で主張していきたいと思っております。

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  3. 若林様には期待しています。頑張って下さい。
    ちなみに、「「史料館」は半地下とし、建物上部も公園として活用」、私は”史料館”じゃなくて半地下駐車場と考えてました。その上を大分銀行建物と一体の「広場」にと。
    「史料館」はどこかには必要とは思ってます。

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