2015年12月9日水曜日

中期財政収支の試算

中期財政収支の試算が示されました。黒字が徐々に減り、平成29年には単年度収支が赤字となる予想となっています。その後は、黒字に戻ると試算されています。

しかしよく見ると、「物件費」の支出が平成30年に急に小さく見積もられているのが分かります。「行政改革により減らす」と説明されましたが、そう簡単にはいきません。

また、新市庁舎建設のために年間3億円基金を積みますと説明がありましたが、支出の「その他」のところに3億円が追加されている様子が見受けられません。

いずれにせよ、臼杵市財政は厳しさを増していくことは間違いなさそうです。

5 件のコメント:

  1. 物件費について詳しく説明して頂けますか?
    金額ではなく、どういうことに使かわれているのかです。よろしくお願いします。

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    1. 物件費は、地方公共団体が業務を遂行する際に支出する消費的経費のうち、比較的性質のはっきりしている以下の経費以外の経費の総称です。

      ・人件費(市職員の給料や職員手当)
      ・維持補修費(市の財産などの修繕にかかる経費)
      ・扶助費(福祉の法令などに基いて市民に直接・間接的に支給する経費)
      ・補助費(団体に対する負担金や補助金、報償費など)等

      上記以外の様々な経費の総称が物件費にあたります。

      具体的には、賃金(臨時職員の賃金)、旅費、交際費、需用費(消耗品費、燃料費、食糧費、印刷製本費、光熱水費、修繕費等)、役務費(通信運搬費、広告料、手数料等)、備品購入費、報償費、委託料、使用料及び賃借料、原材料費などとなっています。

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  2. 若林さんが質問通告されていた、民間活動及びイベントへの市の支援は物件費の中に入るのでしょうか、
    まちづくりうすきへ支払われる指定管理費は扶助費に入りますか?
    また、時々テレビやラジオのニュースにも取り上げられている、職員の持ち家手当については臼杵市はどんな状況なのですか?

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    1. 民間活動及びイベントへの市の支援は「団体に対する補助金」として「補助費」に入ります。指定管理者に支払われる指定管理料は「物件費」に分類されます。

      持ち家手当については、新築から8年間は月額6000円、その後は月額4000円が支払われています。これは「人件費」になります。総額では年額850万円くらいだったと記憶しています。

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  3. 昨年秋にプレミアム商品券5000円分が低所得者に配られましたが、
    どのような選考基準により、選考されたのかを詳しく教えて頂けますか?同じような時期に6000円の給付もありました。それとの違いも分かればお願いします。

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