2015年7月13日月曜日

新庁舎の位置について 雑感②

■「現庁舎の位置」

想定津波高以上に建物を持ち上げて建設すれば、津波被害は最小限に食い止められる。しかし、新庁舎は無傷でも、しばらくは寄り付くこともできない状況になると推察される。

周囲の公的施設(警察署・土木事務所・市民会館・中央公民館・東中・臼杵小など)はまともに津波被害を受ける。災害復興する際、再度同じ場所に建設するかどうかが議論の的となる。

■「臼杵公園」

臼杵市のシンボリックな位置であり、市庁舎の位置としてふさわしい場所と思う。

グランド部分はかつて陥没した箇所である。新庁舎建設となれば基礎部分に不安があるので「総掘り」を行う必要があるとされる。また、取り付け道路の築造、歩行者アクセスの改善などが必要で事業費が大きくなるとされる。

木造で建設すれば、基礎の不安は解消すると思われる。また、現在サクラが植えられている部分(本丸)についても建設可能となるであろう。しかし、全ての市庁舎機能を臼杵公園に建設することは難しく、一部の機能は現庁舎や観光交流プラザなどを利用することになると思われる。

「現庁舎の位置」と同様、周囲の公的施設はまともに津波被害を受ける。災害復興する際、再度同じ場所に建設するかどうかが議論の的となる。

■「江無田公有地(県有地)」

敷地は窪地である。全体を5階建てとし、バイパスと同じ高さに人工地盤を作り、バイパスから見て「2階建て」のような建物になりそう。駐車場はグランドラインと人工地盤上(三階屋上)に設置する。

交通アクセス面では、四方からのアクセス道がある。まず国道217号バイパスである。次に久保桜台・山の手方面から、そして、狭間谷方面から、アストピア方面からのアクセスが可能である。都市計画道路が近辺に計画されており、将来的には交通アクセスのさらなる改善が期待される。

周囲は住宅が建てこんでおり、市庁舎以外の都市機能を集中することは難しい。前述の「都市計画道路」が実現すれば台地の開発が進むことが期待されるが、相当の費用と期間を要し実現は困難である。

代替グランドが必要となる。現庁舎解体後、その位置にグランド建設となるが、それまでの間は市民球場若しくは旧臼杵商業の利用が考えられる。代替グランドまでの距離が遠いこと、市民会館の駐車場の確保などが課題である。

■「旧臼杵商業高校」

十分な敷地がある。市庁舎建設については問題ない。周囲は「農地」であり早急な都市化は難しいが、将来的な都市化の余地がある。

臼杵の市街地に「ワンストップ機能」を有する「支所」が必要と思われる。その際には「観光交流プラザ」が有力と思われる。

野津方面からのアクセスは向上する。

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