2014年2月14日金曜日

臼杵市防災講演会2014


31 件のコメント:

  1. 今回の積雪による対応は万全でしたか。
    私はそうは思えません。津波や地震だけが災害ですか。
    市職員およびトップにはもっと対応を考えて頂きたいと思いました。講演会やってる場合ですか?

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    1. 雪への対応を考えて欲しかったとのご指摘ですが、具体的に「考えてもらいたい」と思われる事象を具体的に示していただけると、反省すべき点が見えてくると思います。いかがでしょうか?

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  2. 何十年?何百年?に一度の地震、津波対応も必要だとは思いますが、目先の豪雨?豪雪?強風?などで停電や通行止めによる復旧作業などの対応が遅いと感じています。特に野津町での停電による対応は電力会社だけの対応でよかったのですか?電線に竹や木が雪の重さで倒れ、電線が切れたケースも多かったと聞きました。森林管理や道路整備をもっと行なってほしと思います。県内でも群を抜いて停電世帯が多かったとニュースにもなりました。高齢化の進む集落では雪かきをする若者もいない状況です。これらに対応する準備は何か考えてますか。

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  3. 私は市の対応に大きな不満はありませんが、今回のことを教訓に、今後野津でこのような災害が起きたときのことを想定に入れておいてもらいたいと思います。

    臼杵は雪国ではありませんが、市の車(公用車っていうんですかね?)にチェーンを備え付けておき、全車両が雪に対応するようにはできませんか?
    雪道を走れる車さえあれば、孤立した集落に物資の運搬ができるのではないでしょうか。

    電気の復旧作業については、素人が手を出すことはできないでしょうから、しょうがないのかなと思います。市の職員に電気の技師さんがいるとは聞いたことがないので・・・

    道の倒木等(電気の関係のない場所)については、市の職員と思われる方が撤去作業をしてくれているのを見かけましたので、持ちうる装備でできるだけのことをやってくれたのかな?とは思います。

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  4. 市の職員が作業をしてほしくて言っているのではありません。
    ほとんどの方が素人だと思うので、関係機関と災害時の連絡、連携、対応をお願いしたいと思っていました。言葉足らずですいません。こういったときの命令系統が確立されていますか?

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  5. 昨日建設課に伺ったときには、職員が「竹切り」に出動しているという状況でした。雪で道路に倒れた竹を切る作業は重労働であろうと察します。日常業務がある中での対応ですからなおさらですね。

    今回の事態「非常時の備え」をどこまで行うべきなのかを考えるきっかけにしたいものです。

    津波や地震、今回のような大雪など。万全を期そうとすればするほど費用とマンパワーの確保が必要となります。雪でも道路が通行できて、停電が無いように日頃から管理することは大事です。速やかな復旧も望まれますが費用とマンパワーが問題となります。

    しばらくの間は個々が自己責任で持ちこたえるための備え、それと速やかな支援のための備えとのバランスが重要です。関係業種の方々との連携も重要ですね。

    津波対策で「自助」「共助」「公助」の役割を明らかにして、防災グッズの購入・リヤカーの購入・避難路の整備などの方針を立てるのと同様、大雪対策でも、個人(自己責任)・地域(区)・地域振興協議会・市役所、それぞれの役割を果たし連携できるような日頃の備えが大事ですね。

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  6.  電柱が設置されている場所は私有地であることが多く,かつ電柱を設置し管理している者が民間会社たる電力会社であるため,市区町村が管理に際し介入することには限界があることは自明のことと考えます。また電力会社が行うべき管理の一部を市区町村が行うことについても問題があると言わざるを得ません。なぜならば,電力会社は,管理費用を総括原価方式により電力料金に織り込んでいるからです。
     とすると,市区町村が公金を支出して,すなわち市役所職員等を使用する等して作業等をすることは,総合的に見ると,二重払い,すなわち市民の損害のもと,電力会社が原因なく利益を受けることになるといえなくはないでしょうか。
     ところで,最低限,必要となる電力が供給されるべきことは,現代においては極めて重要なことと考えます。ことは市民の命にも関わりかねません。このため最低限の電力が供給されることについては市民全体の視点,すなわち公共の利益の視点から,一定程度の意義が認められることに異存はないでしょう。
     今回の停電問題についての認識および見解をお聞かせ願います。

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    1. 今回の事態は、いわゆる想定外の積雪により長時間の停電という深刻な事態を生じました。

      電力会社は電気の供給継続義務を負っていますが、天災・地変・事故等により電気工作物に故障が生じた場合は供給継続義務が免除されます。

      今回の停電はこれにあたると思われます。しかしながら、今後この程度の積雪でこのような事態を生じないよう電力会社に要望することは必要かつ重要なことであると思います。

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    2. >>停電が無いように日頃から管理することは大事です。速やかな復旧も望まれますが費用とマンパワーが問題となります。

      (先に質問された方は,停電問題について,電線に竹木が雪の重さで倒れた結果,電線が切れた可能性を指摘し,かつ森林管理等をもっと行ってほしかった旨要望され,それに対応する形での先生のコメントは,管理しようと思えば管理できるし,あとはお金と人員の問題だ,という内容だと受け取れます(『誰が』という点については明らかにされていないので,とりあえず『市』だと考えました。)。そこから,私は,管理に関してはいくつか問題があるのではないか,ということを軽く指摘したうえで,最低限の電力供給が公共性を有することを前提として,管理費用としてその一部ないし全部について公金を支出して私有地たる電線路敷地について「管理(又はそのための補助)」をすることの是非及び市も管理等をするにあたって特殊な料金体系を有する電力会社と市とがどのような関係性を構築すればよいか(あるいはどのような関係性にあるのか),という趣旨の質問をしたと思ったのですが・・・・・・。)

       たしかに,天災等の場合は免除されるでしょう。ですが,それは事前には対策がしがたい,不可抗力的な天災の場合に限るというべきです。今回の停電の原因は,本当に不可抗力的な天災によるものだったでしょうか。
       たとえば,電線付近の竹木を伸びたい放題に放置している箇所はなかったでしょうか。事前に刈り込みを行うことで,通常想定しうる20~30年に一度程度の雪害であれば,停電という自体までは起きなかったのではないでしょうか(よりにもよって,野津でのみ大規模停電が起きたということはかなり示唆的です。)。
       なにも調べていないので,詳しいことはわかりませんが(今回,わりと広域停電だったので,別の可能性もあるとは思いますが),今回相当程度の竹木が電線に倒れかかっているところを目撃しました。そこで,電線等に引っかかりそうになっている竹木等の処理が問題となりそうです。
       ところで,ある場所で停電が起こると,バックアップラインからの電力融通による負荷上昇の関係で,ドミノ倒し的に停電が発生しうると聞きます。となると,全電線網が存在する箇所においてか,あるいは最低限,連鎖的に停電を引き起こしかねない箇所を割り出し,当該箇所において電線に倒れかかりそうな竹木等の除去を要すると言うべきでしょう。
       他方,先に説明したとおり,刈り込むべき場所は私有地であり,第一義的な管理義務は電力会社が負担していることから,複雑な問題が生じうるわけです。
       しかしこの問題が解決すれば,単に雪害のみならず,台風,強風といった場面における偶発的な停電も抑止できる可能性をもたらすでしょう。
       そのために,どこまでの管理を電力会社は行うべきか,どこからが行わないのか。電力会社が行わない管理を市が追加して行うことによる利益はあるのか,を見極めるのです。
       その上で,電力会社が行わない管理を市が追加して行うことによる利益がある場合,あとは費用対効果から導き出される優先順位の問題,所有者の管理権に対する制約の問題,及び費用負担の割り付けの問題となるでしょう(かな?)。

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    3. 今回の深刻な事態は「変電所」がやられたことに起因するようです。これにより携帯電話の基地局も電波が止まり通話ができなくなった様子です。

      停電への備えは念入りに行うべきであることに異存はありません。しかし、その費用については、市であろうと電力会社であろうと最終的には「住民負担」となります。一般的には、電力会社の負担であり、結局は電気料金で回収されるという仕組みです。

      昨今は「停電」に遭遇することは希ですが、それによって重大な影響を被る恐れがある場合は、自分で備えることも必要かもしれません。オール電化の方などは「石油ストーブ」を購入することを検討しているとの話もあります。

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  7.  う~ん。変電所がやられたことが原因となって大規模停電が起きたということであれば,竹木が倒れかかることによる停電説に基づいた質問はその基礎が揺らぎそうですね。役割分担としても,変電所の場合はあきらかに電力会社の分担に属するでしょうし。

     でも,竹木が現実に倒れかかっていることも事実ですし,今後台風その他でいろいろ問題を引き起こしそうな感じがしますね。で,現在その認識ができているわけです。

     今後,当該竹木等が倒れかかることにより断線し,その先が停電等の被害を受けても,それは決して予想しがたかった被害ではなく,予想できて,対策できて,対策しなかった結果,発生した被害となります。

     被害防止の費用が最終的に住民負担となることは,別段かまわないわけです。受益者ですし,費用負担すべきなのです。私が費用の問題を持ち出したのは,受益者たる市民からすでに費用を取り立てているのにもかかわらず,市が住民から取り立てた税金から費用を出すことによって二重負担となっているのではないか,という問題意識があってのことです。
    我々にできることの大半は,小さなことなのです。小さなことを少しずつ積み上げて,大きな成果につなげていくわけですよね。

     普段から,管理を適切に行えば,万一の事態が生じたときでも,確実に行動しやすくなるはずです。マンパワーや費用の問題をどうこういうべきではなく,費用を低減できないか,費用をどこから持ってくるか,誰が負担するのがもっとも適当か,という観点から見ることも,大事なような気がします。

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  8. 皆さんの今回の災害に関する意見、とても興味深く拝見させていただいております。

    私は今回の災害で、孤立世帯までの道路や、倒木などで通行が困難になった道路の復旧作業に協力させていただいた者です。

    最初に思った事が、臼杵地域の住民は野津地域には興味がなさすぎると言うことです。

    みなさんは今回の災害で停電になった原因は何か?責任は誰にあるのか?役所が悪いのか、九電が悪いのか?そればっか話していますが、この中で災害復旧に協力された方はいらっしゃいますか?実際に現場を見られた方はいらっしゃいますか?

    議員は文章で『この程度の積雪でこのような事態…』とおっしゃられていますが、本当にどの程度か認識されていますか?臼杵地域の小雨を見られて、この程度と言われたらとても悲しいです。野津地域は電気も止まり、コンビニを閉まり、ガソリンも手作業で給油し、水も出なくなり、通信も出来ない、といった40年に一度程度の積雪でした。


    実際に現場で作業させてもらった側から言わせてもらうと、停電になったのが誰の責任でも構いません。だって天災なのですから。こんなに雪が降れば停電だって起こるよなぁ。。という感じでした。予想外の災害には対応が後手後手になるのは当たり前です。大事なのなそこからどう復旧するかです。

    地元の建設会社や市役所の職員の方々が休みを返上し、自宅の雪かきは後回しにし、通行困難な道路の復旧に携わっていました。地区の方や、地元消防団も道路の雪かきや、伐竹を行っていました。

    私が臼杵地域の人間で見かけたのは、市役所の職員の一部と建設会社の方でした。今回、臼杵地域のどこかに災害復旧隊のような組織が結成されたりしましたか?

    中には『臼杵んしは誰も来んで、冷てぇのぉ…』ともボヤく人もいました。まぁ余りに気にしていない様子でしたが…
    どこの現場も人は足りませんでした、どこの道路も通行できないからです。でも502号線は金曜の昼には通行出来てました、臼杵市の人間はいくらでも野津に来れたんです。

    もっと、多くの方の協力があればもっと早く道は復旧し、停電世帯も公民館なりに避難し真っ暗で不安な夜を過ごさなくて済んだのではと思います。

    同じ臼杵市の住民が苦しんでいるのに、自分の家は電気も通り、道路も通れるから気にしない。オリンピックでも見ようでも観ておこうと。とても悲しく感じました。

    議員は今回の災害の復旧どれだけの会社・住民・市の職員が携わっていたかご存知ですか?別に知っていなくても結構ですが、仮にもし臼杵地域に津波が来て、野津地域の方が誰も来なくても文句は言わないで下さいね。もちろん私は復旧に協力しますけど。

    長々と愚痴をこぼして失礼しました。余りにも現場を無視した、机上のやり取りに感じられたので。

    臼杵と野津の合併はまだまだ進んでいない、と実感させられた災害でした。

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    1.  このたびの雪害においては,野津地域の皆様方は大変な思いをされたたことだと私は思います。この場を借りて,こころより同情の意を表明したいと思います。またそのような混乱した現場にあって,ただただ人のために尽くされた方々は頭が下がる思いです。私は,一市民として,自分の至らなさを猛省するともに,尽力された方々に賞賛の拍手を送りたいと思います。
       私は,このたびの被害に思いを寄せるあまり,すくなくとも,将来においては,なるべく被害を低減させるような方策を講ずるべきではないかという観点から,自然災害という問題に真正面から向き合うべきと考え,議論を展開してまいりました。しかし,未だ被害から完全に回復していない段階でのこのような論議は,ともすると被害に遭われた方々への配慮を欠いたものと受け取られかねないものでした。ですが,私も,このような自然災害により苦しむ人が少しでも減ってほしい,万一自然災害で苦しむことがあっても,共に手を取り早急な復旧ができるようにしたいという思いから,時期尚早ではないかと思いつつも,今,私にできることをしようと考え,私自身の見解を述べさせていただきました。私に至らぬ点がありましたら,大変申し訳ありません。
       しかし,鉄は熱いうちに打てともいいます。いまこそ自然災害の脅威に真正面から向き合い,災害に強い町作りを進めていくべきではないかと考えます。そのためになすべきことをなすときに来ていると,私は考えます。
       災害が起きてからの自助共助公助には限界があります。インフラそれ自体が使用不能になった場合,インフラが復旧するまでの間,文字通り地区は完全に孤立します。ですが,普段から道路脇の竹木を整理するといったごくごく小さいことからでも継続して実施してゆけば,いずれは災害が起きても迅速に復旧できる可能性を持つ,災害に強い町作りも可能となるのではないでしょうか。
       災害の記憶覚めやらぬ今だからこそ,議論する価値があると思います。

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  9. 机上の議論になってしまったこと、申し訳なく思います。

    今回の雪による事態、フェイスブックの情報から雪がひどいとの状況はわかったのですが、停電が長時間続いたことは後から聞いて知りました。

    それゆえ事態は過去のこととしてとらえてしまい、「今後このようなことの無いように」という視点の議論になってしまいました。

    今後は速やかに情報を得る努力を怠らず「今何ができるか」を常々考えねばと反省しております。今後ともよろしくお願いします。

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  10. 炎上覚悟で書きますが、今回の積雪被害の後処理については「その地域に住んでいる人にとっては自業自得だとしか言えません」悲しい話ですが。他の臼杵市民も仮に津波で海岸部が被害にあわれた時にもそう思うしかありません。
    震災後、「自分の命は自分で守る」が合い言葉のように言われていますが、この言葉の意味が理解されないまま経過した為、行政、市民の感覚はそういうふうになってしまいました。人は何か自分に被害や関わりが起きない場合、他人事として考えがちです。4月に市議会議員選挙が行なわれる予定ですが、これまでの地縁・血縁だけで選んできた田舎選挙では「どうしたら臼杵市民は幸せになれるか?」「どうしたらもっと住みよいまちになるのか?」などは議論することもなかったのではないでしょうか。また、市民も興味が薄かったと思います。その為、市議、市長、行政職員への協力や監視
    の無さが現状を生み出していると。。。。このままではよくないですよね。では、どうしますか?

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    1. これまでは「右肩上がり」。年々予算も増え、行政に任せておけば、今できなくてもいつかはできる、そんな時代でした。

      今は下り坂、選択と集中が必要な時代です。自分の財布の中身には関心があっても、行政の財布には無頓着ではいられません。

      行政を他人事と捉えるのではなく自分事と捉えることが大事と思います。

      そのためには「情報の共有」が不可欠。「事業仕分け」「住民協議会」などを通じて行政の情報を伝え、関心を深める、そういう取り組みを行い続けることだと思います。

      すみません。「議会」が抜けていますね。「議会」「議員」もしっかり情報を伝えなければいけません。当然ながら。

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  11. 私の事業所には重機が複数台あり、伐採作業も可能です。私も従業員も全員臼杵市民です。つまり、一声かかれば、いつ何時でも復旧作業に協力できたと言うことです。
    気をもんでいるうちに、なにもしないで一週間が過ぎました。

    今回の雪害について、例えば市役所が、被害状況を性格に把握し、対策箇所と優先順位などをとりまとめ、情報を開示するという動きはあったのでしょうか?あるいは、民間事業体に対し、災害復旧作業を全市的に依頼するような動きはあったのでしょうか?
    私どもも事業として重機や人員を扱っています。非常時ですから、費用のことはともかくとしても、発注元、発注仕様が明確で無ければ、責任を持って現場作業にあたることは出来ません。確実な成果がお約束できないのです。

    市役所の職員の方々が除雪作業や伐採作業にあたられるというのは素晴らしいことなのかもしれませんが、なにか頑張りどころがずれているような気がします。

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    1. >民間事業体に対し、災害復旧作業を全市的に依頼するような動きはあったのでしょうか?

      それは無かったと思われます。「雪」がこのような事態を生じさせることに思いが至らなかったのが第一の原因と思います。これまでは雪が積もってもしばらくすれば融けるのが常。また、電気もたとえ架線が切れたとしても復旧までにそう時間がかからないのが常です。それだけ日頃の準備が整っているともいえます。

      ところが今回は「変電所」がやられました。恐らく積雪で車も寄りつけなかったのではないでしょうか。復旧までに相当の時間がかかったようです。携帯電話の基地局にも電力供給が途絶え電話もできない状況だった様子です。

      雪が融けず、また倒木などで通行できない道路については、土砂崩れなどの「災害復旧」の時のように速やかに発注し、除雪作業や伐採作業を民間事業者に発注すれば、もっと早く通行できるようになったのかもしれません。しかし、そのような臨機応変の措置はとられなかったと思われます。

      思うに、今回の「雪害」は「災害」にあたるとは考えられず「予算」がないため緊急に発注することができないとの判断があったのかもしれません。それが市職員による除雪や伐採という事態を生じさせたのではないかと考えられます。

      そのあたりが今回の事態をきっかけに考えなければならない一番大事なところと思われます。

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    2. 「予算」の問題がポイントなのではないのではないでしょうか?

      雪で臼杵市の一部分が大変なことになっている、停電が続いている、道が通れない、竹や木が電線に倒れかかり、電柱をへし折ってしまってさえいる、という状況をとりまとめ、臼杵市民に対して知らせるアクションがまずは大切だったのではないでしょうか?そして、手の空いている人たち、被害が軽微で済んだ人たちにも、「手伝い」を求めれば良かったのではないかと感じます。

      予算のあるなしではなく、何十年に一度の雪害なのですから、大変なことになっている、とにかく手伝える人は手伝ってください、と市役所がアナウンスすれば、動いた人たちはきっといたのではないかと思うのです。予算がどうこうという前に、あれは「とにかくなんとかしなければいけない」状況だったわけですから。

      旧臼杵市の人たちは野津に冷淡なのではなく、何も知らなかったのではないかと思います。知っていて放置したのではなく、知らなかったから平気だったのではないかと思います。

      こう書く私自身は臼杵のほうの人間ですが、たまたま野津から乙見経由で臼杵に帰ってくるときに雪害の状況を見て、びっくりしました。でも、そこから数km走って石仏のそばに出たら、もう全然たいしたことない状況でした。多くの臼杵の人たちは実際に見たわけでもないので、あの被害については知らないままだった可能性があるとおもいます。

      市には、市民に対して災害の情報を発信していくことをもっと意識的に取り組んでもらいたいと思いますし、市議には、そういう点について史に積極的に働きかけていただきたいと思います。

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    3. 確かに災害情報を発信することは大変重要なことですね。今回は情報が伝わらなかったように思います。情報があれば「手伝いたい」という人々は動いたかもしれません。

      しかし、臼杵から、雪の残る道路を行くのは困難。また、重機などがなければ効率的に除雪を行うのは難しいと思います。

      ここでのやりとりにあるように、対応に長けた民間事業者に速やかに「発注」ができたのか、あるいはできなかった(しなかった)のか、そのあたりが重要な点かなと思います。

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  12. 共感します。彼らが考える優先順位と市民が考える優先順位には
    大きな隔たりがあります。行政として非常時に何か出来、何が出
    来ないのかの整理がまったく出来ていないことが一因ではないで
    しょうか。彼らの考え方の一つに「自らが動けばお金がかからな
    い。業者に頼めばお金がかかる」があります。一番お金がかかる
    のは「公務員が動く事です」。誰しもわかっている事ですが…。
    脱線しましたが、臼杵市をよくする上で「障害」があるのであれ
    ば、どうすれば「出来る」のかを今後進めてほしいです。一緒に
    考え、行動しませんか。

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    1. 「公務員が動くこと」ってお金がかかるんですか??
      誰しもがわかっていることらしいのですが、無知なためその仕組みを教えていただけませんか??
      私の中では「公務員が動くこと」が一番お金がかからないイメージがあるので・・・。実例を挙げて教えていただけると幸いです。

      また、市民が考える優先順位と公務員が考える優先順位についても実例を挙げて詳しく教えていただけると幸いです。

      私も市民として公務員の方と一緒に考えて、行動できたらと思います。

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    2. 一言で言えば、市民は「結果」を求め、公務員は「過程」を大切にする、その違いかなと思います。

      早く復旧してもらいたいとの市民の期待に対して「予算がない(使えない)」と考える公務員ということです。予算としては「予備費」が用意されていますので、緊急に使うとの決断があれば「民間事業者」への発注はできたのではないかと思います。しかし、雪はいずれ融けますので、緊急に使うべきかの決断も難しいと思います。

      結果的に「予算」は使われず、見かけ上「予算」を必要としない公務員が動き、除雪や伐採に従事したという結果となりました。

      除雪や伐採は、民間業者に委託したほうが効率がよいに決まっています。本来は、高い給料をもらっている公務員が従事すべき業務ではありません。

      公務員が動くということは、高い人件費を支払っている人が動くということです。民間事業者が行ったほうが効率がよい場合は民間に任せるべきです。

      本来の公務員でなけらばならない仕事をするために必要最小限の公務員が存在しているはずです。今回のような「非日常業務」に従事した場合は、本来業務が滞り、結果として残業が生じ、余分な賃金を支払わなければなりません。それが「公務員が動けばお金がかかる」ということです。

      もし、非日常業務を行っても残業が生じないならばお金はかからないことになりますが、そういうことができるということは、余分な人数を雇っていることの証左になります。

      民間事業者に委託したほうが効率よい「除雪」や「伐採」ができたと思います。しかし、今回はそうなりませんでした。

      なぜそうならなかったか(しなかったか)について明らかにすることは、次の事態に備えるための大事な課題と思います。

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    3. >>本来の公務員でなけらばならない仕事をするために必要最小限の公務員が存在しているはずです。今回のような「非日常業務」に従事した場合は、本来業務が滞り、結果として残業が生じ、余分な賃金を支払わなければなりません。それが「公務員が動けばお金がかかる」ということです。

      >>もし、非日常業務を行っても残業が生じないならばお金はかからないことになりますが、そういうことができるということは、余分な人数を雇っていることの証左になります。
       
       先生のおっしゃるとおり,公務員が動くということは高い人件費を支払われている人間が動くということです。本来,公務員は公務員がすべき業務に従事すべきであり,公務員がするに値しない肉体作業は民間に任せた方が,効率がいいに決まっています。
       しかし,公務員の雇用定員は必ずしも,仕事をするために必要最小限となるように定められているわけではないことには注意が必要だと考えます。定数は,地方自治体が活動できるための必要最小限を満たし,かつある程度円滑に,十分に活動できるよう定められています。どの程度円滑に,あるいは十分にするかは市民的合意,すなわち財政余力の問題となるでしょう。
       このような事情は臼杵市においても同じはずです。なぜならば仮に公務員定員を,公務員でなければならない仕事をするための最小限とした場合,キャパシティをオーバーするような事態が生じたとき,市当局が機能不全に陥りかねないからです。市当局としても,そして市民としても,市当局がそのような事態に陥ることをよしとはしません。とすると,肥大化することは問題だが,ある程度の余剰人員が生じうることを認め,もって万事に当たってほしいということは,少なくとも,地方公共団体とその住民の違いを問わず,一般的,共通の希望ではないかと考えられます。
       また行政需要において波があることを考えれば,必ずしも本来業務以外の業務に公務員が従事し,結果残業が生じなかったとしても,そのことをもって直ちに余分な人員を雇っていると指摘することはできないはずです。「必要最小限の定員」となるのは,通常想定される行政需要の波にさらされる場合であっても,ある程度円滑に公務を執行できる定員と言うべきです。とすると行政需要の波に応じて,バックアップのための余剰人員が生じうることは必然であり,このバックアップのための余剰人員は不要な人員ということはできないのです(行政需要の波だけでなく,行政需要に応える供給者の変動(たとえば退職や死亡など)もありますよね。)。
       他方,余剰人員は,なにもしないにもかかわらずコストだけは発生させます。しかもそのコストはきわめて高いです。とすると,余剰人員の効率的な運用が問題となるでしょう。他方,先日のような非常時にあたり,余剰となっている公務員をして除雪作業等せしめることは,地方公共団体が住民に対して負う責任をダイレクトに実現することになります。なぜならば地方公共団体は住民に奉仕する責任を負うと同時に,住民から召し上げた財源を効率的に使用すべきだからです。余剰公務員に何かしらの作業をさせることは,なにもさせないよりときよりも効率的だと言わざるを得ません。
       もちろん,先生のおっしゃるとおり,民間とお上の役割分担も検討すべきでしょう。総合的な財政の効率的運用は,住民の悲願としか言いようがありません。なるべく効率的な財政の運用はそれだけで住民において,利益をもたらす可能性がありましょう。しかし今回の臼杵市がした業務発注をしなかったという判断が,余剰公務員だけで対応可能と判断したことによりなされたとした場合,先生のご批判は当たらないというべきでしょう。もちろん,その判断の当否は問題となるでしょうが。
       ところで,民間に任せれば効率がいい,と先生はおっしゃっていますが,随意契約で不当な契約が締結されかねないような場合でもそうだといえますか? 一般競争入札をとる場合であっても談合等でゆがむ可能性があるにもかかわらず,ですよ。もっというと,民間が契約に応じることを暗に前提としていますが,必ず契約に応じる保証がどこにあるのでしょう。住民にとっての総合的な意味での効率性は,果たして民間に任せれば達成される程度の単純な議論なのでしょうか。

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    4. 「公務員がするに値しない肉体労働」に従事する者です。
      役所の余剰人員にドカチン仕事をさせるっていうのは、財政の効率的運用っていうレベルの話なんでしょうかね。遊ばせてるよりは少しはマシだっていうだけ話ですよね。
      だって、高い人件費に値しない肉体労働をするわけですから。値しないっていうことは、効率的では無いっていう意味ですよ。
      「何もしないよりはマシ」っていう理屈で納税者が納得するとしたら、それはまたおめでたいお話だと思います。

      それと、民間が関与することが、財政の効率的な運用にとってマイナスになるとしたら、それは市の事業発注のあり方の不透明さが問題なんだと思いますよ。
      市の事業の計画って、民間と共有できるビジョンが無いですよね。アイディアはいいとしても、計画実行のディーテールが甘いですよね。積極的に役所の仕事を受注していこうというモチベーションにつながりません。
      結果、官民なれ合い、公的資金ダダ漏れ、意欲無し、成果なし、責任無し、将来性無し、そんな事業クズが積み上がっていってるだけに見えます。

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    5. 「公務員がするに値しない肉体労働」という表現は,若林さんがことさら,「除雪や伐採」は民間委託のほうが,効率がいい,公務員は公務員がすべきことをすべきと決めつけて言っていたので,皮肉を込めるために,わざと補充してつかった言葉です。除雪や伐採等が,公務員がするに適さないとしているのは,同じ肉体労働系(農業)に従事している者としては反発を抱かずにはいられません。皮肉がわかりにくかったですか?
       
       >>役所の余剰人員にドカチン仕事をさせるっていうのは、財政の効率的運用っていうレベルの話なんでしょうかね。

       いいえ。あきらかに財政の効率的運用というレベルの話ではありません。ただわかってほしいのは,行政需要が弾力的であったとしても,それに応える公務員の員数,すなわち行政の供給力はかなり硬直的(行政需要に応じて弾力的に人員増減がしづらいこと)だ,ということです。とすると,利便性を重視し,相当程度の行政需要に応えてもらおうと思えば,ある程度の余剰人員が生じることはやむを得ません(加えて行政には連続性が必要です。とすると,少々人員が余っても若い人材を迎える必要があります(身分保障が手厚いので簡単には年長者組をクビにできません)。)。
       たとえば店で野菜を売るとします。皆さん方がいつでも野菜を買えるようにしようとすれば,一定数廃棄が出るのはやむを得ないことになります。もし無駄を完全に排除しようとするならば,つまり一切の廃棄が出ないようにしようとするならば,皆さん方の利便性を相当程度犠牲にせざるを得ません。でも同じ廃棄でも堆肥にするとか家畜のえさにするとかであれば,まだ救いがあるでしょう。
       だからこそ,もうそれしか手がないというような,かなり投げやり的な理解ですね。私としても財政の効率的な運用というレベルでの大きな話としてする気はさらさらありません。
       もっとも,このような状況を無視してよいとは思いません。だからこそ,どの程度の余剰を認めるのかが,あるときに余っている連中になにをさせるのかが市民的合意にかかわるのだと思います。つまりは,市民的に,どの程度の廃棄までなら,どのような態様の廃棄ならば,許すのかとね。

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    6. 私はね、「公務員がするに値しない肉体労働」ではなくて、現状「肉体労働に公務員が値しない」と思っています。
      高い税金を払っている身として今回の雪害については、非常時なんだから、もたもた出来もしないことをやってないで、正確な情報集めて来てくれよ、優先順整理して民間に投げろよ、と言いたいわけですよ。

      話がずれちゃうけど、特に市の農業事業に関しては思うところいろいろありますね。
      福祉事業やりたいんだか産業支援やりたいんだかわかんないですよ。
      わざわざ金色の認証ラベル貼ってスーパーで小売り100円以下ってさ、何がしたいの?農家潰したいの?
      この季節に夢堆肥の在庫切らしてるのもおかしい。生産計画どうなっているんだろう。

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    7.  公務員の人件費は高い。でもそれは決して公務員の地位や生産性に基づくものではないです。もともと被用者報酬はある人間が生活を営むにあたって,つまりは労働力の再生産を行うにあたって必要となる生活資材等を調達できるように調整されています。だからこそ,バイトの時給は安く,正社員の給料は高い訳です。なぜならば,正社員や公務員は一般に一家の大黒柱であり,家族を養っているとの社会における共通認識がありますから,そのために一般には被扶養者であり,生活費の足し程度に働いていると看做されるバイトよりも報酬が高く設定されている。
       とすると,人件費からなにをすべきかという議論にはならない。なぜならば人件費は生産性等から直接導かれるものではないから。人件費は「必要」を充足するために定められているのであり,ある人がどのような役職にあるのか,どのような業務に従事するのか,その能力は? 意欲は? とかからは,直接的には導かれないからです。
       であるにもかかわらず,一般的に除雪等を民間に任せたほうが,効率がいいに決まっていると決めつけてかかるのは,公務員の特殊的地位をことさら強調するナルシズムとしかいいようがありません。私は,原理的には使用者が命ずる限り,被用者たる公務員が別に肉体労働に従事しても差し支えないと考えます。
       しかし,あなたがおっしゃりたいことも納得です。そこで,各当事者の役割を論じる必要があるのではないかと思います。
       ところで,非常時の対応策が事前にあまり考えられていないのにもかかわらず,そして市民においてもそのことを特段,十分に指摘しているわけではないにもかかわらず,いざ実際に非常事態が起きたからといって,市当局にその対応を期待するのは,市民としてあまりにも無責任といえませんか。普段から,いざというときにどうするのだ,「財源がない」ばかり言っていないで,できないなかでどうするのか決めないのかと,建設的な提案もしつつ詰め寄るべきでは?
       動かさないと動かないのは,べつにどこでも一緒でしょう。

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    8. >今回の雪害については、非常時なんだから、もたもた出来もしないことをやってないで、正確な情報集めて来てくれよ、優先順整理して民間に投げろよ、と言いたいわけですよ。

      同感です。そのことについて市役所がどのように考えたのかについては研究してみます。

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    9. 民間でできることは民間で行って、役所の人間はできるだけ少なくしたほうがよいということは誰しも考えることと思います。

      NAGIさんのおっしゃっているように「どの程度の余剰を認めるのかが,あるときに余っている連中になにをさせるのかが市民的合意にかかわるのだと思います」

      「どの程度の余剰」があるのかを見極めるのは大変難しいです。できるだけ効率的な人員配置、一つひとつの業務をできるだけ効率的に行う工夫。一人ひとりの資質の向上、そういうことの積み重ねしかありません。

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  13. >2014年3月1日 20:02 の匿名さん
    市内農家の者です。

    夢堆肥の生産については、昨年堆肥センターの設備故障のため、一時期生産できない時期があり、今その余波がきています。
    若林議員のブログにも書かれていましたが、ご覧になりましたか?

    確かに堆肥がないのはキツイですね。。。すごく良質な堆肥だと思っているので。

    農産物の販売価格については、正直悩ましいところです。
    販売価格は農家自身が相場を見ながら決めます。
    本来であれば金マークの農産物については、10円でも20円でも髙く売りたいところですが、臼杵市内でそれをやると売れ残ることが多々あり、怖くてできません。つまり、好んであの価格にしているわけではないんです。

    臼杵市内の消費者にとっては、金マークとその他の農産物の比較基準が「価格」しかないのが残念でなりません。金マークの価値を広めるために、農家もがんばっていきたいところです。

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