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2011年12月22日木曜日

うすき夢堆肥の活用を

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 「うすき夢堆肥」は多額の市費が投入された素晴らしい「完熟堆肥」です

うすき夢堆肥は大変品質がよく製造販売は順調に推移しています。

その製造には大変手間隙がかかっていますが、市の予算を投じ低価格で販売しています。予算額は今年度決算見込みで約1400万円。堆肥センターの建設費約7億円の減価償却費は計上しない中、毎年この程度の予算が必要となります。

臼杵市は独自の認証制度を設け、うすき夢堆肥と有機質堆肥を使い化学合成農薬を使わない農産物を「金」、化学合成農薬を使った場合は「緑」として認証、Aコープ野津店やコープうすきなどで販売されます。

大分や福岡などでの販売も検討しているようですが、認証登録予定者は「金」が24名、「緑」が4名にしか過ぎません。しかも認証制度にはさらに厳しい「有機JAS」による認証があり、より安心安全な農作物を求める人にとって臼杵市の認証制度では十分とはいえません。

せっかく市費を投入してまで製造する安価な「完熟堆肥」です。市役所は、その特徴を生かした農業を広め、「金」「緑」認証の農作物の拡大、さらにはそれ以上の品質の農産物が栽培されるようしっかりと取り組まなければなりません。

2011年6月11日土曜日

無農薬野菜が求められる時代に

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「うすき夢堆肥」で作られた、完全無農薬・無化学肥料の「うすき夢野菜」が市場でもてはやされるようになる。。かも
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/atelier_kogaku/view/20110601/1306856128

2011年6月7日火曜日

うすき夢堆肥を家庭菜園へ

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うすき夢堆肥の販売が開始されました。

「家庭菜園にも販売してもらえるのでしょうか?」「家庭菜園まで運搬してもらえるのでしょうか?」との問いをいただきました。

臼杵市内の家庭菜園であれば販売しています。販売価格は1トン5000円、運搬は2トンまで2310円で農林振興公社(電話0974-32-7988)が請け負います。どうぞご利用下さい。

袋詰めは10キログラム300円で販売予定ですが、いまのところ販売開始は未定です。

2011年5月19日木曜日

「うすき夢堆肥」初出荷

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初出荷式がありました。招待をいただきましたが所要により欠席。
まずは市内の農家の畑向けの販売・散布を優先させるとのこと。一般の方への袋販売はもう少し先になります。しばらくお待ち下さい。

「うすき夢堆肥」の特徴は、草木8割、畜糞2割からつくった絶妙のミネラルバランスにあります。また、完熟させることにより有害な化学物質や亜硝酸態窒素が分解され、それらを含まない堆肥であることです。
この堆肥が最高のパフォーマンスを発揮するのは、完全無農薬・無化学肥料栽培でアトピーを生じさせる農薬や化学物質をまったく残留させない野菜をつくる場面。

大分合同新聞に「市によると、夢堆肥は土壌内の微生物の活動を活発にするとともに、土をふかふかにして通気性や排水性、保水性などを高める効果があるという。」と紹介されています。この説明では市販の有機堆肥との差別化には力足らず。きちんと特徴を捉え販売戦略を立てなければ失敗します。

2011年3月25日金曜日

土づくりセンター近況

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4月末の販売開始に向け「うすき夢堆肥」づくりが行われています。
草木8割、畜糞2割からなる完熟堆肥です。
剪定された枝や竹、間伐材などが順調に集められています。
これまでは廃棄物として処理されていましたが、この施設の稼動により原材料として利用されます。
1トン当たり、300円で購入します。
材料は粉砕され、ミンチ状になってベルトコンベヤーでストック場へ運ばれます。
原料となる、粉砕された草木類。
豚糞と混ぜ合わされ、発酵槽に。ここで25日間ほどかけ発酵します。
温度は約70度になり、有害な化学物質などは分解されます。
その後、二次発酵層へ、ここで3回切り返し移送を行いながら60日間発酵させます。
ここでも70度の温度があります。
熟成槽兼製品保管ヤード。
堆積期間中3回から5回の切り返しを行い90日をかけて熟成させます。

その後、製品として搬出されます。
まずは、希望する農家の農地への運搬・散布を優先、一段落して袋詰め堆肥の販売となるようです。

1トン5000円、袋詰めは10kg300円となる予定。
一般の堆肥と同等程度の価格ですが、手間隙かけ「完熟」させた堆肥です。
有害な物質が全て分解された堆肥、最適なミネラルバランスの土をつくります。

2011年3月1日火曜日

3月議会開会

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3月1日より、3月18日までの会期で開催されます。
初日は、市長の行政報告、提案理由の説明などが行われました。
二日目は、3月補正予算にかかる予算委員会が開催されます。

本会議後「全員協議会」が開催されました。

「土づくりセンター」の堆肥の初出荷が5月初旬になること。
消防署の造成に今年度末には着手すること。
若干の組織改変があることなどが報告されました。

特に「土づくりセンター」の今後の取り組みについて詳細な説明がありました。
認証制度やフォーラムの開催、スイーツの開発など「有機の里づくり」を強力に推し進めるとのこと。
今後の展開に大いに期待します。

2011年2月8日火曜日

2011年1月30日日曜日

循環農法と「土づくりセンター」

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あるとき、アトピー性皮膚炎の女性が赤峰さんを訪ねてきたそうです。
「アトピーを直してください」との訴え。

どうしていいかわからないまま、循環農法の畑で栽培された野菜や米など、完全無農薬・無化学肥料の食べ物だけを与え続けました。
始めのうちは肌が大変な状態になったそうですが、ひせが剥がれ落ちるとともに美しい肌になっていったそうです。

少しでも農薬や化学成分が残っている野菜や米などを口にするとアトピーが噴出しますが、「循環農法」の野菜や米ではアトピーが出ません。
口コミで訪れる方が増え、求めに応じ完全無農薬・無化学肥料の野菜を作り続け今に至っています。
問答塾を始めたのも、一人ひとりの問い合わせに答えていたのでは本業の百姓をする時間が無くなるとのことから。

臼杵市に先ごろ完成した「土づくりセンター」で作られる堆肥も「循環農法」の堆肥と同じ。
赤峯さんに倣い、畑に雑草を生やすという方法をとれば、完全無農薬・無化学肥料の栽培が可能。

ただし、土が理想的な成分になり、「循環農法」が可能になるまでには3年以上かかるということ。
「循環農法」を理解し、3年の我慢ができるかどうか。

「土づくりセンター」の堆肥を100%生かすためには、そのあたりに支援が必要なようです。

2011年1月29日土曜日

循環農法のこと

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赤峰さんは、完全無農薬・無化学肥料で野菜や米を作っています。
無論、農業を始めた頃は教えられたとおり、農薬も化学肥料も使用していました。
持ち前の旺盛な探究心をして「循環農法」にたどり着きました。

草木8割豚糞2割の割合で完熟堆肥をつくり使用しています。
この完熟堆肥は、先ごろ完成した「土づくりセンター」で作られるものと同じです。

特徴的なことは、作物を収穫した後、畑に生える草を種子ができるまで放置します。
そして粉砕して畑に鋤きこみます。

畑に作物が育つためのミネラルが不足すると、そのミネラルを供給する草が生えます。
その草を畑に鋤き込むことで、畑のミネラルバランスが最適になるのです。

畑でできる作物は、畑のミネラルを吸収、光合成により生育します。
作物が畑から奪ったミネラルを完熟堆肥と草を生やし鋤き込むことにより補給するのです。

理想的なミネラル成分を持つ土が育てる健康な野菜には虫がほとんど来ません。
虫は未熟な堆肥を使用した結果できる、人体に有害な苦い野菜を食べてくれるのです。

「虫が食べているので安全な野菜」というのは間違いです。

2011年1月26日水曜日

なずな問答塾

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久しぶりに問答塾に参加しました。
http://www.nazunanokai.com/plan.html

年の初めということもあるのでしょう、県内外からたくさんの人が参加していました。
問答塾は、循環農法や作物の育て方、食養のことなど、赤峰さんに聞いて答えていただく場です。

あらかじめ聞きたい事を紙に書いて司会者に提出します。
今日の質問は12。

時間は14時から17時まで、3時間みっちりありますので、質問数にもよりますが
始めは赤峰さんのお話が一時間程度聞くことができます。

農薬や化学肥料の害、さまざまな病気の原因や癌のこと、食事のことなど
「百姓」として、真剣に農業に向き合い、体得した理論を学ぶことができるからです。

一般には受け入れられていない理論も多いですが、私は「本物」を感じています。
快刀乱麻、質問に答える赤峰さんからいつも元気を頂いています。

2010年8月25日水曜日

土づくりセンター竣工 2

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総事業費は、6億7490万円(国1/2、県1/4、市1/4)
年間約3000トンを生産し、150haの農地の土づくりを行おうというもの。
堆肥販売価格は、1トンあたり 5千円。

臼杵市のパンフレットでは、次のように謳っています。

------
臼杵市は自然に近い完熟堆肥を人工的に製造し、安全・安心で健全な農業振興を図り「ほんまもん農産物」を収穫することのできる土づくりを進めるための「土づくりセンター」を開設しました。
農家や市民の皆さんには、センターで製造された完熟堆肥を土づくりに使っていただき、
①「ほんまもん農産物」の味を知っていただき、
②いつまでも「ほんまもん農産物」を食べることができ、
いつまでも市民が健康でいられるための、「有機の里」づくりを推進してゆきます。
-------

堆肥は、利用が促進されるよう市場価格より若干低めに設定されています。
順調に売れても土づくりセンター運営費だけで、最低年間800万円の赤字が出るとされています。

それほどの資本と手間をかけて製造される堆肥です。
堆肥を利用して栽培された農産物が高値で流通する仕組みを考えなければなりません。

今は、堆肥を安く販売するという戦略以外は具体的に示されていません。
有機栽培を行うことで農業収入の増加に繋がるような仕組みが必要です。
そのための、戦略を示していただきたいと思います。

2010年8月24日火曜日

土づくりセンター竣工 1

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土づくりセンターが完成し、「開設記念式典」が開催されました。


広瀬知事を初め、志村県議、久原県議、農協理事長など多くの方々が列席、神事が執り行われました。
来賓挨拶の後、公募により決まった堆肥の名称「うすき夢堆肥」を披露。
センターの概要が紹介され、施設の見学会が行われました。


豚糞2割と破砕機にかけた草木類8割を混合、約6ヶ月間かけて発酵させ、熟成させて完成させます。

2010年8月7日土曜日

8月臨時市議会

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6日、臨時市議会が開催されました。

第71号議案「臼杵市土づくりセンター条例の制定について」ですが、先に述べたとおり、堆肥料をなぜ条例で定めないかとの質疑を行いました。

回答は、地方自治法第228条に「分担金、使用料、加入金及び手数料に関する事項については、条例でこれを定めなければならない。」とあるが、堆肥料のたぐいは規定されていないので規則で定めることとした、との回答でした。

「条例」は、議会に諮る必要がありますが、「規則」は議会に諮らず、執行部(市役所内部)の決裁で決めることができます。

使用料や手数料ですら条例で定められるべきものと規定されています。いわんや影響の大きい堆肥料をやです。
今後のセンター運営に関する重要事項です。条例に規定し、審議して決すべきです。
そういう理由により、条例案には反対する旨の反対討論を行いましたが、賛成多数(賛成者起立、多分、私だけが着席のまま)で原案通り可決しました。

第72号議案は、「工事請負契約の締結について」
野津中学校屋内運動場改築建築主体工事の契約が19740万円で「現代建設株式会社」と締結することが可決されました。

第73号議案は、「平成22年度臼杵市一般会計補正予算」
ひとつは、野津中学校の旧校舎の解体工事費の追加 2100万円、もうひとつは、小学校の臨時職員が車椅子の生徒のお世話をしている最中に足を骨折したことによる療養保障と休業保障 371万円が可決されました。

2010年8月4日水曜日

堆肥の価格は条例で決定すべき

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8月6日の臨時議会に土づくりセンター条例案が提案されます。

土づくりセンターは、その建設に約7億円を投じています。
今後生産される土(堆肥)が大いに活用され、売れ行きが好調になったとしても、
建設費の回収はおろか、毎年赤字(税金の投入)が必要であると推計されています。

赤字を補填してまで行う事業ですから、農産物に付加価値をつけ、農家の収入増に繋げることが大変重要な課題となります。

土づくりセンターで生産される堆肥の売値は、生産コストから導き出されるものではなく、市販の堆肥の価格を参考に、若干低目を設定し、利用拡大に繋げる目論見と聞いています。

堆肥の価格設定は、即、赤字額(税金投入額)に関係し、堆肥の売れ行きに影響するものです。
条例案では、価格は「規則」で定めるとしてあり、議会に諮ることなく決めるとなっています。

私は、赤字が垂れ流され続けないよう、その費用対効果に常に議会が目を光らせる必要があると考えております。
他の使用料や手数料などと同様に「条例」で定め、議会も責任を持って堆肥の価格設定に関わり、有機農業の推進の大いに関与していく必要があると考えます。

よって、この条例案には反対します。

-------臼杵市土づくりセンター条例案
 (設置)
第1条 安全・安心、かつ、おいしい農作物を収穫するためにほミネラル豊富な良質の土が必要であることに鑑み、良質な土づくりのための完熟堆肥を生産し、持続可能な臼杵市の農業振興を図るため、臼杵市土づくりセンターを設置する。
   (位置)
第2条 臼杵市土づくりセンター (以下 「センター」という。)は、臼杵市野津町大字八里合2515番4に置く。
   (職員)
第3条 センターに所長その他必要な職員を置くことができる。
   (事業)
第4条 センターは、次に掲げる事業を行う。
   (1)原料の堆肥化処理に関する事業
   (2)堆肥の販売に関する事業
   (3)センターの施設及び設備の維持、管理に関する事業
   (4)原料の仕入れに関する事業
   (5)その他市長が必要と認める事業
   (指定管理者)
第5条 センターの管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者に行わせることができる。
   (堆肥の販売)
第6条 センターで生産した堆肥を購入しよぅとする者は、堆肥の購入に係る料金 (以下 「堆肥料」といぅ。)を納入しなければならない,
2 堆肥料の額その他堆肥の販売に関する事項は規則で定める。
3 市長は、規則で定めるところにより、堆肥料を減額し、又は無償で譲与することができる。
   (堆肥料の不還付)
第7条 既納の堆肥料は還付しない。ただし、特別な理由があると市長が認める場合はこの限りでない。
  (目的外使用等の禁止)
第8条 堆肥の購入者は、堆肥を施肥目的以外に使用し、又は転売してはならない。
  ただし、特別の理由があると市長が認める場合はこの限りではない。
   (損害賠償の義務)
第9条 故意又は過失により、センターの施設又は設備を損傷し、又は滅失した者はそれによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、特別の理由があると市長が認める場合はこの限りではない。
   (委任)
第10条 この条例に定めるもののほか、センターの管理運営に関し必要な事項は規則で定める。
      附 則
  この条例は、規則で定める日から施行する。



2010年6月17日木曜日

土づくりセンター

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事業費約6億7490万円、建物面積4254平米、
年間約3000トンの堆肥を供給します。

堆肥の販売価格は、同種の堆肥の市場価格以下に抑えます。
これにより、年間約1000万円を上回る
市からの補助が必要になるとされております。

これは、施設の減価償却を考慮しない金額ですので、
実際は、これ以上の補助金がつぎ込まれることになります。

補助効果としては、土づくりセンターで作られた堆肥が利用され、
一般的に市場に出回る野菜類よりも安全安心なものが
優先的に市民の口に入るということです。

また、有機栽培ということで野菜類に付加価値が付き、
販売価格の上昇が期待され、農家の収入増につながることです。

本当に補助金が有効に生かされるためには、
無農薬・無化学肥料の野菜類のブランドを確立し、
非常に付加価値の高いものとして流通させることが不可欠です。

まさに、「循環農法」の赤峰勝人さんが行っている栽培法に近いものです。

2010年6月2日水曜日

土づくりセンター(仮称)

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豚プン20%と草木・間伐材・竹・籾殻・農産物残渣など80%から堆肥を作る施設。


おいしくて、安全・安心な農産物を栽培するためには、
ミネラル豊富な土が必要であり、その良質の土をつくるための
自然に近い堆肥を人工的に作り出すというもの。

総事業費は、6億7490万円(国1/2、県1/4、市1/4)

年間約3000トンを生産し、150haの農地の土づくりを行おうというもの。
堆肥販売価格は、1トンあたり 5千円。

22年度は、臼杵市が直営で運営し、23年度以降については指定管理を検討。

-------
堆肥の運搬や施肥作業は、大変な重労働と聞いています。
「高齢化の進む農業従事者の方々にこの堆肥を使ってもらうのは大変。」
そんな話を聞いていました。

臼杵市には「臼杵市環境保全型農林振興公社」があり
作業を公社に依頼することができるようですので
上手に活用していただき、この堆肥が普及するよう期待します。

今回の取り組みは、無農薬・無化学肥料の野菜を作っているのは
「赤峰勝人」さんの指導を仰いでの取り組みと思われます。

http://www.nazunanokai.com/akamine.html

雑草は、畑に不足しているミネラル分を補うために生える。
雑草と豚プンから堆肥を作り、畑に戻せば完全なミネラルバランスの土ができる。

その土で、無農薬・無化学肥料の野菜を「循環農法」で作っておられます。
これこそ「ほんまもん」と思っているところです。

「堆肥センター」で作られる堆肥が活用され、
無農薬・無化学肥料の野菜づくりへと発展することを期待します。