2013年6月29日土曜日

臼杵ケーブルネット(株)は民営化へ

臼杵のケーブルテレビは全市を視聴可能地域とし、78%の加入率となっています。

現在は、株式の51%を臼杵市が保有していますが、大分ケーブルテレコム(株)(以下OCT)に株式を譲渡することにより、OCTの完全子会社となります。

これにより、会社運営はOCTが行うことになり、民間ノウハウが本格的に導入され、運営の効率化やCATV網を最大限活用した双方向サービスの開始などが期待されます。臼杵市としてはケーブルテレビの運営に携わる業務の縮小に繋がります。

ケーブルテレビ社屋やケーブル網は、引き続き臼杵市が所有することになります。OCTは施設を有償で利用しサービスを行います。その対価を、市は起債償還金(借金の返済)や今後の施設の更新費用に充てます。

コミュニティーチャンネルの放映のための費用は引き続き臼杵市が支払います。利益はOCTのものとなりますが、役割分担が明確化され、臼杵市の経営リスクは軽減されると考えます。

今後は、最新のサービス提供が期待されますが、各種利用料などはOCTが自由に設定できることになるため、一定の歯止めをかける必要から「確約書」が交わされました。

2 件のコメント:

  1. OCTさんはJCOMさんの傘下になったのですか?
    とすれば、臼杵ケーブルさんも組織がかわるのかな?

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  2. 「J:COM、大分ケーブルテレコムの経営権を取得し連結子会社化」とあります。
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052401475/?rt=nocnt

    臼杵ケーブルネット㈱さんの組織が変わるのかどうかはわかりません。OCTの親会社がJ:COMとなれば親会社の意向が反映されることになるのでしょう。サービスの向上につながればよいですね。

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