2013年3月27日水曜日

小学校男性教諭の体罰

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=03260022754&day=20130326
(以下引用)

臼杵市の小学校男性教諭の体罰で児童がけが(3/26 22:10)

去年5月、臼杵市立の小学校で、児童のケンカの仲裁していた50代の男性教諭が男子児童を引き離そうとして首にけがをさせていたことがわかりました。県教委によりますと、去年5月、臼杵市内の小学校で5年生を担当していた50代の男性教諭が、児童同士のケンカの仲裁に入り、男子児童の喉を押さえて引き離しました。このとき男子児童は、首から血がにじむけがをして、保健室で手当てを受けたということです。これは県教委が実施した体罰アンケートに対して、男性教諭と児童それぞれが申告したことで明らかになりました。県教委は体罰事案として調査した上で、懲戒処分を含めて男性教諭への対応を検討する方針です。

-------引用ここまで

今朝の新聞には「中学校で平手打ち」も含め3件が「体罰」として取り上げられていました。全く手が出せない中での生活指導を求められる教師は大変ですね。

12 件のコメント:

  1. 全ての事案を「体罰」と一括りにする風潮も困りものですね。

    今日び小学5年生といえば体格も昔とは違ってきていますので、ケンカしている同士を引き離そうと思えば少々のことはいたしかたないのではないでしょうか。

    万が一、口頭で注意を促している間に、この二人のケンカが白熱して、ガラスにでも飛び込んで大怪我をしたとしたら・・・世間はなぜ先生が首根っこを捕まえてでも引き離さなかったのだ?と大騒ぎするでしょう。

    しかも、元々ケンカしてたんでしょう?それを思えば首からちょっと血が出ました・・・なんてかわいいものじゃないでしょうか(笑)

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    1. わたしもそのように思います。

      中学生の頃「びんた」を連発する教師がいました。悪いことをすると「びんた」を張られます。でも、張られるほうも納得していた気がします。

      愛情を持ってする「お仕置き?」と「体罰」との違いは子供心にも判っていた気がします。そこら当たりの線引きが難しいもので「一律禁止」の方向に向かうのでしょうね。困った風潮です。

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  2. 人間は,牛や馬とはちがいます。あくまで言葉で諭すのが絶対的に正しいやり方であると言うべきでしょう。そのことを忘れ,子どもたちに対し,安易に体罰という方法を用いた連中には,そもそも教師たる資格はないと言うべきです。

    それに,けんかしているときに,引き離して冷却するのと,罰する為に,有形力を行使するのは全然別です。

    そもそも罰は,上位者が下位者に対して,秩序維持等を目的にされるものです。ともに学び,ともに成長する教育の理念と整合的ではないでしょう。

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    1. 言葉で諭すのが正しいことは言うまでもありません。しかし、絶対的に「力」を行使してはならないということにもなりませんね。

      今回の事案では、引き離す際にケガを伴ったから「問題」になったのであって、何事もなければ「問題」にはならなかったはず。

      同じ「有形力」の行使でも問題になったりならなかったりすることが問題と思います。結果の「ケガ」だけを捉えて問題にするのは如何なものかと。

      これでは引き離すために言葉のみで諭すことが唯一正しいこととなりかねません。

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    2. >>しかし、絶対的に「力」を行使してはならないということにもなりませんね。

      絶対的に「力」を行使してはならない,とまでは,言っていません。そのことは,「けんかしているときに,引き離して冷却するのと,罰する為に,有形力を行使するのとは全然別」であるとしている箇所を見れば,明確です(引き離す行為は,有形力行使として為されるものであり,有形力の行使が,許されることがあり得ることを,当然の前提としています。)。

      つまり,「体罰」が絶対的に間違いであることと,有形力の行使がときとして問題となり得ることとは,別です。

      実際にけんかが生じているのならば,当事者に言葉が通じることが,合理的に期待できず,また当事者又は第三者に怪我等が生じる可能性があり,有形力を行使してでも当事者を引き離すべき,実質的必要性が存在します。これは,彼らの保護のためにもされるやむを得ない有形力の行使であり,相当性を有する限り,問題にはならないものです。

      仮に,有形力の行使の結果として,不運な怪我が発生しても,有形力の行使の程度,方法の相当性が問題になり得るだけであり,有形力の行使そのものが否定されるべき理由にはならないはずです(この点,ニュース記事の件については,詳しい話を知りませんが,おそらく行き過ぎでもあったのでしょう。体罰事案として処理するかどうかは個別的な認定の結果でしょう。)。

      有形力の行使と体罰とを混同すると,本質を見失います。ようは,懲罰としての身体に対する有形力の行使,すなわち体罰が許されるかどうかでしょう。

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    3. 生徒指導を担当する熱血教師に「冷や水」を浴びせるような扱いとならなければ、それでよいと思います。

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    4. そのことについては,いずれ審判者が判断を下すでしょう。そのときこそ,明るみになった事実に基づいて,有形力の行使の相当性及び処分の妥当性についての議論の場が成立するはずです。

      現状,少なくとも言えるのは,我々外野が,その当時,その現場で何が行われたのかに関する詳しい実情を知らないにもかかわらず,(有形力の行使と体罰とを単純化して結びつけ)勝手なことを言いつのるのは,極めて危険だ,ということです。

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  3. 果たして、新聞に載っていた喧嘩しているのを引き離そうとしたと言う記事は本当なのでしょうか?
    市教委も元は教師ですよね・・・
    隠蔽なんて簡単なんじゃないでしょうか?

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    1. 新聞記事を読む限り、教師と児童それぞれが申告して明らかになったとのことですから「隠蔽」は大変難しいと思います。

      私は記事を読んだときに、引き離す際にケガをさせたことが「体罰」に当たるのかどうか、そういう感想を抱きました。

      「体罰」を隠蔽して「引き離し時の偶発的ケガ」として発表したとは想像だにしませんでした。

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  4. 新聞記事の対応って大人がしますよね
    あの記事の中に子どもたちの言葉あったでしょうか?
    教師や市教委の話だけではなく子どもたちの話も聞くべきだと思います
    小学生の言うことだから信用はないと思われるかもしれませんが、体罰と言われている行動は子どもたちの目の前で起きていて、その行動を見ているのです

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    1. 新聞から読み取れるような「偶発的出来事」ではなく明らかな「体罰」であった可能性があるということを言われているのでしょうか?

      当然調査が行われると思いますし、その過程で子供たちや他の先生方への聞き取りなどもあると思います。事実は明らかになると思いますが。いかがでしょうか。

      「自己紹介」にメールアドレスも掲載していますのでそちらもご活用下さい。

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    2. このことについて、ブログ上でやり取りすることは、誤解や邪推を生む恐れがあります。個別に相談して頂きたく思います。よろしくお願いします。

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