2012年2月29日水曜日

中期財政収支の試算

中期財政収支の試算の提示がありました。

昨年度に比較して、若干改善しています。財政調整基金(いわば貯金)を取り崩さねばならなくなる年度は平成27年度以降と昨年に比較して1年延びました。

昨年の試算はこちらに。

若干改善とはいえ、平成27年度以降は赤字が予想され、約40億円(平成22年度末現在26億円)の貯金を取り崩しながらの財政運営となります。

平成27年度からは徐々に合併効果が薄れ5年間後の平成32年度には6億円の歳入減(収入減)となることが決まっています。その後の歳入歳出にまったく変化がないと仮定しても、年に6億円の赤字を計上することになります。

臼杵市は2つの市町の合併で約6億円の地方交付税の減で済みますが、たくさんの市町村が合併した市はもっと大変な財政運営となることが予想されます。国の借金も1000兆円に迫り、今後どのように推移するか、予断を許しません。

選択と集中、必要な施策を効率的に行うこと。今できることはそれ以外ありません。

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