2015年2月27日金曜日

会派代表者会議の傍聴ができなくなるかも

会派代表者会議は、各会派の代表が出席して非公式に議会の運営のことについて話し合われる場です。傍聴が認められていますので、ほぼ毎回傍聴しています。

先ごろ開かれた会議において、「傍聴を認めるべきでない」という動議が出されました。このことについては各会派に持ち帰っての協議となりますが、認められれば傍聴ができなくなります。

前回の会議では「臼杵市庁舎について」の説明が行われ、そのことについて報告したところです。このことが発端となったと思われますが、「開かれた議会」に逆行すると思うところです。
http://usuki.blogspot.jp/2015/02/blog-post_9.html

2 件のコメント:

  1. 会派代表者会議は必要ですか?
    議会の運営?流れ?がよくわかりません。御指南をお願いします。
    公式なものであれば庁舎を使って公開でもかまわないと感じますが、
    非公式であれば庁舎を使わずにどこかのお店で会議をしてはいかがですか。

    返信削除
  2. 「会派代表者会議」は議員間の「申し合わせ」により設置されている任意の会議です。
    とはいっても「ルール」が必要なために「会議規定」が設けられています。

    会派とは、2名以上の所属議員を有する「同志集合体」となっており、会派の代表者が会議に出席します。私は会派を組んでいませんので参加資格がありません。

    会議の目的は「各会派間の意見調整、連絡および協議等を行う」となっています。以下の1から4ような事項について協議されます。

    1 「議会内の人事に関すること」です。すなわち「正副議長」「委員会の正副委員長」「議会選出監査委員」「その他の人事」です。本来は多数決によるものですが、無用の混乱を避けるためでしょうか、実質この会議で人事が決められます。会派の人数がものを言います。

    2 「決議案、意見書案に関すること」様々な決議案や意見書案が提出されます。その全てを本議会で採決すべきですが、時間や労力がかかります。事前に協議することにより採決の見込みのないものは提案が見送られます。逆に言うと、それぞれの議員が議場で賛否を表明する場面がなくなります。

    3 「執行機関からの重要事項についての申し入れ、または報告」です。すなわち本会議で採決される副市長や教育委員などの人事案件などが事前に示されます。

    4 その他 議会だよりの発行、議会のネット公開、議会報告会の実施などがこの場で取り上げられます。

    無会派議員は「会議に諮り、オブザーバーとして出席できるものとする」となっており、今回はこれによって「出席拒否」にしようとする提案です。

    以前私が勤務していた「由布市」では「会派制」をとっていませんでした。現在でも会派はあるようですが所属している議員はほんのわずか。臼杵市のような「会派代表者会議」で「協議」するような仕組みはない様子です。

    返信削除