2014年7月23日水曜日

観光交流プラザって何をする施設?

コメントいただきました。

-------以下引用

違う件ですが、観光交流プラザって何をする施設ですか?
無駄に職員?パート?が多いように聞いたのですが。
また、サーラ・デ・うすきは今どうなってるのですか?
プラザが出来てから催しが無くなったと聞きます。
それぞれの方向性が決まってますか?

------引用ここまで

「観光交流プラザ」は、臼杵の中心部に人を呼び込み、活性化に結びつけるための施設です。来訪者が一番先に立ち寄り、臼杵の魅力を知ってもらうための施設。市民の交流や休息の場としての役割も期待されます。一階には観光情報発信のための仕掛けが用意され、2階にはギャラリー、3階には貸し会議室が整えられています。

できあがって間もないこともあり、人の入りは少ないです。特に平日は閑散としています。土日の集客イベントにはある程度の人が集まっている様子です。集客のための「イベント」は欠かせません。市の企画で土日は欠かさずイベントを開催しています。魅力のあるイベントを実施し続けることとイベントの無い平日の集客が課題と言えます。

市内の特色ある店の出店を集めて「○○フェア」のような企画を長期間開催できないかと思っています。また、現在展示だけとなっている「特産品」の販売も検討課題です。市街地の一等地に立つ建物、知恵と工夫を重ねて活用しなければなりません。

職員は、正規職員1名と臨時職員4名でフロアを担当しています。現状の客の入りでは人数が多すぎるという感も頷けます。今後の展示企画や物産販売などの検討如何に寄っては人数の見直しも必要ですね。市の臨時職員とは別に、一階の奥の事務室には「観光情報協会」が入室しています。施設の性格を考慮すれば「観光情報協会」が管理運営をする方向になって行くのではないかと思っています。

「サーラ・デ・うすき」は観光情報協会が立ち退きスペースが空いたままになっています。プラザとのすみわけをどのようにするのかが課題です。中央区長会に運営を任せるようなことが聞こえてきています。誰が運営するにしても、どのような施設とし、活用していくか決めていかねばなりません。

本来は「これから考える」のではなく「プラザの開設にあわせ検討を終え実施する」のが本筋です。遅きに失していますが、過去を嘆いても仕方ありません、検討及び実施が急がれます。

先の6月議会の一般質問に対して「プラザの企画運営を検討するための機関を設ける」と答弁されています。プラザとサーラの活用に向けた検討協議を進めるべきです。「市役所内部で検討している」という答えは聞き飽きました。広くよい意見やよい企画を求め、真摯に耳を傾け、貴重な市民の財産を活用し中心市街地を活性化する取り組みが待たれます。

59 件のコメント:

  1. 議員にお尋ねします。

    ①上記のコメントの中にある、「広くよい意見やよい企画を求め、真摯に耳を傾け」とは、どのような方法を想定されていますか?アンケート、市民を入れた検討会、など様々考えられますが。

    ②市民を入れた検討会のような形をとると仮定した場合、市民を選び出す方法はどのようなものを想定されていますか?

    ③②の方法により選び出された市民から、突拍子も無い・およそ実現が困難な案が出された場合、それを実行するのは誰であると考えますか?市役所、市民、市役所と市民の協働など、様々考えられます。

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    1. ①市民を入れた検討会が考えられます。市役所と市民がフラットな関係で議論できるのが望ましいです。

      ②アイデアや意見のある人に広く開かれた会議にすべき考えます。そして検討の過程は公開されなければなりません。

      ③突拍子も無い・およそ実現困難な案は、予算面や制度面からの実現可能性を検討する中で「消える」と思います。

      実行するのは、市役所と市民の協働ということになります。検討過程に関わる人すべてが実行に関わるという考えです。

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  2. あまり批判めいたことを言いたくないのですが。
    どうして造ってしまったあとで,活用方法についての策を考えないといけないみたいになるのでしょうか。

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    1. 「観光交流プラザ」で言えば、次のような原因が考えられます。

      ・「観光客」と「市民」の両にらみとし、どっちつかずになった。
      ・情報発信の「内容・レベル」の検討が不十分であった。
      ・途中で「歴史資料館」の整備が決まり、展示企画が混迷した。
      ・物産を販売するかどうかについて紆余曲折があった。
      ・カフェを設置するかどうかについて紆余曲折があった。
      ・指揮官と目されていた副市長が替わった。
      ・運営主体が決まらない中で計画が進められた。など

      元来、行政はこのような施設計画は不得手。そのために「コンサルタント」を活用します。今回はその活用も上手くいかず、閑散とした状況が出現して後、よりよい方向にするための方策を考えなければならない状況が生じています。しかもその方策を考えるための組織もできていない。そういう状況と思われます。

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  3. >>途中で「歴史資料館」の整備が決まり、展示企画が混迷した。

    「歴史美術館」というのは,「旧中国陶瓷美術館」を購入して整備した「臼杵市歴史資料館」のことですか?

     平成25年9月定例会の会議録(9月10日02号(P.67以降)によれば,若林先生は「旧中国陶瓷美術館」購入の経緯について質問されていますよね。その質問により,当時の文化・文化財課長がその経緯について答えています。

     曰く
    1. 臼杵市には「古文書」など「膨大な量の歴史資料」があり,かつそれらは「全国の多くの専門家から、その歴史的価値を高く評価されて」いるために,「以前から歴史資料館の整備の必要性を認識し」,その「検討も行って」いた。
    2. 「平成18年に臼杵市文化財調査委員会から提出された歴史資料館建設に係る要望書を初め、市民や議会からも歴史資料の公開と活用を望む声が多く寄せられてき」たものの,「貴重な歴史資料を傷めずに展示できる常設的な展示施設がなかった」ために「市民などからの要望に応えることができなかった」
    3. このような中,「平成23年11月に市民団体の臼杵史談会から常設展示室を閉鎖したばかりの中国陶瓷美術館の有効活用を求める要望書が提出され」たために,市において「検討委員会を設置し」・・・・・・「1年以上」「様々な角度から調査を進め」「活用できるかできないかの検討を当初からやって」いた。
    4. (相手方から買ってほしいという意思表示の有無を問う質問に関し中野市長の答弁)「それはありませんでした。」

     他方,ふるさと建設部長は次のとおり答弁しています。
     曰く
    1.  「臼杵市観光交流センター(現観光交流プラザ)は、臼杵を訪れる観光客の方々が最初に立ち寄る場、市民も集い交流できる中心市街地のにぎわいの場とする2つの機能を基本コンセプト」とする。
    2.  「この基本コンセプトのもと」,「1階は主に観光案内エリアとして」「町並み散策に必要な情報を提供し、観光客の好奇心を誘い、現地に行ってみたくなる仕掛けづくり」を進め,「2階はギャラリーエリア」とし,「多くの市民と観光客が気軽に立ち寄れる交流の場となるよう計画」する。
    3.  一方,臼杵市ミュージアム(現臼杵市歴史資料館)は,「これまで公開できていなかった臼杵の歴史資料を市民の皆さんに積極的に公開していく施設」とし,「これまで公開できていなかった臼杵の歴史資料を市民の皆さんに積極的に公開し」「「臼杵市の過去・現在・未来をつなぐ」という基本コンセプトのもと」に・・・・・・整備する。
    4.  「臼杵市観光交流センターは臼杵の全体的な観光情報を提供する総合観光案内施設としての役割、臼杵市ミュージアムは本物の歴史資料を展示する資料館としての役割」がある。まず「臼杵市の観光交流センター」に「市外の観光客の方が見えられて、まず一番に立ち寄っていただ」き,「新たに臼杵市ミュージアムという非常に立派な臼杵市の所像する絵画等、そういう貴重な資料が展示できる場所もできましたので、そこに行けば、さらに詳しい情報等も得られます」と「情報発信」を行う。

     歴史資料館については,臼杵市自体は相当程度以前からやりたいと考えていたものの,そのための条件が整わず,長く検討していたということでしょうか。長い間山積みになった貴重な資料を眺めながら検討をしていたわけですから,ひょっとするとかなり具体的なビジョンとして方向性を定めることができていたのではないか,と考えます。そのためたとえ,平成23年11月にいきなり美術館を買うという話が持ち上がり,かつそこからの検討期間が1年しかなかったとしても,あとは美術館の状態を分析し,資料の性質も踏まえつつ,具体的な実態にビジョンを摺り合わせるだけだから,それほど変更はなかったかもしれない。
     とすると歴史資料館でなにを具体的に行うのか,完全に確定はしていなくとも,相当程度具体性をもって理解できていたのではないでしょうか。何しろ市がイニシエーターとして資料館整備を相当程度以前から検討をしていたわけですから。

     歴史資料館の方向性は,すでに当時具体的であり,観光交流プラザの方向性もある程度確定していたとするならば,「展示企画が混迷した」とはどういうことなのでしょうか。

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    1. プラザの構想段階、検討段階においては、「歴史資料館」の必要性は論じられていたとしても、実現性は低い、将来の課題との認識で一致していたと感じています。
      それゆえ、プラザにおける臼杵を特徴付ける歴史や文化の情報発信の内容は方法は大変重要なものとして認識され、検討が進められててきたと思います。
      検討の途中で「歴史資料館」の計画が浮かび上がったために、展示企画の見直しが迫られたと感じています。

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    2. NAGIさんは、プラザの展示や歴史資料館の展示はご覧になりましたか?

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    3. いいえ。
      やっぱり行きたいとこっちが思えるような形で情報が伝わってこないと,あんまり行く気にはならないですね。

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    4. 昨日は「チアリーディング」の演技が1階ホールで行われました。雨模様で室内での制約された演技となりました。それでも200名程度の観客が集まっていました。このイベントは市報に掲載されていました。

      「行きたいと思えるような形で情報が伝わる」具体的にはどういう形をお考えでしょうか。「観光交流プラザ」は施設自体に魅力が無いため、イベントを打ち続けなければならない状況にあります。どうすれば足を運んでもらえるかを皆で考えねばなりません。知恵をお貸し下さい。

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    5. それを考えるのは私のするべきことではありません。
      何かをするときはやりたいようにし、問題がおこると「皆」で、というのもどうかとおもいます。
      お役所(元副市長)主導でやりたいということだったわけですから、最後までお役所で責任をおとりくださいというだけです。

      ところで、観光交流センターにしても歴史資料館にしても、それらの問題は全員協議会や予算委員会の場で討議されていましたよね。若林先生は討議の結果を受けて、賛成票を投じられましたか?
      その際、造ったとしてどのように使うのかは問題となりましたか?

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    6. 「討議」というより「報告」されました。それについての質疑応答もありました。
      計画の進め方に不安はありましたが、必要な施設と思いましたから「賛成」しました。
      施設の使い方までは議会が承認することではありません。「専門家に協力を仰ぎ、責任を持って市が作る」ということで造られたものです。
      責任逃れをするわけではありません。また、責任追及してもどうにもなりません。現に出来上がったものをできるだけ有効にどのように使うかを考えるしかありません。

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    7. 施設の使い方までは議会が承認することはないでしょうが,何のために貴重な財源を支出するのかの判断は議会の専権のはずです。先生の論調でいけば,「専門家に協力を仰ぎ、責任を持って」「作る」ということであり,かつ必要性が(議員先生方の認識において)あれば,その内容に係わらず,予算承認をするということでしょうか。

      必要な施設購入の案件でも,そのための計画がずさんであれば結果として市民の財産を無駄にしかねない危険性があります。とするならば,より市民の財産を効率的に用いるためにも,しっかりとした計画を練ってからでも,資産購入は遅くはなかったのではないでしょうか。

      加えて今厳格に責任追及すれば,将来,類似の問題が生じることに対する抑止力となるでしょう。未来のことを考えて責任追及しませんか? 本件には観光交流プラザだけの問題のみならず,臼杵市が臼杵市民に対してどのように責任をとるのか,という問題を含み,ある施設を有効活用するかどうかを超えた問題を含むと考えます。

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    8. 「内容に関わらず予算承認する」というのは言いすぎですが、二元代表制の一方の市長が提出した予算案件について、よほどの反対理由がない限りは「承認」となるのは自然な流れです。

      施設の必要性は感じていました。資産購入して、十分な時間と十分な費用をかけられると判断しました。購入が拙速であったということではなく、計画がまずかったということだと思います。

      責任は市長にあります。責任追求の方法としては「選挙」しかありません。

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    9. >>「内容に関わらず予算承認する」というのは言いすぎ
      >>二元代表制の一方の市長が提出した予算案件について、よほどの反対理由がない限りは「承認」となるのは自然な流れです。

      本件観光交流プラザにしても,もう一つにしても,市長選挙の争点になったものではありませんし(そもそも市長選自体なされていません。),無投票で選ばれた市長の主張する政策に市民の支持があるのか疑問です。仮に選挙の争点となったといえる場合であっても,市長側とは異なる立場からのダブルチェックが必要だといえるでしょう。とすると,賛成理由がない限り,賛成票は投じるべきではない,という理屈にならないでしょうか(多数の専門職員を擁する市長側が,「よほどの反対理由」が付きそうな案件を出すとは思えません。そのような例外的な,つまり通常はあり得ないような状態が無い限り,「承認」するのが「自然な流れ」とされるのであれば,内容に関わらず予算承認するのだ,という場合とどれほど違いが生ずるのでしょう。)。

      >>責任は市長にあります。

      こととりわけ今回の両事案においては,議会がそのための予算案を承認しなければ,そのような事態には至らなかったはずだ,ということには留意する必要があるように思います。確かに,将来臼杵市の観光資源の適正な利用による収益の確保を目指すためにも適切な投資を行うことは重要ですし,建設費,取得費自体はいろいろ補助され,多々問題があるとはいえ,そのための費用の大部分が後年度交付金で措置される『予定(あるいは一方的な見込み)』となっています。
      しかし,維持費に関しては,原則各団体の収入の範囲で,というのが国の方針のはずです。今後両施設とも維持費が相当程度発生するはずです。そのための手当を今後しなければならない。仮に,これらの施設運用による便益(手っ取り早く言うならば税収増)がなければ,コミュニティバスや福祉事業に回せるかもしれない財源を,そちらに回さなければならなくなる。すべて,議会が予算案を承認しなければ,防げた事態です。
      平成24年度からこっち,平成27年度からの(しなくてもよい合併をしたがために生ずる)資金不足を見越した福祉予算の削減(に近い動き)が見られています。今まさに必要としている予算をカットし,ろくすっぽな計画も立ってなかった事業に資金をつぎ込むことは,果たして健全な財政運営といえるでしょうか(なぜ財政の支出につき議会の承認が必要なのか,また二元代表制であるはずの地方公共団体において,なぜ議院内閣制的要素が多々認められるのかに関する議論を相当程度すっ飛ばしているように思えます。)。

      >>責任追求の方法としては「選挙」しかありません。

      そうでしょうか? 議会は議論の場であったはずです。決算で,あれはどうだった,これはどうだったといろいろ議論できるはずです。計画がしっかりしていれば,購入した資産を迅速かつ速やかに,有効に活用できたはずです。たとえ必要性があったとしても,活用のための具体的計画がしっかりと定まっておらず,そのためにあまり費用便益の点から効果が見られないということになれば,(少なくとも効果がない間(「効果が見られない間」とは意味が違う,とあらかじめ述べておきます。)は)無駄に支出したも同じです。

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    10. プラザの整備について「情報発信拠点」として必要と考え、購入費や設計委託料の計上には賛成しました。

      また、計画についても私の考えとは違っていましたが、市民の意見を聴取し、コンサルタントを交え、時間とお金をかけて計画したものとして施設整備の予算も認めました。

      しかし、計画にあった2階のカフェや1階の物産販売などは実現していません。展示内容も市民や来訪者の興味を惹きつけるものとなっているかは疑問です。

      市役所がマンパワーと時間とお金をかけて計画した予算案を
      多数決で「否決」などということにはそうそうなりません。

      委員会では「市民のためになるかどうか」という点を概観し、賛否を決定しているのが現実です。

      かつて副市長が「執行は為政者(市長)に任されている」という趣旨のことを言い放ったことがありましたが、それが実情です。それだけ市長及び市役所の権限は大きいものがあります。とりわけ市長の権限と責任は大きいです。

      議員ひとりひとりが市長及び市役所と同等の情報と見識を持ち、
      十分な時間を掛け、議論を尽くせば、あるいは対等な立場に立てるのかも知れませんが、兼職議員が多い中、しかも多数決で物事が決まる中では「無理」といわざるを得ません。

      先に述べたとおり、市長以下市役所が時間と費用をマンパワーをかけ練り上げた計画について突然「経過報告」されても「議論」にはなりません。

      しかしご指摘の「効果が見られない」現実(NAGIさんは実際には確認していないということですが)について、前向きに考えるきっかけを作らなければならないと思っています。

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    11. >かつて副市長が「執行は為政者(市長)に任されている」という趣旨のことを言い放ったことがありましたが、それが実情です。

      (言い放ったかどうかはともかく,どのようなニュアンスで総務官僚がそのように仰ったのか,不明ですので,何ともいえませんが)二元代表制の建前からすれば,それはむしろ当然です。総務官僚の言ったことは,そんなに的外れなコトではないと思います。
      ただ総務官僚の言葉が,「市長はなんでもやりたい放題なのだ」という点に力点があるならば,二元代表制自体がそれに対する批判材料として成立します。ご承知のように,立憲主義の建前では,なるべく一カ所に大きな権限が集中することは避けることが望ましいとされます。そのため,執行権能と抽象的規範定立権能とを切り分け,それぞれを別々の機関にゆだねたわけです。
      そこでは相互に監視,抑制することが期待されます。だからこそ,市長に執行が任されているからといっても,それが実情だと嘆くことはないわけです。なぜならば市長の「執行」は,あくまでも法律,条例,その他定立された法規範の執行ですから,「やりたい放題」は意味しません(当然,財政立憲主義の観点から,予算の策定には議会承認が必要になりますから,法の範囲内の執行であっても予算が成立しなければなにもできないわけです(厳密にはそういう訳では必ずしも無いですが。)。
      加えて地方自治における二元代表が,所謂完全な二元代表では無く,議院内閣制的要素があるという点も批判材料となるはずです。

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    12. はじめに。私のコメント(2014年8月10日 0:41)の最後の部分を微妙に訂正します。

      >費用便益の点から効果が見られないということになれば,(少なくとも効果がない間(「効果が見られない間」とは意味が違う,とあらかじめ述べておきます。)は)無駄に支出したも同じです。

      ↓訂正

      費用便益の点から効果がないということになれば,(少なくとも効果がない間(「効果が見られない間」とは意味が違う,とあらかじめ述べておきます。)は)無駄に支出したも同じです。



      >しかしご指摘の「効果が見られない」現実(NAGIさんは実際には確認していないということですが)について、前向きに考えるきっかけを作らなければならないと思っています。

      私があたかも,プラザに関して効果がないと主張していると受け取られかねないためあらかじめ申しておきます。私が述べたことは,すべて一般論です。
      そもそも見てもない,触れてもいない施設について無駄だのどうのと言うことは不可能です。だから,私独自の観点から,私の識見に基づいて,「無駄だ」と断じた箇所は一つもないはずです。
      すべては若林先生のコメントを前提として,一般論を述べたに過ぎません。
      だから独自のコメントを求められても,解答不可です。

      コメントが拡散しているので,一度流れを確認したいと思います。

      (若林先生のそもそもの問題意識)
      >「観光交流プラザ」は、臼杵の中心部に人を呼び込み、活性化に結びつけるための施設です。来訪者が一番先に立ち寄り、臼杵の魅力を知ってもらうための施設
      >できあがって間もないこともあり、人の入りは少ない

      >市街地の一等地に立つ建物、知恵と工夫を重ねて活用しなければなりません
      >>「これから考える」のではなく「プラザの開設にあわせ検討を終え実施する」のが本筋です。遅きに失していますが、過去を嘆いても仕方ありません、検討及び実施が急がれます。
      >>「市役所内部で検討している」という答えは聞き飽きました。広くよい意見やよい企画を求め、真摯に耳を傾け、貴重な市民の財産を活用し中心市街地を活性化する取り組みが待たれます。

      (私のQ):(若林先生の主張に関して,仮にそれが事実だとして)どうして造ってしまったあとで,活用方法についての策を考えないといけないみたいになるのか。

      (若林先生の応答)
      >情報発信の「内容・レベル」の検討が不十分
      >指揮官と目されていた副市長が替わった
      >運営主体が決まらない中で計画が進められた
      >途中で「歴史資料館」の整備が決まり、展示企画が混迷

      (私のQ): (歴史資料館整備決定による展示企画混迷問題に関し)担当課長らによる市議会答弁(大昔の答弁ではなく,平成25年9月期議会の答弁であることに留意)記録を見る限り,いずれの施設も明確な役割分担,計画があるかのように推察されるが,如何?

      (若林先生の応答)
      >プラザの構想段階、検討段階においては、「歴史資料館」の必要性は論じられていたとしても、実現性は低い、将来の課題との認識で一致していたと感じています
      >プラザにおける臼杵を特徴付ける歴史や文化の情報発信の内容は方法は大変重要なものとして認識され、検討が進められててきたと思います。
      >検討の途中で「歴史資料館」の計画が浮かび上がったために、展示企画の見直しが迫られたと感じています。



      (若林先生の反問): 過去にプラザ来たことはあるか?
      (私の応答): 否



      (若林先生の応答)
      >「観光交流プラザ」は施設自体に魅力が無いため、イベントを打ち続けなければならない状況にあります。

      >どうすれば足を運んでもらえるかを皆で考えねばなりません。

      (私のQ): (「施設自体に魅力が無い」とまで断じ,かつそれが当初からの計画不備ないし無計画にあるのだとしたら,なぜ討議の際に賛成票を投じたのかという趣旨で)討議はされましたよね。賛成されましたか?

      (若林先生の応答)
      >必要な施設と思いましたから「賛成」しました。

      (私のQ): (若林先生が言うように施設自体に魅力がないのは結果としてそうなったのか,それとも最初から魅力など備わりようがなかったのか,という問いがあることを暗黙の前提として)何のために貴重な財源を支出するのかの判断は議会の専権のはず。より市民の財産を効率的に用いるためにも,しっかりとした計画を練ってからでも,資産購入は遅くはなかったはずである。また,(起きてしまったコトについては仕方がないが,若林先生が,以上のすべてが事実であることを前提として)厳格に責任追及すれば,将来,類似の問題が生じることに対する抑止力となるはずであるが,如何?

      (若林先生の応答)
      >二元代表制の一方の市長が提出した予算案件について、よほどの反対理由がない限りは「承認」となるのは自然な流れ
      >>購入が拙速であったということではなく、計画がまずかったということだ
      >>責任は市長にあります。責任追求の方法としては「選挙」しかありません.

      (私のQ): 1.二元代表制をとる場合であってもたとえば無投票で市長が選ばれたときのように,執行部が行おうとするある政策に関し,民意の圧倒的支持があるとは限らない場合がある。その場合,議会が民意に遠慮するべき要素はなかったはず。そもそも,議会は(仮に市長側に圧倒的民意があったとしても,立憲主義の点から言えば),執行部とは異なる視点からダブルチェックをかけるべき(職責を担っている)。そのように考えた場合,若林先生が仰るような魅力の無い施設が生じたことには,多かれ少なかれ議会にも責任があるはず。予算を承認しなければ,若林先生が主張する事態は防げたはずだが,如何(ところで,私は予算を「承認しなければ」としか言っていません。否決とはしていません。国家予算の話になりますが,予算に関する通説的理解であるところの予算法形式説を地方にも適用すれば,議会は執行部の提出した予算を,予算提出権を害さない範囲で修正できることになります。このように「予算を承認しなければ」には「否決」と問題点を修正した上で承認する「修正決議」の二パターンが存在します。もっともこの修正決議は,実質的には「一部否決」なわけですが,しかし全面否決の場合と異なり,そのための難易度は大幅に下がるはずです。)。
      2. 議会は議論の場である。購入する資産が仮に必要なものであったとしても,有効かつ具体的な計画が定まっていなければ,費用便益の点から効果がないとなりかねないが,如何。

      (若林先生の応答)
      >市役所がマンパワーと時間とお金をかけて計画した予算案を多数決で「否決」などということにはそうそうなりません。(中略)市長以下市役所が時間と費用をマンパワーをかけ練り上げた計画について突然「経過報告」されても「議論」にはなりません。
      >議員ひとりひとりが市長及び市役所と同等の情報と見識を持ち、十分な時間を掛け、議論を尽くせば、あるいは対等な立場に立てるのかも知れませんが、兼職議員が多い中、しかも多数決で物事が決まる中では「無理」といわざるを得ません。




      ところで話は完全に変わりますが,若林先生は別のページで,議員の政務調査費を(臼杵市でも)認めていただけたらという趣旨のコメントをされていますね。私は,議会活動が停滞している(と感じる)のは,単なる議員報酬や費用弁償の多寡,政務調査費に公金支出を認めるか否かを超えたところにあると考えています。
      私が当該ページで指摘した,議員側にもマンパワーが無ければだめ,議会職員をプールし,市職員とは別の立場で独自に議員方のために使えばよい,趣旨のコメントをしましが・・・・・・。
      今改めてお聞きしますが,活発な議会活動の推進を図るためにはどのような制度枠組みが必要だろうと思われますか。先生が仰るように,議会側が実質的に執行部と相対できていないとすれば,それは立憲主義の前提からすれば相当に重大な問題です。費用をかけてでも手直しする必要があると思います。議員方の個人的才覚に頼るのでは限界があるはずです。

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  4. 関係者の方(市役所職員)はお給料が出ているので
    イベントを仕事としてやってるようですが、
    イベントを打ち続けなければならない施設で、尚かつ入館料など
    収入源が無い状況であれば、継続していくことは困難ではないでしょうか。

    どうすれば足を運んでもらえるかですが、
    市役所の窓口機能を一部移転すれば市民はイヤでも足を運ぶのではないでしょうか。観光施設としては?です。

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    1. 臼杵を訪れた人に臼杵市の魅力(歴史や文化)を知ってもらい、充実したまちなみ散策につなげる。リピーターとして、また口コミで臼杵を訪れる人を増やす。

      臼杵の人に足を運んでもらうだけでは「外貨の獲得」にはなりません。臼杵が持続的に発展するためには外からの人を呼び込まねばなりません。

      そのための「画龍点睛」の施設としてプラザは計画されました。なんとしても衆知を結集し、臼杵観光の浮揚につなげなければなりません。

      それにしても、衆知を結集するための組織、いわゆる「企画運営委員会」が立ち上がらないのはなぜ?

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    2. ところで、役所主導の観光戦略に成功例はありますか? 仮にあったとして、どうして成功したのでしょうか。

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    3. 「役所主導の観光戦略」と言っても多岐に渡ると思いますし、私に知見があるわけでもありません。単なる「役所主導」ではなく、官民協働で広く知見を求め、官民の協力体制がなければ成功しないということはあると思います。

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  5. 議員に教えていただきたいのですが、臼杵市の魅力って何ですか?

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    1. 長い歴史を持つ町であることです。それぞれの時代において輝いた時期があり、その時代の遺物や痕跡が多く残されています。臼杵石仏。臼杵城。道筋。絵図。祭り。食べ物。などなど。

      リアス式海岸ということもあり、海や山に囲まれ、日本の原風景がよく残されていると思います。

      「日本の正しいふるさと」というようなキャッチフレーズを掲げていましたが、まさにそのようになれる素地を有していると思います。

      子供たちの挨拶のよさも魅力です。歴史や文化を大切にしながら、誇りを持って住むことができる町です。

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  6. イベントするにしても戦略はないのでしょうか?
    日本の正しいふるさととPRしているのに、チアリーディングのイベントなんてチグハグな観光戦略と感じてしまいました。

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    1. とにかく「土日はイベントを」という要請に基づき、担当がコネクションを頼りに、手当たり次第にイベントを招聘している感があります。

      これまで「サーラ」や「公民館」「市民会館」で行われていたイベントもプラザで行っている様子。そのため他のところが閑散としているように見えます。

      さらに、民間のイベント会場も「一等地の格安な場所」ができたためにあおりを受けている様子です。市役所主催イベントと民間イベントとの峻別(会場を無料にするか有料にするかの仕分け)さえできていないのが現実ではないでしょうか。

      戦略に基づくイベントを行うためには、周知を集める仕組みがなければ、市職員の能力を超えるものがあると思います。

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  7.  質問を二つと、間違いを一つ訂正させて下さい。
     
     先に訂正として、「臼杵石仏」と書かれていますが、正しくは「臼杵磨崖仏」です。「石仏」は独立石仏なので移動させることは可能ですが、「磨崖仏」は不動産なので移動させることができません。そのところを良く理解した上で述べて下さい。

     質問一つ目として、『これまで「サーラ」や「公民館」「市民会館」で行われていたイベントもプラザで行っている様子。そのため他のところが閑散としているように見えます。』
     
     と、引用させて頂きましたが、「サーラ」や「公民館」・「市民会館」などで行っていたイベントをプラザで行う必要があるのですか。各地でイベントを行うからこそ、そのイベントの特色が色濃く反映されて良いものになるのではないのですか。

     最後に、『戦略に基くイベントを行うためには・・・』の文言で、わざわざ市職員が周知を集める仕組みを作らなければならないのですか。その道を専門とする学芸員の能力を利用すれば容易なことだと思いますが、どうお考えですか。お答え下さい。

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    1. 「臼杵磨崖仏」が正しいですね。「一般には『臼杵石仏』の名で知られている。」とwikiに書かれていました。

      平日の閑散とした状況に危機感を抱き、せめて土日だけでも人を寄せたいという考えの元、予算も限られているので「他で行われていた既存のイベント」「市職員で実施できるイベント」「ボランティアでできるイベント」が目白押しとなっています。結果、他のところが閑散としている様子です。

      施設の仕掛けやイベントの内容及び予算は「市長」が決めます(予算は議会承認が必要であるが、可決されるのが常)。市職員は市長の意を受けて動きます。よって「市長」が市職員をして周智を集める仕組みを作らなければならないということです。

      魅力ある施設及びイベントにするためには、様々な分野の視点からの知恵を集め、工夫する必要があると思います。「臼杵の魅力をどのように表現するか」という難しい課題です。試行錯誤、長い取り組みが必要と思います。

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  8. 観光交流プラザ、必要性は分かりますが毎週土日でイベント行うってただの人集め(市民が大半)であって、建てたから何かしなければで行っているのであれば方向性が間違っていますよね?。
    こんな事に予算を使う事は如何なものかと。
    >単なる「役所主導」ではなく、官民協働で広く知見を求め…
    先生は繰り返し書かれていますが、みていますと残念ですが期待できそうもありません。

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    1. (横やり失礼)

      確かに,方向性は間違っているでしょう。しかし建ててしまった以上,どうにかしないといけません。

      国庫から補助金が入っていることから,補助目的を達せずにいる場合,時期が時期だけに金1億6,400万円丸ごとを返還しなければならなくなる可能性があります。

      また造ってからそれほど時間が経過していないにもかかわらず予算を認めず,実質廃止ということになれば,多額の公費,時間,その他諸々の費やした資源の有用性を認めないか,否定するのだ,と他の人から受け取られかねないわけですから,そのようなことをする人は茨の道を歩む覚悟が必要です。まずできないと見て良いでしょう。

      合計で5億。臼杵市の一般会計総額の実に2.4パーセント。
      歴史資料館も合わせれば7億越えでしょうか。

      以上を総合すると,今後使うであろうイベント等,施設を活用するための予算は,別段,活用それ自体のみを目的とした予算ではないということは,明白ではないでしょうか。

      加えて本件は,総務官僚が臼杵市に出張っている間に,同人が主導して起こったことです(若林先生のコメントより。)。それをあとから廃止する等すれば,総務省との間の関係性がぎくしゃくする危険性があります。本件施設の廃止を議論することは,影響が大きくなりすぎます。

      だからこそ妙なプロジェクトが上がったときに備えて,それらを適切につぶす仕組みが必要だったと思われます(あくまでも「適切に」です。何でもかんでもではないです。)。そしてその役割は,執行部自身のほかには,議会にしか担えません。

      役所では『無謬の原則』という考え方が働きます。なにかが決定された後にあっては既に手遅れ(の公算大)です。

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    2. 「土日はとにかくイベントを!」ということで3ヶ月余りが経過しました。「プラザ」のあまりの惨状を打開するためのイベント開催は仕方の無いことと認めるとしても、このまま「イベント」頼りで済むことではありません。

      これまで進めてきた臼杵観光の「画龍点睛」、最後の仕上げとしての「プラザ」の必要性は皆が認めるところです。しかし、その役割が果たせていません。

      「プラザ」の計画は、総務省の役人が先導したことではなく、後藤市長時代に計画が起こり、当時の副市長であった現中野市長が仕上げたものです。佐藤副市長はたまたま仕上げの時期に臼杵に招聘され「船頭」としての任務を与えられたもの。その船頭がいなくなって船が山に登ってしまったと言えます。

      犯人探しをしても何も臼杵にとってプラスにはなりません。今あるものをどのように生かしていくか、改善していくか、それを考えなければなりません。それさえしなかった場合にこそ「真犯人」ということになると思います。

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    3. >「プラザ」の計画は、総務省の役人が先導したことではなく、後藤市長時代に計画が起こり、当時の副市長であった現中野市長が仕上げたものです。佐藤副市長はたまたま仕上げの時期に臼杵に招聘され「船頭」としての任務を与えられたもの。その船頭がいなくなって船が山に登ってしまったと言えます。

      勘違いしていましたね。でも,と続きます。

      でも,たしかに実態はそうでしょうし,総務省からきた本人さんもそのあたりは分かっている(はず)と思いますが,外から眺めた場合,そのようには映らないこともあるだろうという点には注意が必要でしょう。
      なぜなら,一度はプロジェクトのトップをしていたわけですから,後続がこれを成功させるか,失敗しないようにもっていかないと,失敗等に関係するのではないかと見られかねないですよね。
      通常,失策をしてもその結果が出るのに時間がかかります。第三者は,件の総務官僚がなにか臼杵市でヘマをして,その結果が今頃出ている,そして総務官僚が何をしゃべっても,責任を臼杵市の後進に押しつけようとしている,そんな風にとる可能性があります。

      またそもそも,市内部の事情に詳しくない人をいきなり「船頭」,すなわちプロジェクトのマネージャーに据えるというのも理解に苦しみます。仮にそうするにしても,通常であれば事情通のたたき上げに補佐させるです。とすると船頭が任務途上でいなくなっても,あとは補佐役に船頭をさせればよいわけです。

      (つまり,私はこう言いたい——船頭役の総務官僚が里に帰ったのだとしても,混乱は起こらない——。)


      >犯人探しをしても何も臼杵にとってプラスにはなりません。

      犯人捜しをしても,必ずしもプラスになるとは限らない点に関しては,認めましょう。しかし,なぜ今回のような事態になったのか,という点に関しては,整理が必要です。今回,なぜこのような醜態をさらすことになったのか。原因をつぶさに検討し,どうしたら今後に生かせるのか。
      誤りや間違いが生ずることは仕方がありません。人間が執務をするのですから。でも,そこから何かを学ばねばならないでしょう。

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    4. >これまで進めてきた臼杵観光の「画龍点睛」、最後の仕上げとしての「プラザ」の必要性は皆が認めるところです。しかし、その役割が果たせていません。

      本当に「画竜点睛」を欠くだけなのですか?

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    5. 現時点で「プラザ」は成功していないと言えます。要はここからどのように改善していくかです。これまでどおり、市長以下市役所に任せていたのでは知れています。費用を掛けて「イベント」をさらにグレードアップして「賑わっています」というのが関の山でしょう。

      失敗から何かを学ぶためには、失敗を認めることが必要ですが、「市役所は失敗しない、していない」という「無謬性」にこだわる役所、それは無理です。とにかくこれからどうするかに精力を注ぐしかないと思います。

      臼杵のまちづくりの方向性を定め、相当期間と費用を要して、「歴史のまち臼杵」を整備してきました。ハード整備としては「プラザ」を最終とし仕上げる算段でした。「画龍点睛」です。しかし、「プラザ」は空っぽの箱の態、中身の充実はこれからといった感があります。

      歴史の積み重ねに裏打ちされた「日本の正しいふるさと」として、誇りを持って暮らすまち臼杵になるように、市民にも来訪者にももっと臼杵のことを知ってもらえる、そういう「プラザ」としたいものです。

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    6. >臼杵のまちづくりの方向性を定め、相当期間と費用を要して、「歴史のまち臼杵」を整備してきました。ハード整備としては「プラザ」を最終とし仕上げる算段でした。「画龍点睛」です。しかし、「プラザ」は空っぽの箱の態、中身の充実はこれからといった感があります。

      はっきり言わねばなりませんが,ハードはソフトウェアがなければ機能しません。ハードもそうですが,ソフトにこそ成功か否かを決定する要素の大部分があります(むしろソフトに合わせてハードを造るのではないのですか? パソコンを考えてみてください。プラザはパソコン筐体それ自体です。OSやアプリがなければ全く意味がありません。またOS等がハードの方向性を規定づけることもあります。OS Xが使いたければApple,WindowsやLinuxが使いたければPC/AT互換であるように。)。

      ソフト自体に欠缺が見られるにもかかわらず,そのことをもって「画竜点睛」と言われても,理解に苦しみます。

      >失敗から何かを学ぶためには、失敗を認めることが必要ですが、「市役所は失敗しない、していない」という「無謬性」にこだわる役所、それは無理です。

      市役所が認める必要はないでしょう。議会が認めれば良いのです(私は常に,なぜ議会で本件に関する予算案がたいした議論もなく通ったのか,という点を問題にしていたはずです。)。
      予算案にOKを出したのは誤りであった,とね。
      議会が決議した事項ですから,この点,執行部がとやかく言うことではないです。自分たちだけで,(間接的に執行部の政策が誤りであったと糾弾することなるものの)自分たちの誤りを認め,将来に向けての善後策を検討するわけですから。

      その上で,仮に議会の審議能力の向上により解決の見込みがあるのであれば,そのための方策を講ずれば良いのです。

      (若林先生も不安が残りつつも,執行部に押し切られる形でOKを出した趣旨の発言をされておりましたよね。)

      また議会選挙を一回経由しているとはいえ,今いる議員の方々は全員再選のはずです。自分の誤りを認めるのは相当な困難があるとは思いますが,出来ないことではないはずです。

      自ら誤りを認めるというのは,議会の威信にかかわるという反論も可能でしょうが,閑古鳥が鳴き続け,イベントを打ち続けない限り人さえ集まらず,そのうえ税収増にも寄与しないことが明らかであり,かつ議事録やその他文書の記載から,認識の相違が生じるかもしれませんが)予算案審議時にまともな議論をしていないということが明らかになれば,声高に主張する人が出るかも知れません。

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    7. 議会の審議能力の向上により解決の見込みはないと思います。よって、議会主導で方策を講ずるのは困難です。市長(市役所)をして、方策を講ずるよう仕向けることが議会の役割と考えます。それぞれの議員が今の現状を把握し、行動しなければ実現できないことです。

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    8. >議会の審議能力の向上により解決の見込みはないと思います。

      議会の審議能力向上した(と仮定)。

      審議能力向上により執行部の提案に(仮に)おかしな点があれば徹底的にポイントを押さえた議論することができるようになる。何をするかだけでなく,何のためにするのか,将来的な見込みは,その他諸々の事実,不確定事実,理念は,目的はといった事項についても,「概観」からだけでなくより具体的に,充実した議論の展開が可能になる。

      執行部は,よく練った案を提出しなければ案件が可決困難となるため,中途半端な案は出さなくなる。また過半数の議員(又は委員)を議論により説得しなければ可決しないため,議論もまた成熟したものとなる。

      結果として執行部内部での議論もまた,よく練られたものとなる。

      結果として,市民の利益になる。


      議会の審議能力の向上が結果として「市長(市役所)をして,方策を講ずるよう仕向ける」ことに繋がると思いますが。すべては議会と執行部が適切な牽制関係にあるからこそ,構造的に可能となることです。

      仮に議会にも誤りがあるのだとすれば,議会が誤りを認めること,そしてなぜ誤りが生じたのかを分析し,その結果に基づいて良識ある議事の展開を市民に対して約束し,そのための具体的諸手段を講ずることは,結果として執行部の行動に影響を与え,いずれは市民の利益になるものと私は考えます。

      たとえ執行部が今回の案件について誤りを認めなくとも,今後の案件については,(言い方は悪いですが)まともなものになるのではないか,と期待出来ます。つまりは未来志向なわけです(どうせ執行部はうすうす分かっているはずだから,執行部側が言葉にして表明することまで必要ありません。)。

      ところで,悪魔の代理人(代弁者)という仕組みをご存じですか?

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    9. 「悪魔の代理人」という仕組みは知りません。始めて耳にした言葉です。

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    10. 悪魔の代理人 en: Devil's adovocate la: Advocatus diaboli

      多数派に対し敢えて批判や反論する役割を与えられた人またはその役割のことです。同調圧力があるために反論,批判がしづらい場合に,集団浅慮に陥ることを防止する意味あいがあります。

      語源は,かつてカトリック教会において設けられていた,列聖や列福の審議の際にあえて候補者の至らぬ点や聖人・福者たる証拠としての奇跡の疑わしさなどを指摘する職の名称であり,人間の悪徳を神に告げる天使としてのサタンの側面にちなみます(以上,Wikipedia『悪魔の代弁者』より。)。

      意味からすれば議会というよりは役所内部にこそ設けられるべき役職でしょうね。

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    11. またまたところで,になりますが・・・・・・。

      若林先生は相当程度の経験をつまれてきたとおもいます。
      そこでお聞きしたいのですが,先生はこれまでに,条例原案を直接作成された経験はありますでしょうか。あるとすればそれは何回で,かつそれぞれはどのような案件でしたでしょうか(守秘義務に反しない限りでお願いします。)。

      不躾なのはお許しください。

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    12. 若林さん。

      NAGIさんが「悪魔の代理人」の話を持ち出されたのは、より広い意味で、議会には形式的にも実質的にもその役割を担うことのできる可能性があるということを主張されたいからだと思いますよ。「観光交流プラザ」に関してはあくまでも実施主体は「臼杵市」のはずで、やれ市長サイドがどうだの議会サイドがどうだのといったことには関心は向けられないはずです。
      仮に市長サイドが「悪魔の代理人」を設けても、代理人役本人が今後も長く職員であり続けたいと思ったとすると、その効果は限定的なものとならざるを得ないはずでは?

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    13. >多数派に対し敢えて批判や反論する役割を与えられた人またはその役割のことです。同調圧力があるために反論,批判がしづらい場合に,集団浅慮に陥ることを防止する意味あいがあります。

      まさに今の市議会がそのような状況にあります。

      >意味からすれば議会というよりは役所内部にこそ設けられるべき役職でしょうね。

      役所内部に意図的に設けられたとしても、形式的なものとなりそうです。
      かつて私も個人的にそのような思いで仕事をしていましたが、疲れ果てたことを思い出しました。

      >議会には形式的にも実質的にもその役割を担うことのできる可能性があるということを主張されたいからだと思いますよ。

      そのとおりですね。「悪魔の代理人」としての役割を果たさねばなりませんね。
      いくら状況説明を積み重ねても、責任を逃れられるわけでもなく、責任を果たせるわけでもありませんからね。

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    14. (「匿名」さんへ。私の不十分なコメントに補充をしていただいて感謝です。)

      なぜ言論の府であるところの議会において,議員間に同調圧力が働き,結果として反論,批判がしづらくなっているのかということの原因を探る必要があるでしょう。いくら議会において,「悪魔の代理人」としての役割を果たさねばならないとされても,それを阻む原因を解きほぐせなければなにもなりません(議会は初めから市長側の専横に対抗する安全装置としても制度設計されているわけですから,この点,悪魔の代理人的役割を市内部で担うことは当然に前提されています。(直接見たわけではないために)現状の臼杵市議会が適切に機能していないとまでは言いませんが,議会のあり方として問題があるとされるのであれば,その根本的原因に踏み込む必要があります。)。

      先生が指摘されている,臼杵市議会における議員間の同調圧力が働くことの原因は何でしょう。議員さん方が(さっさと会議を終わらせて「昼食」にしよう,という意味での)怠惰なのでしょうか。私は違うと思います。志をもって議員をやられているはずでしょうから,そのようなことはないはずです。選挙民のチェックもあります。「怠惰であろう」という動機はなかなか成立しづらいものがあります(という私の推測,希望,こうであってほしいという議員像。)。

      とすると原因はなにか。私はそれを,怠惰だとか議員個々の志とかを超えたところにある問題,すなわち政務能力の差,より具体的に言えば議会活動に投入出来る時間の差にあるのではないかと考えました。

      議員さん方は,知っての通り,議会活動だけに専念するわけではありません。支援者を回り,次回の選挙対策をする等等,いろいろすべきことがあり,かつ時間がかかります。そしてこれらは往々にして,議員が議員であり続ける以上,削減できない時間です(兼職議員の方もおられますが,その場合ますます投入可能な時間は小さくなります。)。

      もともと時間がとれないところに,役所側が,相当程度のエネルギー(=時間)を投入して議会対策活動をしてきた場合,力負けするのは必然です。

      しかし原因が分かれば対応策はないわけではないはずです。力負けするから,何をしても無駄だという風潮になり,結果としてこれが議員間の同調圧力に繋がっているのだとすると,力負けの現状を解きほぐすことで改善に向かう可能性があります。私が別のコメントで指摘した人的資源の議会活動への投入案は,公共財としての時間を議員さん方に付与し,もって当該問題の解決策に繋げる,というものです。

      言うまでもありませんが,超人を18人も用意できません(月手取りで20万円台の議員報酬,政務調査費なし,費用弁償につき制限あり,ほかに公的サポートなしの条件下で,執行部と対等に渡り合い,市民の要求を政策の形にまとめ上げ,もって市政を適切な方向に誘導し・・・・・・などというのは無茶です。)。

      今まで何度か言いましたが,8割の力で7割の結果を安定して出せるシステムが必要です(議会や委員会の場で,「不安」を感じながら,「概観」だけで,ろくな議論もされずに決定されるのは困りものです。)。

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    15. 政務能力の差は如何ともしがたいものがあります。確かにそれが同調圧力の最大の原因と思われます。

      「8割の力で7割の結果を安定して出せるシステム」とはどのようなものなのでしょうか?

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    16. Q: 「8割の力で7割の結果を安定して出せるシステム」とはどのようなものなのでしょうか?

      お答えします。

      個々の議員方の超人的能力に期待しない,一種の分業システム,議員の再生産システムと言い換えることが出来るかと思います。

      先に述べたとおり,議会活動のほかにもいろいろなことをしなければならない議員方に,大量の資料の山や,表に出ていない莫大な情報の中から必要な情報を引っ張り出し,十分な検討を経,不確定要素も制御した上で,議会の場において,執行部と対等に渡り合い,執行部と議会部相互の適切な緊張関係,牽制関係のもとに市政を適切に誘導することを期待することは,現実的ではありません。

      手取り20万円台の議員報酬,政務調査費なし,費用弁償にも制限あり,他の公的サポートはなし,となれば,議員になろうとする者は,議員活動を通じて市政をよりよくしようとする者ではなく,議員という立場を利用して何かしらの利益(名望家としての名誉感も含む。)を受けようとする者になりかねなくなります。仮に,最初は議員活動を,市政を発展させるための有益な一つの道具として利用する志を持っていたのだとしても,過重疲労が重なれば,すり切れるだけです。

      この上あくまでも市民が議員方に対し,これらの問題の解決を議員自身の個人的な能力により解決しろと言うのであれば,それはもう議員方の超人的能力に頼ることと同じ意味になりかねません。

      そこで議員方が行うべき議会活動のうち,絶対に議員が行うべきとはされない業務——たとえば資料検索,議会質問の起案の一部並びに各種補佐——を,議会部でプールする人的資源に担当させる分業システムが必要であると考えます。そして当該分業システムは,以下の条件を備えることが必要と考えます。

      一つ目は,公務の原則です。議会部でプールされる人的資源は,議員方の公務の一つである議会活動を補佐するものであり,そのために公金も支出される以上,公務性を帯びるため,能力の担保が要求されます。

      二つ目は,独立性の原則です。議会部でプールされる人的資源は,執行部の政策を攻撃する道具として利用されることも想定されます。また執行部側が議会部でプールされる人的資源を経由して議会部の議論に影響力を行使することが出来るとすれば,議会の自律性の観点から問題ありと言わざるを得ません。よって実質的利害の衝突が起こらないよう,執行部とは独立した人的資源である必要があります。

      三つ目は,附属性の原則です。議会の主役はあくまでも個々の議員方であり,議会部でプールされる人的資源は,彼らをサポートするにすぎません。また議会は議員方の評決によってのみ行動を決すべきですから,彼ら議会部でプールされる人的資源は,完全に個々の議員方の指揮命令下にある必要があり,対外的には個々の議員方に吸収された存在である必要があります。

      四つ目は,恒久性の原則です。議会部でプールされる人的資源の存在理由は,あくまでも議会の審議能力の向上に他なりません。ボランティアの意義を否定するつもりは毛頭ありませんが,恒久的安定性を欠く場合,やはり目的を達成しない可能性があります。そのため,議会部でプールされる人的資源を確保する制度は,相当程度恒久性を有するものであることが望まれます。

      最後の恒久性の原則をどのように理解するかにより方向性は大きく二つに分かれるかと思います。一つは恒久性を人的資源それ自体に求めるという方式,常に議会部において議会職員として補佐人員をプールしておき,必要に応じて議員方に利用させるというものです。これは人員それ自体の恒久性もあり,経験が蓄積されるという効果が得られる一方,議員方が人員を利用しない場合にどのように遇すべきかという問題が生じ得ます。費用もまた長期にわたって変動しないでしょう。

      他の一つは,恒久性を制度それ自体にのみ求めるという方式,つまり議会部において候補者名簿を常備しておき,必要に応じて個々の議員方が公設秘書として登用する,という方式です。個々の議員方が必要だと判断したときに人員が利用されるわけですから,費用という面ではメリットがあろうかとおもいます。付属性の原則を強調するならば,この方策もありでしょう。しかし人材それ自体の恒久性を欠くでしょう。また候補者の能力,適性に応じてではなく,議員方の近親者がさしたる理由なく登用されることの危険性を検討する必要がありましょうか。

      いずれにしても,議員方が自身の集中すべきことに集中できるよう,お膳立てするシステム,なわけです。

      次に,このシステムのよいと私が考える点を指摘しておきましょう。それはこのシステムが,将来の議員候補者の学習の場になる,つまり議員候補者養成機関となり得るということです。

      知っての通り,地方議会ほど行政,法学に詳しい議員は少なくなる傾向にあります。しかし多数の高度な専門職員を擁する執行部相手にこれらを含む専門的知見なしに渡り合うことは不可能です。最新のアメリカ軍相手にローマ帝国の軍団が勝負を挑んでも結果は明らかです。

      しかしこのシステムの存在により,議員となって志をとげたいと思う者は,積極的に本制度に参入して資料の山と法制度と格闘することになりでしょうから,将来の議員候補者の基礎的,専門的知見を醸成するのに役立つはずです。

      つまりは臼杵市においても『秘書(のような存在含む)→議員』ルートを公的に整備するわけです。

      いま臼杵市に必要なのは,執行部と適切に渡り合い,市政をよりよい状態に誘導してくれる政治家としての議員です。そのためには人材の供給ルートが必要です。養成ルートが必要です。
      向こう100年を見据えた制度設計が必要でしょう。

      このシステムが適切に稼働すれば,専門的知見を持った議員を安定的に再生産することも可能となります。議員方において専門的知見があり,かつ彼らをサポートする公的な体制があるからこそ, 各々が8割の力という現実的にあり得る努力ないし能力の行使しかしなかった場合でも,そこそこの結果を将来に亘って,出し続けることが可能であると見込めるわけです。

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    17. 「議会が何をやっているのかわからない」そのように思われている現状において、そのように議会に費用をかけることが容認されると思われませんが。。

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    18. 議会が何をすべきか,議会がどうあるべきかを市民に教示して歩くのは,本来的には議員方の役割のはずです。議会制度は市民に対する政治教育の装置としても機能します。その上で「「議会が何をやっているのかわからない」そのように思われている現状」があるとすれば,それは議員方が自身の役割を懈怠した結果生じたにすぎず,本来の議会政治のあり方としては相容れないと主張します。

      ところで,これまでの若林先生の主張を拝聴するに,現状の臼杵市議会は,セーフティーとしての役割を果たしているのかという点につき,疑問を呈せざるを得ません。市が莫大な公金を投ずるにも関わらず,どのような計画案で行くのか,その妥当性は,その効率性は,見込みに甘さはないか,等等について精緻な議論を展開できず,「概観」から「市民のためになるかどうか」を判断すると言い出す場合にあっては,執行部が一見明らかに市民の利益に反するような案を出すことがあり得ない以上,なにも審査しないと言っているに等しいと私は考えざるを得ません。

      若林先生が暗に前提されているとおり,議会に費用をかけるか否かは,最終的には市民がこれを容認するかどうかにかかわります。ただ,事情を知悉したうえでなお,臼杵市民が,議会に対して公金を投入し,議会の審議能力の向上を拒む選択をするのであれば,そのことによる利益のみならず不利益もまた,当然に甘受すべきであるといえます。

      つまりは今はやりの『自己責任』というわけです。

      (市長もまた市民が選出したのだ,と言われるでしょうから念のため付記します。そもそも市長だけに任せると,誤り訂正が不可能になります。だからこそより慎重を期すためにダブルチェック体制になっているのが現状の概要です。とすると,個々の代表者がどうのこうのというよりも,全体的観点から適正に機能するかどうかということがポイントになります。そしてそのための監視責務は,依頼人たる市民の側にこそあります。この点議会の機能不全を放置することは,ダブルチェック体制を市民自ら毀損させることに他ならないわけですから,当然その責任を受忍すべきとなります。)

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    19. ところで,イベントイベントと市役所はされておりますが。
      歴史かつ伝統のある既存のお祭り(たとえば臼杵石仏の火祭りなど)に対する市の姿勢はどうなっているのでしょうか。

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    20. 市の姿勢とのことですが、当然のことながら臼杵の大切なイベントですからできるだけの支援は行っていると思われます。「どうなっているか」との問に答えられるほどの材料は持ち合わせていません。特に必要があれば調べます。

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    21. 若林先生が指摘されておられる観光交流センターというのは,観光施設としての機能も有するわけですよね。とすると,観光交流センターを有効活用するための戦略を提案するにあたっては,臼杵市内にある他の観光資源(市外にあっても地理的又はその他の理由により関連性がある場合には当該市外の観光資源も含みます。)並びに臼杵市が策定している(はずの)観光についてのドクトリンとの整合性も問題にする必要があるでしょう。

      その点,私が質問した「歴史かつ伝統のある既存のお祭り〜中略〜に対する市の姿勢」というのは,臼杵市の観光についてのドクトリン中の細目の一つ,という位置づけになるかと思います。観光交流センターの有効活用を訴えられておられる若林先生のご指摘とは,その前提条件となるべき部分について関連性があるのではと思います。

      臼杵市の主張を拝聴させていただく機会があまりないため,臼杵市がどういう姿勢で「観光」と向き合おうとしているのか,不明です。逆にそれが分かりますと,他の具体的戦略とも総合的にマッチングしたよりよい観光交流センターの運用戦略が考案される“可能性”が出てくるのではないかと思慮します。

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    22. まさにその「運用戦略」が必要と思います。様々な立場の人による検討をするための「企画運営会議」が必要と提案しているところです。

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    23. 議会活動,お疲れ様です。
      全く本件とは話が異なりますが,本日付の大分合同新聞(南部版の朝刊16頁)の記事によれば,臼杵市一般会計補正予算総額約6億円のうち,古園石仏周辺の台風11号による被害復旧工事費として,金5,728万円が提案されるとのことです。
      この点に関し,若林先生のお考えをお聞かせいただけたら幸いに存じます。

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    24. 相当大きな金額ですが、災害復旧工事は国から来る担当官の「災害査定」を受けて、認められた範囲の工事を行うことが基本になります。その範囲の工事でなければ所定の補助が受けられません。

      今回の工事は、ほとんどが災害復旧として認められた工事と聞きました。それ以外の工事費も「景観」や「災害防除」のための必要な工事を計上しているとのことです。

      災害復旧工事については、以上のような理由から予算審議においては特に問題になることは通常ありません。予算執行が適切であったかどうかは「監査」に委ねられることになります。

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  9. 私も含めての意見ですが、お上の決めた事に反旗を翻してまで意見を言う市民は少ないということです。役人天国は今に始まった事ではないのだから。少数精鋭の議会になったところで何のチェック機能も果たせてないのが実状ではないでしょうか。改革は進めてほしいのですが、臼杵市では当分ダメでしょうね。

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    1. 普通の人は、お上に意見を言える状況にはありませんね。反旗を翻す人物であるとみなされれば干されそうです。

      物言えない市民の代表として議員が存在するわけで、少数(一人か?)ではありますがお上の決めたことに反旗を翻して物言う議員でありたいと思っています。

      臼杵の人口は減り、高齢化が進みます。「当分ダメ」といって、次の時代を待てる余裕はありません。魅力のある臼杵となるよう、少しでも改革が進むよう、一人ひとりができることをやっていく、それしかありません。

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  10. 少し話が逸れてしまいますが、この観光交流プラザに関しやはり箱物は駄目ですね、といった良い例です。
    私は市議が駄目だというより役所も、両方駄目です。
    若林市議は良し悪しは別としてここで自身のお考え、方向性を述べてますが、ほかの市議はこの現状をどうとらえているのか、どう行動に移しているのか全く見えてきません。
    役所は、いえ国も地方も一緒ですが一度方向が打ち出されるとほぼ絶対に止まりません、止めません。
    有明ギロチンも普天間問題もやるとなったら予算が宙に浮くだの、党のメンツがどとかそのような事ばかりで走り始めたら内容はどうでもよくなります。
    そして来年度の予算が・・・と続きます。
    一市の問題ですがなかなかどうして、構造や約束事に守られ、縛られ大変な日本ができているのですから。
    話を戻して観光交流プラザ、市民を巻き込んで考えていくのは勿論ですが、議会や役所が反省の弁を述べ市民に協力をお願いしながら進めないとよくて無関心、悪くてただ批判の嵐となるだけだと思います。
    年間維持費だけでも馬鹿になりませんから。

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  11. ほんとに若林議員って、褒めるのが下手ですよね?もちろん市役所の機嫌と取れとまでは言わないけど、
    『「観光交流プラザ」は施設自体に魅力が無いため、イベントを打ち続けなければならない状況にあります。』とか
    『現時点で「プラザ」は成功していないと言えます。費用を掛けて「イベント」をさらにグレードアップして「賑わっています」というのが関の山でしょう。
    』とか

    本当に否定的な話しかしませんよね?

    んで、議員の考えは?ってなると
    『魅力ある施設及びイベントにするためには、様々な分野の視点からの知恵を集め、工夫する必要があると思います。』
    と、市民を巻き込んで!としか言わず具体案は何も無し。。。

    議員はご自身のブログを客観的に見て、交流プラザに行きたいと思いますか?思いませんよね、プラザは失敗作でイベントを無理やりおこなっているとしか書いていませんもん。
    議員のブログを見ていると、プラザに客を集めないようにネガティブキャンペーンを行っているように見えるのですが、そうですか??


    今日も癒しカフェが開催されてて、臼杵カレー放浪記のカレーを食べながら行ってきましたが、なかなか賑わっていてみなさん笑顔でしたよ?こられが失敗とは思えませんし、大分銀行跡地を誰も買い取らずに、廃墟となっていたらもっと悲惨だったと思うのは私だけなんでしょうか?


    議員はこのブログをどうしたいのですか?イベント告知?議員政策討論の場?市民の意見を聞く場?臼杵市の悪口を書いてみんながすっきりする場?ぜひ、議員の「ブロク」に対する考えをお聞かせいただけたらと思います。

    長文失礼しました。

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    1. 上手くいっているならよいことです。皆さんが誉めてあげればよいと思います。

      批判的な意見は直接は申し述べにくいもの。上手くいっていないと思うからここで問題提起をします。

      匿名で臼杵市(市長部局にも議会にも)に物申すことができる場です。そしてそれが理にかなったことであれば議員が直接市役所に働きかけるきっかけが生まれる場であると思っています。

      肯定的な意見は直接でも言いやすいもの、このようなブログではどうしても否定的な意見が出やすいのは仕方ありません。

      私としても情報不足や理解不足から生まれる批判については、市役所で調査した上で、きちんと説明するように心がけています。(市役所から直接説明して頂ければ尚良いのでしょうが)

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  12. 先日、観光交流プラザに行きました。
    観光情報を聞きたかったのですが、対応が今ひとつで
    暗いイメージを持ちました。
    調べているうちにこちらのサイトに辿り着きました。
    観光の窓口ですと雰囲気が大事だと思いますが、そういった思いをしたもので
    改善されると嬉しいです。

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    1. コメントありがとうございます。
      ご指摘の点、担当部署に伝えました。
      改善に向けて努力するとの回答を頂いております。
      また臼杵にお越しいただけると幸いです。

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