2013年9月16日月曜日

整備済みの公共下水への未接続

公共下水道が整備された区域にある家庭のトイレや生活雑排水は、公共下水道に速やかに接続する決まりとなっています。ところが臼杵市では現在、約2000戸を超える家庭の排水が1年を超えて未接続の状況となっています。

未接続の住宅からの生活雑排水はそのまま川に流されます。せっかく巨額の投資を行って公共下水道の整備を行った意味をなしません。また、「近くの住宅が公共下水道に接続していない。浄化槽の管理も行き届かず臭い」などという声も届いています。

このような事態に対してどう対処するのか?戸別に訪問してお願いするしか方法がありません。

これまで市は、公共下水道の整備工事をする前後に訪問して工事の内容説明と完成後の接続のお願いをしてきました。それに応じて多くの家庭が接続をしてきました。ところが、これに応じず長い間接続をしないまま放置されてきた家庭を訪問してお願いすることはしてきませんでした。

その結果2000戸を超える家庭が未接続のまま放置されています。今後は、年に400戸、5年間をかけて戸別にお願いに回るという説明が一般質問に対して答弁されました。それぞれの家庭で事情は異なると思います。困難な業務ですがしっかりとした対応をお願いします。

「市営住宅家賃滞納整理」「水道料金の滞納整理」などと同様、これまでのつけの代償は大きいものがありますが、「正直者がバカを見る」ようなことでは困ります。

2 件のコメント:

  1. 理由の整理はできてますか? 確認してますか?
    対象世帯の年齢層、所得の把握できてますか?
    臼杵市は上水道メーターから、下水道料金がされますか? 議員歴何年ですか? この問題については、初めて対処するんですか? あなたの動きに注視したいと思います。

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    1. これまで長期に公共下水道に接続されていない家庭への戸別訪問は行われたことがありません。よって、理由の整理も所得の把握もできていないと思います。

      今後、戸別訪問を行えばそれぞれの家庭の事情も分かってくると思いますので、それぞれの事情に応じた対応が必要になります。

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