2013年9月15日日曜日

下屋敷前の駐車場は「人」でしょう


補足説明を受けました。以下は、駅前駐車場を機械式の管理とすることを前提として、それぞれの場合の見込みコストを示しています。

下屋敷と畳屋町を機械管理とする場合。
297万円+227万円=524万円

下屋敷を人、畳屋町を機械とする場合。
303万円+265万円=568万円(+44万円)

どちらも人による管理とする場合。
303万円+294万円=597万円(+73万円)

実際はこれ以上のコスト面での差が生じるであろう(機械式が安くできる)と見込んでいるとのこと。人での管理では苦情対応などへの市職員の関与が必要であり、総合して検討した結果、3箇所とも同一業者による機械式での管理を想定しているとのことでした。

また、駐車場の近辺に「観光交流センター」「ガイド詰め所」も整備されることから駐車場での案内表示で対応できるとの判断もあるようです。

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臼杵を車で訪れる人が最初に臼杵と出会う場所、下屋敷前の駐車場にはやはり人がいることが大事。おもてなしの心で接すればどれほどのよい効果が生まれることか。44万円というお金には代えられない価値があると思います。

それと機械式にすれば管理費は全て市外へ流れてしまいます。シルバー人材センターを前提とした金額で、決して多くはありませんが臼杵の方への支払いに充てられるべきと考えます。

19 件のコメント:

  1. ブログ拝見しています。
    いろんな情報をありがとございます。
    これほど細かい臼杵の情報が集まっているサイトは他に無いのではと関心しています。市内在住ですが、景気が上向かない時に一人でも多くの雇用が出来る事は本当に有り難い話です。ぜひ、一人でも多くの雇用創出をお願い致します。

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    1. 嬉しいお便りありがとうございます。少しでも臼杵市に市外からお金を招き入れること、臼杵市のお金を外に持っていかれないようにすることが肝要ですね。

      今日の「予算委員会」で今回の駐車場の管理について審議されます。私は現在の予算案に「反対」するつもり。多くの議員が賛同してくれて、機械式ではなく、雇用が生まれ「おもてなし」の出来る人による管理が実現するように努めます。

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    2. 予算委員会。

      下屋敷前の駐車場を「機械式」でなく「人を配置して」管理を行えば年間約44万円余り余分にかかります。

      しかし、位置的に来訪者が最初に立ち寄る駐車場となります。人を配置すれば「観光交流センター」や「ガイド詰め所」へのご案内など「おもてなし」が出来ます。

      また、機械式として市外業者に委託料を支払うのではなく、市内の方を雇用することが出来ます。

      以上の理由により「機械式」を前提として予算が計上されている予算案に反対しました。しかし他の議員は全員「賛成」。最終的には本会議(25日)で採決されます。

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  2. なんでシルバー前提なんですか?

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    1. シルバー人材センターへの委託が「一番安く出来る」とされているからです。

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  3. シルバーに入る公費を考えると、純粋民間起業が競合できるわけありません。
    ていのよい天下り先じゃないですか?

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    1. 概ね60歳以上の方の労働の場の確保の観点から「国と市」から補助が行われています。発注単位が小さいことから、働く人と発注者とをつなぐための事務が煩雑となり、事務費が高額となることを防ぐ意味があります。

      仕事の種類によっては民間事業と競合するものもあり「民業圧迫」との批判もあります。「事業仕分け」にかかり補助が1/3ほど削られた経緯もあります。

      補助があることから民間事業者よりも安価にできることに繋がっています。「シルバー人材センター」にお願いすることで市民もメリットを享受しているともいえます。

      「シルバー人材センター」への補助を行わないとすれば、現在の業務は高値となり、働きたい高年齢者の働く場がなくなりますし、発注者のメリットもなくなります。

      但し「民業圧迫」にならないことが必要ですし、安価であるからと言って公共施設の管理などの業務が「粗雑」になっては困ります。そのような場合はシルバー人材センターではなく、シルバー人材センターにお願いするよりも多少高値となっても他の民間事業者などを選定すべきと思います。

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  4. シルバーありきの中で費用面だけで考えるとそちらの方々だけ恩恵を受ける。
    雇用というがそこだけに対し雇用が発生。
    結局市民サイドは企業も、個人も市主導では殆どの場合において傍観するしかない。
    決定事項に従うしかない。
    雇用とか聞こえはいいが内々でいいように回してるだけ。

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    1. 機械式としてしまえば、管理業務にかかる費用は全て「市外」に流れます。人を置いての管理は総額の費用は約50万円ほど高いですが、毎年260万円ほどの委託費が市内業者(「シルバー」)に支払われ、働く人に賃金が支払われます。

      「シルバー」が委託先としてふさわしいのかどうかですが、現状では一番安価でお願いが出来ます。しかし苦情も多かったと聞いています。「シルバー」では「おもてなし」が出来ないとなれば他の委託先を考える必要があります。

      私たち「NPOツーリズムうすき」の定款には「施設管理」もあり駐車場の管理も受託できます。「機械式と同額でも駐車場管理を引き受けたいね」という会員の声もあります。

      仮に「機械式」でなく「人」で管理するとなれば「シルバー」との競合になりますが、補助も無く会員数の少ない現時点ではなかなか困難との思いもあります。

      「機械式」の耐用年数は6年とされているようですから6年後には「おもてなしの心一杯の駐車場」を実現できるように少しずつ活動の輪を広げたいと思います。

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  5. 地元企業をなるべく使いたい。
    でも現実はシルバーと一緒で競争で参入できる要素が無い。
    一体どっちなの?
    気持ちはあっても予算の関係上市外、県外になるにも仕方がない?。
    きれいごとですね。
    言葉だけのきれいごとは聞き飽きました。
    財政圧迫してでも地元を、とまでは言わないものの何とかしたいという形跡が殆ど見受けられません。
    体質改善は無理なのでしょう。

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    1. 人を置いて管理するほうが優れていると思います。その人が「おもてなしの心」に欠けていると判断されれば、別の人を置けば済むこと。少し安価であるという理由のみで機械式にすることは反対です。

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  6. 問題は公費の有無で民間企業が太刀打ちできない準公営企業が、市からでた管理仕事を安いからと受注できる不公平さじゃないでしょうか。
    シルバーさんは管理職に市の退職者を過去現在で何名ほど受け入れているのでしょうね。

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    1. 「予算委員会」の審議の経過から稲葉家下屋敷前の駐車場は「機械式」となりそうです。今回は「シルバー人材センター」への委託が行われることにはなりませんが、ご指摘の点「シルバー」がこれまで市の退職者をどのように受け入れているかについては調べて報告します。

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    2. ここ7年ほどは市の退職者をいわゆる「天下り」として受け入れた(送り込んだ)事例はないとのことです。

      シルバー人材センターが必要に応じて管理職を探し、結果として市職員経験者や教職員経験者がその職に就くことはあると思いますが天下り先になっているわけではない様子です。

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    3. シルバーが管理職を募集した場合に、たまたま市役所職員が採用された割合は管理職全募集中でどのくらいでしょうか。
      募集をしてたまたま採用という形だけ作った疑いもはらしてください。

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    4. なかなか難しい調査になりそうです。補助金を出しているとはいえ、他団体の人事についてどういう調査が出来るのか?

      シルバー人材センターの管理職はそれほど厚遇ではないように聞いたことがあります。なかなかなり手がないとも。そのあたりをできるだけ調査してみますね。

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    5. シルバー人材センターは、以前は社団法人でしたが現在は公益社団法人となっています。

      下記のところに「定款」が公開されています。理事が7名から19名以内とされ、総会で選任されます。また、理事会において理事長と副理事長、常務理事(事務局長)がそれぞれ1名ずつ選任されます。
      http://www.sjc.ne.jp/hp_make/hp_main/hp_index.asp?user_id=651

      事務局長を募集するような手続きはありません。どういう方を理事に任命するか。そして理事の中で誰を選任するかという手続きになります。

      この種の団体では「総会」において「理事」に多数の立候補者があって「選挙」というような場面は少ないです。あらかじめ用意された「候補者」が選任されることが多いです。「候補者」をどのように選ぶのかということになりますが、恐らく理事会で選んでいると思います。

      事務局長にふさわしいと思われる人に白羽の矢を立てて、理事になってもらうようなことはあると思いますが「定款」に従って選任されることです。

      定款は次のようになっていて「その他の職員」の任命は理事長が行います。(以下定款抜粋)「事務局長は、理事会の承認を得て理事長が任免し、その他の職員は理事長が任命する。」

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  7. 2013年9月20日 8:13書き込みの者です。
    下で書かれている意味合いで書いたのですが機械式を押しているように解釈されたのですね。
    書き方が悪くて失礼しました。
    そうですね、どうしても 安い賃金=シルバー採用 の構図に納得できませんでした。
    機械式に決まりそうとの事、民意とか取り入れてたら決まるものも決まらないとお考えなのでしょう。

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    1. 機械式にするか人を置いての管理とするかについては市役所内部でも相当議論された様子です。

      それぞれメリットとデメリットがあります。私としてはそれぞれのメリットとデメリットを比較検討したときに「人を配置する」ことが臼杵市にとってより有益であると判断し、予算案に反対するということです。

      それぞれの議員が民意を汲んだうえで、それぞれの議案に対して賛否を明らかにする、それが「採決」ということになります。

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