2013年6月21日金曜日

臼杵市庁舎の建て替えに関して

市中で噂されていることに「市庁舎は臼杵商業高校跡地に移転するのではないか」というものがある。臼杵商業高校は来年3月に閉校になる。土地建物は「大分県」が所有している訳であるから、臼杵市が欲しいなら大分県に対して「欲しい」と表明しなければならない。

「合併特例債」という有利な借金ができる期限は「平成32年まで」と目されていて、早めの建て替えを考えるなら平成32年までに行うことが財政的に望ましい。仮に早めの建て替えを行うならば「耐震補強」せず、建替えた庁舎に移転するほうがムダが無い。もっとも、移転までの耐震性の課題は残るが。

現状の庁舎を「耐震改修」して、なるべく長く使うことは一案である。しかし、津波に襲われる危険性があることに加え、建築後約40年が経過しており、仮に改修後20年くらい使用したとして、そのときに「合併特例債」などという有利な借金が用意されているとは限らない。もっとも、道州制などの論議もあり、20年後に「臼杵市庁舎」を建替えなければならないような状況があるかどうかは予見できない。

「合併特例債」を活用するためには、「合併市町村基本計画」に盛り込む必要があり、「合併特例債」を活用し平成32年度までに建替えるかどうかを検討する必要がある。

以上、私なりに今回の「検討」に至った背景を考えてみた。いずれにしてもあまり長い時間をかけて検討できる状況では無いと思われる。

5 件のコメント:

  1. 正直なところ、市庁舎にしろ辻ロータリー周辺にしろ本丁にしろ、市長はじめ市職員や議員の中で一人でも5年後の都市デザインが把握できてる方がいらっしゃるのでしょうか?
    都市デザインが全く複合的に考えられていない気がするのは私だけなのでしょうか?臼杵市民として、杞憂であることを願いますが。

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    1. 市長も職員も議員もバカじゃないんやけん、あなたよりかは考えてるっての。
      うちら市民が考えるのは、あれが欲しい、これがあると便利、とかどーせそんなもんでしょ。
      市の財政とか、借金とか聞いてもわからんけん任せるしかないでしょ。

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    2. 都市計画など、将来のまちづくりビジョンを描いて事業は進められています。ただ、その計画過程において市民の皆さまに情報が的確に示されているかどうかについては疑問のあるところです。

      今後は港湾整備に伴う将来的な道路網(道路整備の優先順位)の見直し、そして市庁舎の建て替え位置の問題が臼杵のまちづくりの大きな課題となっています。

      特に市庁舎の位置についてはこれから検討する課題ですので市民の皆さんにできるだけ情報提供しながら考えていきたいと思います。

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  2. 馬鹿じゃねーけど任せたけんちゅうち皆が納得できるとは限らんで。
    無関心じゃけど辻んロータリーなんち粗方形が見えてきちかん「何じゃこりゃあ・・」と思うた人は多いと思うで。
    完成当時な、「なげー信号になっち、もう辻はとおりとうねーな」ちみんな言よったで。
    今じゃ慣れたみたいやけど信号なげーけん人も自動車も信号きちんと守らん。
    あぶねーの、なんの・・

    言う事ゆうて、でも言うとこ無かったら議員でんつこうち市にゆうちもらわんと我らんゆうことなん役所は聞かんからな。
    門前払いこそせんけどいちいちとりあわんで。
    あれが欲しい、これがあると便利とかもなかなか実現せんやんか。

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    1. 納得できない場合は、ぜひ「市議会議員」を使ってください。納得のいく説明を求めて市役所と協議します。

      制度面から明らかに実行が難しい場合や我田引水的なことは、市役所と協議する前にお断りする場合もあります。

      予算面や市の権限外のことなど、なかなか難しいこともあるでしょうが、市民の皆さまに対する「説明責任」を果たしてまいりたいと考えています。

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