平成21年度決算書によると、4695万円ほどの市営住宅の家賃滞納が発生しています。
滞納整理がどのように行われているのか、市役所を訪ねました。
臼杵市では、「臼杵市営住宅家賃滞納整理事務処理要綱」に従い滞納整理が行われます。
http://www2.city.usuki.oita.jp/reiki_int/reiki_honbun/ar08309811.html
2010年10月7日「朝日新聞」に県下の公的賃貸住宅の家賃滞納に関する記事が掲載されました。
それによると2009年度の全県下の滞納額の合計は10億円に上るとされています。
臼杵市の収納率は69.2%、県下で2番目に低い数値となっています。
ちなみに、大分市80.3%、豊後大野市82.3%、津久見市92.0%です。
臼杵市もこの数値を重く捉え、滞納整理の手順をマニュアル化し、滞納整理を進めるとのことでした。
市営住宅には建設費に対する国の補助があり、民間賃貸住宅に比較して低廉な家賃設定となっています。
現在の経済状況下、家賃の支払いは大変だとは思いますが、民間賃貸住宅では許されないことです。
すべての市民が自分の住まいに対して何らかの居住費を負担しており、たまたま市営住宅に入れたからといって家賃を滞納することは許されません。
大変な仕事ですが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
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