2013年6月8日土曜日

中国陶瓷美術館の購入について

コメントいただきました。
(以下引用)

中国陶史瓷美術館、2億5千万円ですか。
これまでの形態での日・月・年の入場者数はどれくらいだったのでしょうか?
文化芸術ですので、売上云々のみで議論するべきではないとは思いますが、勿論改修費用・年間経費を考慮した上で臼杵市や議会は決断するのですよね?

若林市議、正直これ臼杵市民全体の何割が行ってみたいなと思うとお考えですか?

-------引用ここまで

「中国陶瓷美術館」の閉鎖に伴う私の考えについては以前述べました。
http://usuki.blogspot.jp/2011/09/blog-post_13.html

今議会の予算案に「中国陶瓷美術館」を購入する費用として、1億9千万円余りが計上されています。それ以外に施設整備工事費や設計委託料、デジタルコンテンツ作成委託料などで約5千万円余りです。財源として、地方債を約2億5千万円起債します。

このことについては、これまでの「議会全員協議会」において、相手方との交渉を行いたい旨の説明がなされていました。「中国陶瓷美術館」が残念ながら閉館したこと。臼杵市として「お宝」を展示する施設を欲していたこと。この2点の思惑が合致し「購入したい」との方向になりました。相手があることであるからとの市役所の要請で情報を提示してきませんでした。

他に転用することが難しい建物です。交渉によっては「割安」な購入ができるのではないかと思われ、しっかり「交渉」して頂きたいと注文をつけていました。今回、予算計上されました。このことについては今議会の「予算委員会」で審議されます。購入費用、改修費用や維持費をなどを十分検討したうえでの「判断」となります。

臼杵市民の何割が行ってみたいと思うかについてです。

臼杵市の発展の方向として「臼杵」自体の価値を高め、交流人口を増やす方向への展開が重要であると思います。そのためには来訪者は無論、市民の皆様にも臼杵の「価値」を高める情報や資料について触れていただく仕掛けは必要と思います。たくさんの人が「行ってみたい」と思う施設にしなければなりません。

36 件のコメント:

  1. 大分銀行跡地に展示スペースができると聞いた事があります。
    サーラ・デ・うすきにも展示スペースがあります。
    旧中臼杵小学校にも展示?保管?施設が出来ると聞きます。
    やはり臼杵市は裕福な市なのですね。

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    1. 「お宝」は空調の整った展示環境でなければ展示できないほどの貴重なものです。また、旧中臼杵小学校を活用して保管しなければならないほどの多数の出土品などがあります。

      決して裕福とは言いませんが、購入に至れば、今回の施設は「観光元年」に向けて、最後の施設整備となります。

      それぞれの施設を有効に活かし、臼杵の魅力を発信し交流人口を増やさなければなりません。そのためには、たくさんの市民の皆さんを巻き込みながら、知恵を出し、議論しながらよいものにしていくことが重要です。

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  2. 市民の皆さんを・・・とおっしゃいますが、今回市民を巻き込んだ公式な議論があったのでしょうか?

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  3. 今回の購入について言えば、市民を巻き込んだ議論はありませんでした。議員全員協議会において議員に説明がありましたが「説明資料」は回収されました。相手のある交渉ごとだから公にしたくないとのことでした。

    その後は水面下で交渉が進み、今回、金額がはっきりしての議会提案となりました。

    「たくさんの市民の皆さんを巻き込みながら、知恵を出し、議論しながら・・・」と書かせて頂いたのは「観光交流センター」「サーラ・デ・うすき」「稲葉家下屋敷」そして今回の「中国陶瓷美術館」を含めてどのように活用すればよいかについての進め方について述べたものです。施設は整備が進むものの、魂が入っていかない感があるということです。

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  4. おかしいとは感じませんか?
    自分としてはかなり違和感を覚えるのですが。

    件の美術館をこれまで経営していたのは東九州石油株式会社。創業50周年記念の勢いで作ってしまったものの,当然のことながら収益にあまり貢献せず,世界的大不況と反中の動きのなかで,東九州石油がバランスシートを改善しようとして,すでに閉鎖して営業していない施設を市に押しつけたとみることができます。

    美術館を1.9億で売りつけたあげく,関係企業が内装等,約6000万の業務を受注するなどということはありえない。

    通常ならこのような要求を市が受け付けることはあり得ない。でも臼杵市ならでわの特殊事情がそれを可能とするはずです。

    つまり,市側(とりわけ市長さん)と相手方の癒着しているかもしれないという可能性があるのでは,ということです(当然,買い取ってほしいと声を上げた文化団体についても同じです。寄付を受けている立場ですから。)。

    東九州石油株式会社の取締役会の重要メンバーに例の一族の方々が含まれています。当然,彼らは臼杵市の隅々まで影響力を行使できるでしょう。
    また例の一族さんたちや取締役会のメンバーが,臼杵市に関係する重要な団体のポストに収まっていることは,看過しがたいことと考えます。

    彼らは,市政に影響力を与えることができる立場にそれぞれいます。そして当然,そのように自分たちの利益を図ろうとする動機があります。つまりポストを自分たちの利益のために利用する可能性があります。今回の売買契約をするにあたって,これらの影響を受けていないといえるのでしょうか。

    臼杵市は,市民の利益のために,中立の観点から,行動すべきです。自分自身でそのように考えた結果,購入契約をすることが望ましいというなら,それはそれでかまいません。

    でも今回の場合,そうとはいえない可能性がある。たとえ適正な価格であっても,不当といえる可能性がある。

    不良資産を市民の犠牲のもと,処分しようとしている,そして市議会議員さんたちが,なんだかんだ言いつつもそれに協力しようとしている(「政治献金」というのが動機の一つになるでしょう。)。

    そのように受け止められても不思議はないでしょう。

    それと,市営の美術館を一つもった場合,当然,館長さんが一人必要になります。当然,事務局長とかも必要でしょう。また職員も何人か雇わなくてはならないはずです。

    維持費(修繕費等は当然入るでしょうが,土地賃料とか? も入るでしょう)もかかるでしょう。

    市民の負担が,誰かの利得のもと増えるはずです。

    負担に見合ったリターンがどれだけ得られるのか不明な段階で,買ってしまった(買うと言ってしまった)のだから活用しなければ仕方がない,というような議論しかできないのでは,あなた方に市議会における討議権,投票権を与えた意味がありません。

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  5. NAGIさんのお話、興味深いですね。
    推測の域を出ておりませんが、事実とそう相違ないように感じます。
    これまでの当美術館の数字を見れば、データとして一目瞭然。
    購入に値するかはどなたが考えてもわかるでしょう。

    市議の皆様方は大半が市内で商業を営んでいるはずですが、自身の会社ならこういう投資をしますか?

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  6. 推測すること、そして書くことは簡単です。
    どんな突っ込みをしようが立証できなければ市は守り切ってしまうでしょう。
    購入を阻止するだけの力が、失礼ですが一市議にありましょうか?
    癒着や不正を追及する時、それなりの材料をこちらも確保していなければなりません。
    そう、戦えないのです。

    市の内部情報はそう簡単に出てきません。

    貴方の言いたいことはわかりますが、暴くには、戦うにはそれ相当の諸々が必要です。

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  7. 今回の件は誰がどう考えても無理がある。
    市議方は行政側に対して議論不十分としてなぜ反対出来ないのか。
    行政も市議方も、市民の感覚とはあまりにも乖離している。

    これを反対出来ないのなら、市議って不要じゃないですか。

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  8. 美術館と新観光センターと臼杵市はハコモノ行政を推進していますね。購入について誰も反対しないのであれば、民間の感覚と異なっているように感じます。
    そもそも若林議員は購入に賛成ですか?反対ですか?

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  9. 博物館施設は将来的には整備が必要な施設と考えていました。位置は「観光交流センター」から歩いていける範囲でロケーションのよい位置が望ましいとの考えから、隣接の生協駐車場がベストとの考えは先に述べました。

    今回の施設は八町大路を歩いて散策できる範囲にかろうじて入っていると思います。ロビーからの景観は素晴らしくその点も評価できます。

    広さは、飽きずに見て回れる時間との関係があり広ければよいというものではないと思います。展示内容は定期的に変えていくとのことです。同じ展示内容で飽きられるよりもよいでしょう。そういった点で適当な広さの施設と思います。今後の展示内容の充実が期待されるところです。

    貴重な品々を展示する施設としての空調や虫対策については、別途調査を行っており、若干の改修を行えば対応ができるという調査結果がでています。

    予算ですが「過疎債」が活用できます。過疎債は借金ですがその70%が国からの地方交付税によって後年度に補填される仕組みです。施設購入・整備の財源は100%か「過疎債」によって資金調達されますので実質の市の負担は30%と考えられます。有利な資金による施設整備が可能と言えます。

    購入費ですが、通常は「鑑定評価」により決まります。しかし今回は「不良資産」の購入と言えますので通常の「鑑定評価」で購入する必要はないと思います。この点がまさに「交渉」となります。

    次に維持費ですが、入場料で全てをまかなう運営は期待できません。市の試算では年間約400万円くらいの「赤字」と見込まれています。「観光元年」の取り組み効果により、臼杵の価値が高まり交流人口が増えれば赤字額は減ると期待されます。今後の不断の努力が求められると思うところです。

    以上により、焦点は購入費が妥当かどうかであると考えています。現時点では情報がなく、6月24日の予算委員会までに情報を得て賛否を明らかにしなければならないと考えています。

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  10. 個人的に過疎特措法はある意味「悪法」だと思うのです。
    過疎地域に指定された地域の活性化のために資するものに~と聞こえは良いですが、大多数がハード面の整備に走るばかりで、自分達の手でなんとかしなければという気概を無くしてしまうものに感じます。

    3割しか使わないんだから・・・それはその通りでしょう。10割負担が3割になれば大変ありがたいですよ。しかし、その後も赤字を垂れ流し続け、市民が望んでいるとも思えず、臼杵市の活力を取り戻す媒体になるとも思えません。

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    1. 私も「悪法」だと思います。以前ブログに書いたことがあります。
      http://usuki.blogspot.jp/2010/06/blog-post_07.html
      しかし「悪法」であっても臼杵市のためになるなら使わなければなりません。

      博物館は臼杵のためになる施設であると思います。歴史のある町であるからこそ、展示すべきもの・誇れるものがあります。臼杵の素晴らしさを内外に示すための仕掛けは必要と思います。

      自分たちで何とかしなければという気概を持ち、行動し続ける必要があることは言うまでもありません。そういう意味でも「観光交流センター」についての「自分たち」のふがいなさに情け無い思いがしているところです。

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  11. まさかとは思いますが、今回の美術館の購入、前回小学校の建設問題で合併特例債を使う必要が無くなったから、なんか使わなきゃってことで代替案として過疎債を使って美術館をってことじゃないですよね。

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    1. そのようなことはないです。そんな理屈に合わないことをしなければならないような制度では困ります。

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  12. たまたま手元にあった税務署とかが出している建物の標準的な建築価額表(建築統計年報をもとにしているそうです。建物を作るのにかかる平均的な材料費,人件費を一平米あたりで出しています。)に照らしてみました(なお,計算方法について,前提条件をいろいろ無視している点等はご容赦ください。)。


    登記データによると,件の美術館(但し休憩所は含みません)の床面積は850.68平方メートルで,建築年は平成10年。鉄筋コンクリート造瓦葺です。

    その床面積に,鉄筋コンクリート造瓦葺の単価をかけることによって,おおよその建物の建築価額がわかります。今回は,瓦葺きの情報がなかったので,瓦葺きの分,価額上昇が見込めるということで,鉄骨鉄筋コンクリート造の単価を使用しました。

    床面積×単位あたり価額=おおよその建物の価額

    もちろん算出できるのはおおよその建物の価額ですし,瓦葺きであるということを鉄骨造に置き換えているので,そもそも前提が間違っています。また現在の取引の価額を考えるにあたっては,需給バランス,建物の減価,建物の個性等も考えなくてはならないので,資料としてははっきりいって不足です。

    ではその足りない計算をしてみると

    850.68(平方メートル)×225.6(千円/平方メートル)×1000
    =193,267,008(円)

    となります(鉄骨造を外しても1億7千万)。

    正直なところ,自分は専門家じゃないので,自分としては,この数字がなにを意味するのか分かりませんが。どうなんでしょう。


    (話がそれますが)新聞記事(大分合同新聞平成25年6月8日付朝刊 14頁)は,総額については「約2億5200万円」と書いているんですよ。でも美術館買取りについては「約1億9千万円」なんです。
    記者さんが,自分勝手に書くことなので,ここに書いても無意味かもしれませんが,なんか気になります。


    (話がさらにそれますが)(過疎債について)過疎債だから,どうせ地元負担は3割なのだから,と言っておられますが,本来ならば,もっと他の有意義なこと(本件美術館取得を無意義であると証拠や根拠もなく糾弾する意図はありませn)に使えるはずです。その限りにおいて,過疎債は,我が市の貴重な財源,財産であることに異議はないはずです。

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    1. 素人考えですが、鉄筋コンクリートの建物を新築すれば、850平米で㎡当たり20万円として1億7千万円くらいでしょうか。それに土地が2360㎡ですから坪15万円として1億7百万円位でしょうか。合計で2億8千万円位かかりそうです。

      詳細な説明は「予算委員会」で行うとのこと。ただ今回の1億9千万円の買取予算額は「鑑定評価」による金額だということが分かりました。言わば「買い取り価格の上限」「相手の言い値」と言えます。

      「交渉」して後、価格が決定して議会に諮るべきでは?との疑問を呈しました。

      回答は「下話は進めているが、予算が無いのに正式な交渉はできない。予算議決後に正式交渉し金額決定後契約に至る。建物の売買契約には議会承認が必要なので、金額の妥当性はその際に審議することになろう。」そのような内容でした。

      結局のところ、今議会で上限枠が設定され「交渉」後の契約承認が議会に諮られます。その際に買取金額が明らかになりますが「否決」は想像できませんから、今議会で予算が認められれば、後は「市長」の「交渉」に任されることになりそうです。

      私としては、建物は特殊なので「美術館」として管理運用できなければほぼ二束三文と思います。市で「博物館」として利用するにも4~5千万円の改修費用が必要とされていますので「鑑定評価額」から改修費用分くらいは値引きしてもらってもよいのではないかと思うところです。

      そうなれば土地が1億7百万円、建物が4千3百万円、合計で1億5千万円くらいが妥当ではなかろうかと思います。この金額は建物の現在価値の半分と土地代位で程よい金額ではなかろうかと勝手に想像するところです。

      まさか「鑑定評価通り」での契約とはならないと思いますが、高い買物にならないよう「市長」の「交渉」に期待する、そういうことになりそうです。

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  13. 若林先生。
    現職市長の中野氏は,前回の無投票当選した市長選において,選挙事務所を出してましたが,そのあたりの権利関係はどうなっていたのか,ご存じですか?

    前職市長の後藤氏の後援会長はたしか件の美術館を経営する会社の取締役会長だったように記憶しているのですが。

    後藤氏と中野氏の関係はどうですか?

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    1. 後藤氏と中野氏の関係を述べるには余りに事情を知らなさ過ぎます。

      ただ、NAGIさんのご指摘のとおりこの美術館は会社にとっての「不良債権」と言えます。今のまま美術館として後を引き継ぐ企業は無いと思いますから、臼杵市が後を引き継いでくれれば御の字です。

      一般的に移転補償など臼杵市側の都合により買い取る場合は「鑑定評価」価格により売買が行われるのが常です。しかし、今回は売る側にも事情があります。

      そのあたりの状況を踏まえて価格が決定され、臼杵市(臼杵市民)にとって「安く買えてよかった」売る側にとっても「不良債権処理がスムースにできてよかった」と言える結果を導いていただきたいと考えます。

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    2. 若林市議だけに質問するばかりで申し訳ありませんが、この件で明らかに常識の範囲外の結果が導き出された場合、議員の皆様方はどういう対応をするつもりですか?

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    3. 「議会全員協議会」の席上、文化財課職員が「博物館」の必要性と展示計画を力説されたときの状況を思えば、購入の必要性について異論を挟む議員はいないのではないかと思われます。

      よって、今回の予算案については可決されると推察します。あとは交渉後の購入価格の問題、つまり契約が議会承認されるかどうかとなります。

      常識の範囲外の結果が導き出された場合においても土地の購入は5000㎡までは「議会案件」となりませんので、理論上はそのまま購入が可能です。

      問題となるのは建物の購入。予定価格2千万円以上となれば議会承認が必要となります。その際には「総務委員会」に付託されます。委員会で「否決すべきもの」となれば恐らく「本会議」でも否決。そうなれば購入はできません。

      総務委員会で「可決すべきもの」となれば「本会議」でも可決となりそうです。そうなれば「購入」となります。

      委員会での多数決がどうなるか。そこにかかります。

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    4. 教育委員会ですから所管委員会は「教育民生委員会」ですね。

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  14. ここまで考えてくると、予算案に「鑑定評価額」を計上することは大変に常識外の予算案であると思えます。

    何度も述べますが、必ず買収せねばならないものならば「鑑定評価額」を計上することは頷けます。

    しかし今回は必ず買収せねばならないものではありません。「下話」はしている様子ですので、妥結点を探って「細部は予算成立後、正式な交渉で」とすることが「常識」ではないでしょうか?

    考え方と金額を示して「この金額以内で正式な交渉を行いたい」との議会提案であるべきと思います。常識外の予算を認めて、市長にフリーハンドの交渉権を与えることは認めるべきでは無いと思います。

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    1. 常識外ではないと思います。

      交渉後の額を予算委員会にかければ、『もうそこまで話が進んでいるのか!議会軽視だ!』となると思います。

      確かに相手の言い値を上限に設定すれば、足元を見られます。だからこそ、予算委員会で議員がきちんと資料に目を通し、市と相手との状況を把握し、予算の段階で下げた額を承認すればよろしいのではないでしょうか?

      鑑定額を計上するのはおかしくありません。それをすんなり通す委員会がおかしいと思います。

      それと、『市民を巻き込んで』とありますが、市民に選ばれた議員が予算に関して意見を述べ、市民の声を行政に届ける。これが『市民を巻き込んで』になるのではないですか?
      正直、説明会を開いたり住民投票などされても、市の職員や市民の、時間もお金ももったいないと思います。

      私たち市民は仕事があり、市が開く情報提供の場に、必ず参加できるとは限りません。だからこそ、議員にその代わりをして頂いていて、議員のお給料は税金から出ていると思います。

      長文になり、申し訳ありません。

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    2. おっしゃるとおりです。

      契約額について議会(委員会)がきちんと判断し、可決すべきと判断すれば可決し、おかしいと判断すれば否決すればよいこと。

      議員の皆さんの良識ある判断に委ねます。ご指摘ありがとうございました。

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  15. 次回の委員会議事録が楽しみです。

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    1. これほど注目される委員会は久しぶりでは無いでしょうか。
      私も「傍聴」したいと思います。

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  16. 臼杵生れで市外在住者ですが、若林議員のHPを時々拝見しています。
    中國陶瓷美術館跡の土地建物を市が購入することで、いろんなご意見を拝見しましたが、博物館的な施設の必要性と購入価格は充分に議論すべきですことは言うまでもありません。
    臼杵市には、古くは江藤純平さん、近年は白根光夫さんや油野誠一さんなどの臼杵出身の画家から寄贈された絵画が、市庁舎に保管されたり展示されたりしています。しかし、保管状況は決して良好な状況でないと聞いています。これらの絵画をはじめ、市が収蔵する美術品や文化財は市民の目に触れる機会はほとんどない状況で、宝の持ち腐れと言ってよいでしょう。これらを公開し、市民ののみならず観光客に観ていただく施設は必要だと思います。
    そして施設が出来たなら、市民一人ひとりが足を運び自分の目で確かめて、市外の知友や観光客にそれを語ることで、生きた施設になるのではないでしょうか。
    中國陶瓷美術館の中國古陶器展示やギャラリーHARUに、どれほどの市民が鑑賞に訪れましたか。そして、市外の知友や観光客に奨めたでしょうか。私は帰省の度に訪れ、ギャラリーHARUで企画展示された多くの臼杵の秘めた美術品等を鑑賞し、臼杵の文化の高さ奥深さを
    実感しました。しかし、美術館への来訪者に遭うことはほとんどありませんでした。
    今、若林議員のHPでの多くの方のコメントに、臼杵の文化の視点が全くないことが不思議です。

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    1. 歴史や文化を感じさせてくれる「もの」を持っている臼杵は幸せです。今回の施設整備により、それらを十分活用することができれば、臼杵の魅力は高まり一層の誇りを持って来訪者を迎えることが可能になると思います。

      中国陶瓷美術館の陶磁器は職員さんの解説付きで鑑賞したことがあります。解説により大変興味深く見ることができました。また、企画展も何度か訪れましたがやはり解説があると大変興味深く印象に残ります。今回計画の施設も多くの市民や来訪者を魅了する施設になると嬉しいですね。

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  17. 臼杵の文化の視点がないのは、まず作る側にその思いがないからですよ。今回もとにかく美術館を購入するのが最優先。どういった臼杵の文化を前面に押し出すのか。それをどう観光戦略に活かすのか。そのようなことは今現在全く市民に見えてこない。そんな中でどう視点を持てと?おそらく出来て一年も経てば、市が本気で臼杵文化を県内外に広めたいのか、観光にどれぐらい活用しているのか、外観者さんもすぐにわかると思いますよ。毎回何かが「出来るまでが勝負」ですから。

    私の予測が外れていることを願いますけどね。

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    1. 3月議会「議員全員協議会」で文化財課職員から中国陶瓷美術館購入後の展示計画について説明を受けました。期待の持てる展示になりそうです。

      そのときに配布された資料は「交渉前」ということで回収されました。「予算案」も提示されたことですから、再配布をお願いしました。若干の修正を経て配布されるようです。入手次第資料だけですがご紹介したいと思っています。

      臼杵を臼杵たらしめている「歴史の積み重ね」を分かりやすく興味を持ってみていただける施設になるよう不断の努力をお願いしたいと思います。期待しましょう。

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  18. 6月28日金曜日に臼杵市議会本会議があります。
    そこで、今回の件を含め、委員長報告や質疑、討論、採決が行われます。
    興味のある方は市議会の傍聴をしてみると内容が垣間見えると思います。

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    1. 中国陶瓷美術館購入に関する予算案については、先の「予算委員会」で審議されました。結果は、全員一致で「可決すべきもの」とされました。

      28日10時からの本会議において予算委員長報告の後に討論・採決が行われますが、全員一致で可決されると思われます。

      予算委員会審議において、計上されている金額は「鑑定評価額」であり、今後交渉により下る(下げる)べきであるなどの意見が出されました。相手方にも価格面での譲歩の意向があることなどが報告され、最終的には特に異議なく賛同されました。

      建物の契約については議会に諮られます。7月中旬ごろには話がまとまり「臨時議会」が開催されると目されます。そのときに、契約に至った経過や内容が示されると思いますので傍聴されることをお奨めします。

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  19. 美術館を臼杵市の文化芸術資産として考えるのには賛同いたしますが、せめて人件費程度は入場料で採算が合うようにしていただきたいです。

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    1. 年間有料入場者数が1万人、入場料を400円とすれば年間収入は400万円となります。支出は人件費と施設の維持管理費となります。太陽光発電パネルを設置し維持管理費はなるべく低く抑える考えです。

      臼杵には「歴史」と関連する歴史史料があります。展示方法を工夫して魅力ある展示とすることで、内外の皆さまに「歴史都市うすき」の魅力に触れていただけるものと期待しています。

      臼杵市は他には珍しい「文化財課」を設置し、その分野に力を注いできました。人材も豊富です。今回の施設により「力」を遺憾なく発揮して頂きたいと思うところです。

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  20. まず先行してその文化財を一部でも市役所もしくはサーラにでも展示してみてはどうでしょう。
    それに対しての市民や観光客の反応を見てからでも遅くないのではないでしょうか。
    その文化財が「素晴らしいもの」との位置づけでも、現状では市民にとって「海のものとも山のものとも知れないもの」としか映りません。

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    1. 予算案に計上するに先立ち、交渉を始めるにあたっての「議員全員協議会」に活用計画・展示計画の説明がありました。

      文化財課職員による大変わかりやすい説明で、説明資料も大変良く出来たものでした。この説明により特に反対もなく交渉を始めることに同意するとなった経過があります。

      その時の説明資料はその場で回収され手元にはありません。購入に向けて交渉も進んでいる状況下、この説明資料を皆さまにお見せしたいと「文化・文化財課」に公開をお願いしています。

      資料は当時よりも一層わかりやすいものとなるよう修正中とのことです。契約を審議する「臨時議会」までには公開して欲しい旨要望しています。

      一部を展示することもひとつの方法ですが、一つひとつの文化財を先行的に展示するよりも、その説明資料を見ていただきたいと思っています。今しばらくお待ちいただきたく存じます。

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