改築が中止となったことは報告しました。
http://usuki.blogspot.com/2012/03/blog-post_5554.html
「では、どうなるのか?」
小中学校の体育館は地震時などの災害時の避難場所となります。地震で大きな被害があってはならないということから、耐震診断をして耐震性能の低い場合は改修・改築が進められています。
このような理由から、今年度予算で川登小学校と豊洋中学校の体育館の耐震改修工事が行われます。田野小学校も改築が予定されていましたが中止になりました。改築しても小学校の体育館として利用される期間が極めて短いことなどが理由として考えられます。
では、耐震性能が低い建物をそのままにしておくのか?耐震改修を行うのか?
耐震性能が低いといっても、建築基準法に合致した建物であり問題があるわけではありません。避難場所としての機能が求められるからこそ法的には問題がなくても耐震性能を上げておくというのが改築・改修の目的。
田野小の体育館は、平成25年4月1日以降統合されればは地区施設として活用されるようになると思います。地区施設は耐震性能が低くてもよいのかという考えもあると思います。全ての地区施設の耐震性能を確保することが理想ですが、地区施設は数が多く、全ての建物の耐震性能を上げることは多額の費用を要することから現実的には困難です。
大地震に見舞われた際は、多くの建物が被害を受けることが予想されます。地区施設も例外ではありません。その際にも学校及び体育館は避難に支障がないようにしておかなければなりません。
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