臼杵藩絵図修復公開

臼杵市は、臼杵藩の所蔵していた絵図をたくさん所有しています。そのうち６点について住友財団の助成を受けて修復しました。また、２３年度においても、助成を受け修復作業が進行中です。

今回、修復済みの２点について、一般公開されます。それに先立ち、内覧会が行われました。

２点とも大分県指定有形文化財に指定されている、大変素晴らしいものです。特に、「臼杵城下絵図」は１６３６年～１６４３年の城下の道筋と区画割がよく描かれていて、現在の市街地との整合が良くわかります。

中世から近世にかけて形成された中心部の道筋がほぼ変わらず残されていること。加えて海に向かって広がっていく変遷が良く描かれた「近世絵図資料群」が稲葉藩に残されたことは、奇跡。この「お宝」を今後のまちづくりに生かさない手はありません。皆さんもぜひ「お宝｣をつぶさにご覧いただきたいと思います。

公開日：平成２３年１１月３日（木)

時間：１０：００～１２：００　１３：００～１５：００

場所：荘田平五郎記念子ども図書館