2011年11月22日火曜日

12月議会が始まります

今日12月議会告示されました。11月30日が開会日です。臼杵市議会、告示日には「議員ゼミナール」が開催されるのが通例になっています。こういうゼミナールを定期的に開催している議会は少ないのではないかと思います。議会の公開という観点では臼杵市議会は遅れていると思いますが、この点は誇れます。

演題は「最近の経済・金融情勢等について」講師は森山大分財務事務所長。やはり何と言っても気になるのは、わが国の財政状況です。

一般会計の歳出と税収が折れ線グラフで示されています。歳出は増えていっているのに、税収は伸びていません。その差が、借金として毎年積みあがっています。
国の公債残高の累計ですが、平成23年度末で667兆円に上る見込み。国と地方を合わせた公債等残高は860兆円となります。また、国債及び借入金の残高は996兆円に上っています。

-------ここからは私見

日本の債務残高のGNP比は世界一です。でも、ギリシャのようにならないのは、そのほとんどが国内で消化されているから。国民の資産がそれだけ潤沢にあるからといわれています。しかし、債務の国民資産との比較でも91%ほどに上っており、国債が国内で消化し続けられるのもそう長くありません。

借金を減らしていくためには、結局のところ増税に頼らざるを得ません。今は少ない負担で大きく借金して贅沢をしているのと同じ。借金は孫子の世代にのしかかります。今朝の新聞では、消費税を8%にし、先では10%ということのようですが、計算上は25%くらいにしなければ借金は減るどころか増え続ける計算。

いつあげるのかというタイミングの問題。10年くらいかけて社会保障や地方自治体や公務員制度など、この国の形を変え、その後、徐々に時間を掛けて借金を減らしていくことになるのは間違いなさそうです。TPPも10年猶予ですから。。

何にしても、今、私のしなければならないことは、臼杵を良くすること。とりあえずは、11月24日正午の一般質問の通告期限に向けて「一般質問」を考えること。。

0 件のコメント:

コメントを投稿