2015年5月16日土曜日

市職員はがんばっている

「議員だより」の最後の3行について、納得できないとの連絡をいただきました。
http://usuki.blogspot.jp/2015/05/2015.html

主旨は「市職員の多くは頑張っている。『市民感覚からかけ離れた厚遇』とは言いすぎではないか」ということです。

私も、職員は頑張っていると思います。しかし「類似団体との給与差」と「持ち家手当」については是正し、他の施策に振り向けるべきという考えに立ちます。

職員の「給料と期末・勤勉手当(職員手当ては除く)」は年額で19億7千万円あまりと推計されます。ラスパイレス指数の比較から、類似団体との差を4%とすると、年額約7千8百万円余りとなります。

今の臼杵市の最重要課題は、少子化に伴う人口減少と高齢社会にいかに対応するかです。その財源(予算)は、その対策に振り向けられるべきです。

4 件のコメント:

  1. 市民感覚で語らせてもらえば、特に仕事にノルマがあるわけなく事なかれ主義で与えられた仕事をこなしていれば良い。市役所に就職できたら安心だ。と言ったところです。
    無駄をなくし、効果を上げるには、まず、しっかりとした人事を行い、能力のある人材がその力を発揮できるシステムに変えていく必要があるのではないですか。

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    1. そのような「人事システム」の構築が難しいのが「お役所」であります。ましてや、小さな市役所では一層困難、しかし重要なポイントです。

      人事のことについては以下のところで述べました。いろいろな考え方があるとは思いますが。

      http://usuki.blogspot.jp/2011/09/blog-post_2256.html

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  2. 能力がある方は多いと思います。しかし、ぬるま湯につかる事で本来持っている
    能力を活かせてないのではと感じます。よく、腐ったミカンの話がありますが、
    そうならない管理手当をもらっている方々が重要なのではないですか。

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    1. 能力がある職員は多いと思います。

      しかし、市役所の職場(ポスト)は、誰が担当しても支障ないようににしておく必要がある組織です。公平な人事が重んじられ、誰がそのポストを担当するかわかりませんから。

      能力の劣る職員でも勤められるポストも多くあります。そのようなポストに、能力のある職員が配置されれば、能力を生かせていないと見て取れるでしょうね。

      しかるべきポストに、しかるべき人材を配置することが大変重要なことは言うまでもありません。中でも、管理職が現場の足を引っ張るようなことがあれば言語道断といわざるを得ませんね。

      しかし、そのような「実態」は外部からはわかりません。決して「告げ口」しませんから。

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