2013年6月20日木曜日

庁舎移転も検討 年度内に委員会発足

http://mainichi.jp/area/oita/news/20130620ddlk44010512000c.html
(以下引用)

庁舎移転も検討 巨大地震で津波の恐れ、年度内に委員会発足 毎日新聞 2013年06月20日 地方版

 臼杵市は19日、臼杵川河口の低地(海抜約2メートル)にある市役所臼杵庁舎の移転を含めて検討する委員会を今年度中に設置し、発足させることを明らかにした。市庁舎は震度6強の地震で崩壊・倒壊の恐れがあるうえ、南海トラフ地震による津波被災の可能性も強い。市議会一般質問で庁舎防災対策について問われた日廻文明総務部長は「将来のまちづくりを描くため、専門家の意見などを聴いて、時間をかけて検討したい」と答えた。

 臼杵庁舎は1974年に建設され、周囲に県や国の出先機関も集まり、宅地も分譲され市街地を形成した。

 市によると、市庁舎は2009年度の耐震調査で震度6強の地震が発生した場合、崩壊・倒壊する危険性があるという。市は小中学校の耐震化が終わる15年度以降に市庁舎を耐震化する。

 市庁舎は災害対策拠点となるが、南海トラフ巨大地震による津波(最大5・75メートル想定)の被災の可能性が非常に高い。このため、耐震化と並行して庁舎移転を含めた検討に入る。

 昨年10月から今年2月にかけて、市役所近くの臼杵小の高台移転問題が浮上したが、父母や地域との話し合いは不調に終わった。この際に「まちづくりの視点が欠けている」との指摘もあり、日廻部長は「市役所の機能移転だけでなく、全体的なまちづくりを含めてスタートしたい。委員会のメンバーには都市計画の専門家も入れたい」と話している。【古田健治】

-------引用ここまで

このことについては以下で触れました。

これこそ「市民を巻き込んだ」議論が必要な重要課題。「専門家を入れて委員会で検討した結果です。何かご意見があれば伺います。」のような結論ありきの検討にならないよう、検討のプロセスが公開され、市民が納得するような検討がなされることを当然ながら期待します。

7 件のコメント:

  1. 残念ながら、今の市役所にはそういった考えは不毛だと思います。
    それが出来ていれば今この状況ではないと。。。。。

    この市役所の現状を市民が知ることからスタートしなければ
    前進はないと思います。また、他人任せにするとこの状況だと
    理解しなければ。。。。

    現状を市民にお知らせするのに是非ブログや広報をお願いします。

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    1. 正直これほど「ひどい」と思いませんでした。

      観光交流センターに関しても「今のところは臼杵市と業者だけで話を進めておりますが、民間のそういうふうな団体とか臼杵をよく知っている方々、そういう人たちをこれから巻き込んで、よりよい施設をつくっていくためにやっていきたいと思っております。」との答弁でした

      その後の結果は「観光情報協会事務局長と観光振興戦略会議の座長とボランティアガイドの代表を呼んで話を聞いた。」で終わり。

      「市民を巻き込む」の意味をその程度にしか捉えていないことが今回はっきりとわかりました。決意を新にして「説明責任の果たせる行政」を目指すべく発信します。

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  2. というか、検討が今から???今まで何してたのでしょう???

    ここまで来ると臼杵小移転問題も、人命優先での議論ではないと勘繰られて当然のような気がします。

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    1. 市庁舎を取り巻く状況(耐震性能不足・合併特例債の期限・臼杵商業高校跡地問題など)が切迫してきたことで、やっと検討を開始することを決断したのだと思います。

      今回の検討は、臼杵のまちづくりの将来像を考えるに等しい検討作業となりそうです。

      検討の過程(プロセス)が公開され、市民への「説明責任」を果たしながら検討が進められることを期待します。

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  3. 観光交流センターに関しても「今のところは臼杵市と業者だけで話を進めておりますが、民間のそういうふうな団体とか臼杵をよく知っている方々、そういう人たちをこれから巻き込んで、よりよい施設をつくっていくためにやっていきたいと思っております。」との答弁でした

    お役所仕事、役人答弁ですね、お笑いです。

    役所が巻き込まないのでしたら市議が巻き込んで下さい(笑)
    市議の立場で、市議のできる範囲内で精一杯巻き込んで下さい。私も巻き込まれようと思います。
    市役所の現状、取り組み等、情報をこれからも出し続けて欲しいと思います。



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    1. 素案が無ければ「検討が遅い」
      素案が出来ていれば「市民を巻き込んでいない」
      一体どのように関わっていきたいのでしょうか。

      「巻き込まれようと思います。」
      本当に臼杵市のことを考えているならそんな受身はとりません。
      私の周りの多くの人達が色んな活動を通じて臼杵市へ意見を伝えています。
      あなたは臼杵市を、地域を良くするために頑張っていると胸を張って言えますか?

      市役所に対する恨みや妬みがあると推察されますが、ここでそんな不満を書き連ねてもあなたの仲間が増えるわけではないですし、市役所を批判するだけの人間ばかりに群がられても議員も大変迷惑だと思います。

      せっかくの場です、感情的に書き込むのではなく、議員の考えを引き出せるような書き込みをしましょうよ。

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    2. 市長は「主体的に市民が関わるとは?市民を巻き込むとはどういうやり方を想定しているのかイメージがわかない」と答弁しました。「関係者の意見を聴いて進めているから十分である」との考えのようです。

      主体的に関わるということは、検討過程を含め市の持っている情報を共有し、責任と権限を持ってことにあたるということです。市役所とコンサルタントは、お互いに情報を共有し、責任と権限を持って検討に加わっています。しかし、市民は十分な情報を与えられず「意見を述べる」だけ。これが今まで行われてきたやり方です。

      今回のことで言えば市役所とコンサルタントの検討チームに「観光情報協会」「ボランティアガイド」「史談会」などの方を加え、まさに主体的に関わってもらうことです。そうすることにより、チームのメンバーは自分の関係する団体などの意見も聴取した上で検討に加わるということが実現します。

      嘆いても仕方ありません。私としては、自分が得た情報を公開し、志ある市民の皆さまとともにできるところから臼杵市を良くするための行動をとって参りたいと考えます。

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