2013年1月26日土曜日

今更「観光振興元年」なのか?

コメントいただきました。
http://usuki.blogspot.jp/2013/01/blog-post_474.html
(以下引用)

「観光振興戦略会議の答申を待つ」
その期間市側として何もしないのでしょうか?
待つだけで期の半分近くを使うのでしょうか?

「観光元年」
もう今更という感じです。
何を今更、です。

-------引用ここまで

私も観光に携わるものの端くれとして「観光振興元年にする」という発言には大変違和感を覚えました。観光振興は誰もが望んでいることです。これまでも、そうなるための努力を行ってきたと思っています。

「観光振興元年にする」という発言は「これまでの工夫や努力が足りなかった」といわれているのに等しい感があります。そのことは、「『観光振興戦略会議』を作って9月に答申をもらう」という発言にも表れています。

答申をもらってそれを実行すれば観光振興につながる、そういうような「特効薬」はないと思っています。日々の「改善の積み重ね」しかありません。
ある方が「臼杵には光る玉はたくさんある。それを繋げて数珠にすることが必要。そうすればいっそう光り輝く」とおっしゃいました。臼杵は小さな町ですが、光る観光資源はあると思っています。それらの資源にいかに磨きをかけるかがこれからの課題だと思います。

特効薬を待つのではなく、「会議」をスピーディに行い、議論を公開し、足らざる点があれば補いつつ、実行できるものはすぐに実行する。実行できないものは実行できるように予算や組織などの仕組みを見直す。

そういう行動をとりましょう。臼杵ではその役目の中心にいるのが市役所です。その市役所が「9月の答申を待って行動」などといっているのでは全然ダメです。

10 件のコメント:

  1. このような議論、なぜこのようなコメント欄でなのでしょう。
    市議会全員一致で即時意見すべき案件なのではないですか?
    市役所どうなってますか?で済ます内容ではありません。おかしいと思わないのなら、市議会は即刻解散すべきであろうかと思います。

    返信削除
    返信
    1. この件については12月議会で「一般質問」させていただきました。詳細な質疑応答については、議事録がまだ公表されていません。議事録が掲載され次第報告します。

      その上で私自身の考えている方向になるよう努力します。ここで述べているのはその一環です。ご理解ください。他の議員の方のお考えはわかりかねます。

      引き続きできるだけよい方向に向かうよう努力します。

      削除
  2. 「議事録がまだ公表されていません。」
    議事録公表にはどれ程時間がかかるのでしょうか。そういう事も書いて頂けるとありがたいです。

    返信削除
    返信
    1. 議事録は冊子の形になって配布されます。
      公式サイト上では以下のところにアップされます。
      http://www.gijiroku.jp/gikai/uski/index.html

      これまでの状況から言えば、次の議会前に冊子が配布され、ほぼ同時にサイトにアップされるようです。

      テープから原稿が作られ、冊子が製本されることを考えればもっと早くアップできそうな気もします。

      「一般質問」の動画を公式サイトにアップしさえすれば、文字情報は多少遅れてもかまわないと思います。

      このことは「検討課題」とされましたが「どのくらいの人がインターネットを利用しているかの調査から・・・」などと言っていますのでいつになるかわかりません。

      どのくらいの人が見ていようが、直ぐにでもアップするようにしていただきたいものです。

      削除
  3. 一つ質問があるのですが、市議会と市役所はどのくらいお互いに依存しているのでしょうか?

    例えば今回の議事録など、市役所側が作るまで議員は公表は出来ないのですか?

    例えば、市議がボイスレコーダー等で保存し、それを『市議会』のホームページで公開するとか。

    調べてみたところ、県内では別府市議会などが独自のホームページを運営されてて、最近親交のある常陸太田市なども市議会のホームページがあります。

    臼杵市は市議会のホームページ?は臼杵市ホームページの中にあり、議会だよりなども臼杵市の広報誌の中に一ページだけあります。

    こうみると、完全に市議会は市役所の一部として見えるのですが??

    このような状態で、議員は市役所に色々と言えるもんなんですか??

    返信削除
  4. トップ自らが「臼杵の観光は危機的状況にある」と宣言?し、選挙前になって、「観光元年」を掲げ、やっと動き出す。
    一般的にはこれを「パフォーマンス」と呼びます。

    観光振興に関しては、観光元年を宣言しようが何をしようが、出てくる政策はかつての焼き増しで全く創造性なし。
    ましてや日常の情報発信すら満足にできないという悲惨な状況。いまのところ、パフォーマンスにすらなってないとしか思えませんが。


    ところで、ほかの、福祉や教育といった他分野はどういった状況なのでしょうか?
    なにか実績をあげている分野や、全国的に見ても珍しい取り組みなどはないのでしょうか?
    それとも、観光分野と同じことが、他のところでも起きているのでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. 「防災」と「コミュニティー」は積極的に取り組まれています。
      それ以外には見当たりません。
      観光分野と同じことが他のところでも起きていると考えています。

      削除
    2. その証拠に、市報の市長の言葉からは何一つ具体的な策が読み取れません。

      http://www.city.usuki.oita.jp/modules/usuki_kou/shihou/2013_02/2013-02-02.pdf

      削除
  5. そうなんですよね
    これをします、あれをします・・・・・・
    ではどのようにしていくのか、何から取り組むのか全く分かりません

    役所というところは大きな問題をおこさなければ揺らぐことは無いのですね
    城内はいつの世も安泰ですか・・

    返信削除
    返信
    1. 中野市長の現状認識と方向性は間違っていないと思います。
      しかし、具体的な策が見えてこない(無い)のが問題です。

      市民の声を聴き、知恵を結集すべきです。市役所の中で「ああでもない、こうでもない」とし、市民に問うのは形だけという状態た続く限り、やりやすい策、面倒くさくない策、形だけの策に終わります。

      「城内」は安泰、無策のとばっちりは市民に跳ね返ります。

      削除