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臼杵市:団体旅行に助成 石仏、街並みに客戻す−−12月から /大分
毎日新聞 2012年10月23日 地方版
臼杵市は団体旅行客数回復を目指し、団体ツアー助成を始める。国宝臼杵石仏と歴史的街並みを散策し長時間滞在してもらう。
石仏観光客は団体中心にここ10年で約10万人減って約14万人。県と市町村が昨年度実施した「平日宿泊の団体旅行助成」をヒントに要件緩和した。
12月1日〜来年3月末で、30人以上の貸し切りバス利用、臼杵石仏と野上弥生子文学記念館の有料観覧などが条件。バス1台当たり2万円を助成。申請書に観覧証明印を押してもらい、旅行後に市観光情報協会(0972・64・7130)に申請する。【古田健治】
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観光情報協会のお金はほとんど全て市からのお金。30人で2万円、ひとり当たり700円。700円ツアー料金が安くなるからといって観光客が増えるであろうか。多少増えてもそのときだけ。
いつも文句ばかりで申し訳ないが、せっかく「観光振興戦略会議」作ったのだから、そこで熱く議論して、発案された企画にお金を出して、よきイベントをこまめに実施して、情報発信して、臼杵はいつもなんか面白いって思ってもらうほうがよほど良くない?
観光元年!!!
返信削除さすがお役所ならではの思考ですね
企業が、自分の会社を社員と一緒になって良くするため、小集団活動を行い、個人または集団毎に改善提案をプレゼンするシステムがあります。
返信削除ツアーに助成するのもひとつの案ですが、四半期毎とかで広く市民に観光提案を募り、「件数」「良提案」にポイントを付加し、ポイント上位者には、対価として賞品(市長賞や商工会議所会頭賞など)を進呈する。
その募った提案を、観光課や、観光戦略会議が企画として形にする・・・というのはいかがでしょう?
お金で釣れば、一時は効果が上がるとは思います。でも、税金投入には限界があります。一時の効果を生むやり方ではなく、これから先、継続できる取り組みに資源を投入すべきです。
返信削除広く市民に観光提案を募り、それを企画として形にする案は大変よいと思います。その際には「観光情報協会」が実施機関となったほうが、様々な面で都合がよいと思います。そのような取り組みを地道に続けるしか観光振興に向けての方法はないと思います。
「観光元年!」と一念発起して簡単に来訪者が増えるわけではありません。ましてや、臼杵の魅力は、市民の暮らしや営みがかもし出す魅力。丁寧によいものを磨いていくしかありませんし、それはこれまでやってきたことです。今更「観光元年」はないと思います。