2011年5月30日月曜日

「二孝女」講演会写真

 左から、川野初衛門のご子孫、臼杵の善正寺のご坊守、常陸太田市の青蓮寺のご住職。
200年前京都本願寺の「親鸞聖人550回大遠忌」でたまたま出会った当時の善正寺と青蓮寺の住職。「善正寺の門徒の川野初衛門が病気で青蓮寺で静養している」との会話から居所が判明した。
ちなみに今年が750回大遠忌である。
 「豊後国の二孝女研究会副代表」の野上平先生。
秋山先生の依頼で調査中、たまたま歯医者で一緒になった青蓮寺のご住職に資料の捜索を依頼。200年を経て、寺から当時の書簡17通が発見された。
当時の水戸藩のよい気風を今に伝え、古き時代の日本人の心と社会・・・孝行、慈悲、礼節・・・が偲ばれる物語。
 青蓮寺のご住職 藤井智氏、「二孝女」に触れ、人は一人では生きていけないことを実感、無縁社会において「縁起の法」に触れたとの思い。
元目白大学教授 秋山高志先生、ふとしたきっかけで「二孝女」に興味を持ち、関係文献を研究。
臼杵は4度目、不思議なご縁により川野家に残る記録にたどり着いたという。「二孝女」は大変記録性が強く、内容が豊か、関係者の善意がよく描写されており、この研究は大変な喜びにつながっているという。

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