2011年5月11日水曜日

議員定数削減の事

議員定数調査特別委員会で審議されていますが、どのようになっているのでしょうか?
議員定数についてはアンケートにも書きましたが減員すべきと思っています。
http://usuki.blogspot.com/2010/12/blog-post_13.html

地方議会の果たすべき役割としては、市長の政策をチェックすることが重要な役割です。
そういう点で、市の執行部と対峙できるだけの知識と能力が求められます。
少数であっても精鋭であれば問題ありません。

「議員がいない地区は要望が通りにくい」などの意見があります。
これからはそのような事ではいけないと思います。
議員がいようがいまいが、要望の内容によって適切に処理されなければなりません。
地域の決め細やかな要望を実現するために区長さんが選ばれているわけです。

議員一人当たり、約520万円の議員報酬が支払われています。
議員定数が減ればその分、他の政策にまわせる理屈です。
「予算が無いから」という理由で、削減される政策、あるいは実現しない政策があります。
議員をたくさん抱えることを選択するか、別の方面に予算を振り向けるかの選択でもあります。

交通手段が発達し、また通信手段も発達した現在において
きめ細かな地域の要望に対処するためだけに議員をたくさん置くことは必要ないと思います。

アンケートでは18名と答えましたが、ある方から「18名はあたりまえ」
「16名にしてその分『政務調査費』を与えるべき」とのご意見をいただきました。
至極もっともなご意見と拝聴しました。

16名でいきましょう。
私も頑張らねば。。お役ごめんになっては困ります。

2 件のコメント:

  1. 安易な数の弄くりはどうかと思います。

    問題は,地域の民主主義を確立するためには,どこから,何人代表を出すとよいか,が問題の中心にあるべきでしょう。

    単に,議員を何人削減して,それでいくらコストに削減した,という風に考えるべきではないと考えます。



    地方公共団体の場合,二元代表制ですから市議会と市長等執行部とはある程度緊張関係のもとあるべきでしょう。とすると,本当に少数精鋭であれば対応出来るかというのも疑問符がつきます。スーパーマンでも一人の人間に出来ることは限られているからです。とすると,議員を,少なくとも,減らすという方向に動かす場合慎重にならざるを得ない。

    議員一人の政策能力を拡張する何らかの手法が必要ではないでしょうか。アメリカでは相当数の議員側スタッフがサポートしているようです。この点,議員を増やさなくても,対応可能と言えるかもしれません。

    しかし,これでは結局,議員にかかるコストはアップするかもしれません。

    議員コスト等微視的視点から云々するのもいいかと思われますが,果たして巨視的観点からいい結果をもたらすか,微妙と思われます。

    大事なのは,一定の資源(お金)から何を引っ張り出すかでしょう。



    確かに,今日,交通手段が発達し,通信手段が発達したという状況を考えると,それほど直接要望を吸い上げる必要はないのかもしれません。市民が市民として直接意見を市役所に伝えることもそれほど難しくないでしょう。


    ではこのように考えた場合,究極的には,市議会議員など不要ということになりはしないでしょうか。たしかに市民の立場から市政を監視するために数名程度は必要でしょうが,それでも地域から要望を吸い上げるという意味における議員は不要と思われます。


    市議会議員の役割が要望を吸い上げ伝えることにあるのだとするならば,電話線でも役割を代替出来るはずです。


    わたしは,市議の役割とはこれだけに止まらないと考えています。その役割とは,影響力です。市政に対する影響力,なにかしらに対する影響力。ただ代表というだけで,議員が有する誰かに対する影響力。選挙民の代表でありながら,選挙民から一定程度切断された,選挙民と常に緊張関係にある,独立した影響力それ自体であり,そして何かを実現しうる力です。


    全体の利益というある種,独善的かもしれない力をもった考え方と,何を実際に望むかという選挙民達との間の綱引き。これがうまく成立するところに,民主主義はあるかもしれません。


    議員の役割とは何であるか。これを論じた後でなければ,何人にすべきかという議論にはならないはずです。


    先生は(一生懸命活動されていると映るので)別かと思われますが,他の議員先生方には,正直なところそう思う人が多いと思えてならない。あなたはなぜ議員のバッジを付けているのか,と思うことが。

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  2. 素晴らしい意見ですね。

    ただ、残念ながら議員を選ぶ側の意識レベルがそこまでにないんです。区長の延長くらいにしか。自分達の特定の地域や仕事の「利」を得るために選んでるとしか思えません。

    不特定多数のため、公益性のある考え方を持つ人材の育成が急務かと思います。

    議員定数に関しては、同意見で安易に数のみで考えるべきではないと思います。この臼杵市に必要不可欠であれば、20人が30人でも構わないのではないでしょうか。

    しかし、現状を見る限りでは・・・削減せざるを得ないでしょうね。

    一度くらい議案が「否決」するようなことがないと、削減論どころか不要論が湧出することになりかねないのではないでしょうか。

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