2011年1月29日土曜日

循環農法のこと

赤峰さんは、完全無農薬・無化学肥料で野菜や米を作っています。
無論、農業を始めた頃は教えられたとおり、農薬も化学肥料も使用していました。
持ち前の旺盛な探究心をして「循環農法」にたどり着きました。

草木8割豚糞2割の割合で完熟堆肥をつくり使用しています。
この完熟堆肥は、先ごろ完成した「土づくりセンター」で作られるものと同じです。

特徴的なことは、作物を収穫した後、畑に生える草を種子ができるまで放置します。
そして粉砕して畑に鋤きこみます。

畑に作物が育つためのミネラルが不足すると、そのミネラルを供給する草が生えます。
その草を畑に鋤き込むことで、畑のミネラルバランスが最適になるのです。

畑でできる作物は、畑のミネラルを吸収、光合成により生育します。
作物が畑から奪ったミネラルを完熟堆肥と草を生やし鋤き込むことにより補給するのです。

理想的なミネラル成分を持つ土が育てる健康な野菜には虫がほとんど来ません。
虫は未熟な堆肥を使用した結果できる、人体に有害な苦い野菜を食べてくれるのです。

「虫が食べているので安全な野菜」というのは間違いです。

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