2010年11月20日土曜日

講演会「迷走する日本」

19日、臼杵地区法人会社団化20周年記念講演会が開催されました。
演題は、「迷走する日本」日本外交の危うさと怪しさ。
講師は、拓殖大学の渡辺利夫学長

11月号の市報に紹介されていました。
演題に惹かれ、一般参加者として聴講させていただきました。
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Ⅰ異様なる日本の対応
「普天間飛行場移設問題」「尖閣諸島中国漁船衝突事件」「韓国併合百年に際しての菅直人首相談話」三つの問題提起

Ⅱ現在の東アジア地政学は開国・維新から日清・日露戦争時までのそれに酷似している

Ⅲ日本はどういう国と手を結んだときに成功し、どういう国に関与したときに失敗したのか

Ⅳ危機に際して指導者はいかに行動したか
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「国内問題は、所詮所得の移転問題。
外交問題は、日本の国民の生命と財産に関わる問題。」との思いは同じ。

かつて日英同盟が日本にとって大変有益な時代があった。
しかし、日英同盟は破棄せざるを得ない状況に至った。

今、日米安全保障条約の下に日本の安全が保たれている。
日米安保の上に胡坐をかいていてよいのか。
真剣に戦後日本の「自立」を考えるべき時代に入ってきていると思う。

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