2010年10月21日木曜日

全国市議会議長会研究フォーラム

「第5回 全国市議会議長会研究フォーラムin大分」に参加しました。
全国から、市議会議長を初め、市議の方々が多数終結していました。
約2400名の参加とのこと、大分市は結構潤ったことでしょう。
臼杵市議会からも両日とも日帰りにもかかわらず約15名が参加。

10月20日(水)
13:20 基調講演「衆議院議長を辞めて昨今思うこと」河野洋平前衆議院議長
14:40 パネルディスカッション「地方議会のあり方-定数・報酬はどうあるべきか-」
コーディネーター 廣瀬克哉法政大学教授
パネリスト 中邨章明治大学教授・大山礼子駒澤大学教授・谷隆徳日経論説委員・仲道俊寿大分市議会議長
18:00 意見交換会

10月21日(木)
9:00 課題討議 「政治倫理条例について」「議会の調査権について」

基調講演は「思い出話」で地方議会に身をおくものとしては、あまり参考になりませんでした。

一転、パネルディスカッションは大変面白かったです。
阿久根市や名古屋市、大阪府などでの動きを踏まえて、地方議会の意味について本音で議論されました。
特に、中邨章先生の歯に衣着せぬ明快なご意見は大変参考になりました。
定数や報酬の議論以前に、議会・議員からの情報発信が必要であるとの共通意見。

臼杵市議会は、「議会だより」すら発行していない状況にあります。
先ごろ設置された「議員定数調査特別委員会」において、市民との対話集会などの開催が俎上に上がっていますので、情報発信が進むことを期待しています。

自分としては、ブログや「議員だより」の発行、「市政報告会」の開催の重要性をいっそう認識しました。
年4回の議会ごとの「議員だより」「市政報告会」は議員の責務として続けていく決意を新たにしました。

意見交換会は、立食パーティー。
ご馳走を目の前に長いことお預けを食った分、大変な有様に。。

二日目の課題討議は、常識的な話に終始した印象、特に報告すべきことはありません。
ただ一点、「事業仕分け」について、本来は議員が日常の議会活動の中で行うべきこととの指摘には頷かされました。
臼杵市において「事業仕分け」を行いたい、行ってほしいとの思いは変わりませんが、「事業仕分け」が必要ないほどの予算・決算審議が議会で尽くされるよう私も努力します。

蛇足ながら、参加費5000円/人は、議員が月10000円を拠出している互親会積立からの支出です。

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