2015年4月29日水曜日

「ANJINサミット」 来年4月に臼杵で開催、会場整備にかける多額の費用は疑問

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「若林純一 議員だより 2015春夏」より
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「ANJINサミット」 来年4月に臼杵で開催、会場整備にかける多額の費用は疑問

西暦1600年、戦国時代の終わり「関が原の戦い」の年、オランダ船「リーフデ号」に乗船していたウィリアムアダムス(三浦按針)は佐志生の海岸にたどり着きました。

「三浦按針」にゆかりのある4都市「長崎県平戸市」「静岡県伊東市」「神奈川県横須賀市」「臼杵市」が連携して開催するイベント、臼杵市は一巡目の最後の開催となります。戦国時代、大友宗麟が築いたまち「臼杵」を知ってもらうチャンスです。

式典二日目には「黒島」の「リーフデ号到着記念公園」での顕花が予定されています。ここは、2000年4月に日蘭交流400周年記念式典が行われた場所です。今年度予算に公園改修などの費用6千6百万円余りが計上されていますが、必要最小限の整備にとどめるべきと思います。施設にお金をかける前に「戦国時代の臼杵」「三浦按針」のことを知ってもらう取り組みが重要、みんなで大いに盛り上げたいものですね。

2015年4月28日火曜日

新市庁舎の位置、第一候補は「臼杵公園」 今後の検討に注目です

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「若林純一 議員だより 2015春夏」より
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新市庁舎の位置、第一候補は「臼杵公園」 今後の検討に注目です

「専門家委員会」と「市民委員会」で検討してきました。16の候補地から、専門家委員会は「臼杵公園」と「現庁舎の位置」を選定。市民委員会は「臼杵公園」と「旧臼杵商業」を選定しました。「現庁舎の位置」は津波に襲われる恐れがあり、「旧臼杵商業」では市街地から遠く、中心部の活力失われる恐れがあります。

「臼杵公園」は津波の心配が無く、市街地の活力をそがない場所であり、既存の施設の活用も可能なことから、新庁舎の位置としては有力であると思われます。大友宗麟以来の臼杵のシンボルといえる場所です。「文化財」となっており建設には制限がかかります。

新たな取り付け道路が必要となり、市庁舎を一箇所にまとめるには十分なスペースがないことから「分散型」になる懸念があります。また、発掘調査などに時間を要し、合併特例債の期限までに完成させることが出来るかどうかが心配です。これらの点をクリアできるのかどうか、今後の検討が重要であり、注目していく必要があります。

2015年4月20日月曜日

市庁舎の検討経過をオープンにしてほしい

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専門家委員会と市民委員会は終了した。「専門家委員」と「市民委員」とが一同に会しての意見交換を行うべきであるとの意見もあったが実現しないままである。

現在は、議会に「臼杵庁舎整備検討委員会」が設置され、市役所執行部から説明を受け検討されているようであるが全く情報が伝わってこない。

臼杵市にとって大きな課題。検討プロセスを市民に開示すべきである。

2015年4月8日水曜日

新臼杵庁舎の位置について

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専門家委員会では、16箇所の候補地から「現在の庁舎の位置」と「臼杵公園」の2箇所に絞り込んだ。それに対して、市民委員会では「臼杵公園」と「旧臼杵商業高校」の2箇所を選定した。

「旧臼杵商業高校」は、専門家委員会では「まちづくりへの効果が少ない。新しいまちづくりの展望が開けない」と除外された場所であるが、一部市民委員の強い主張により候補地として残った。

「臼杵公園」では一致したものの、「建設可能な敷地が狭く全ての施設・駐車場を整備することは難しい、また、文化財・都市公園の規制があるため課題がある」とされている。

課題について解決できるとなれば「臼杵公園」が新庁舎の建設地として有力である。しかし、課題解決が困難となれば、「現在の庁舎の位置」と「旧臼杵商業高校」と全く違う候補地が俎上に挙がることになる。

以下は、「臼杵庁舎のあり方検討専門委員会の検討結果」

2015年3月4日水曜日

平成26年度補正予算に「反対」

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平成26年度補正予算案の審議が行われました。

国の主導する『まち・ひと・しごと創生「長期ビジョン」と「総合戦略」』に基づき、今回、国の交付金が得られるということで先行的に行う事業が組み入れられています。

臼杵市は、早い取り組みを行い、平成27年度以降においても補助(交付金)を得ようと頑張っています。ただ、数あるメニューの中で納得いかないものがありましたので「反対」しました。

一つは「地域住民生活等緊急支援交付金事業」、四千二百万円余りです。臼杵市では、低所得者や多子世帯の経済的負担を軽減するための生活応援券(商品券)を7801世帯に発行しようとしています。非課税世帯・生活保護世帯には5000円、3人以上の子供のいる多子世帯には6000円~8000円分を支給しようとしています。

国の制度趣旨では「生活支援策については、特定の商品・サービスに対する支出につながるものとするとともに、低所得者への生活支援を原則とする」とされており、一律に何でも使える「商品券」をばら撒くのは制度の趣旨に反します。真に生活支援が必要な方々に商品・サービスが届けられるような制度設計でなくてはなりません。

二つ目は「地域消費喚起プレミアム商品券発行事業補助金」七千九百万円です。六千六百万円がプレミアム分となります。プレミアム商品券は、地元商店街の売り上げ向上に直結しますので賛同しますが、今回はプレミアム分が20%と大きくなっています。(これまでは10%)

これでは、商品券を買える人と買えない人との格差が大きすぎます。プレミアム分は10%とし、その分発行額を増やす(結果的に地元消費が増える)ことを目指すべきと考え「反対」しました。

このほか、臼杵市への定住を促進するための多彩なメニューが準備されています。その内容については予算成立後ご紹介します。