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臼杵庁舎引き続き使用 市長表明 建て替え、移転せず
2018/06/13 03:01
2018/06/13 03:01
臼杵市の中野五郎市長は12日、市役所臼杵庁舎について建て替えや移転をせず、現庁舎を引き続き使用する方針を明らかにした。南海トラフ巨大地震で想定される津波対策では敷地内に避難タワーを新設するなどして対応。庁舎建設や移転による新たな街づくりに伴うコストを抑制し、人口減などの環境変化を見据えた市政運営を優先する。
庁舎は1974年、臼杵川河口に建設。南海トラフ巨大地震で周辺に最大5・75メートルの津波が襲来すると予測されている。
2014年から市民や専門家、議会が庁舎新設を議論したが、結論は出なかった。17年の市長選や庁舎の耐震化完了を経て、市は市民が庁舎の在り方を話し合う「市民会議」を立ち上げた。市民会議は今春、候補地6カ所・7案を挙げた。
12日の市議会6月定例会本会議で、中野市長は「街づくり、防災対策、財政の3点を勘案し、現庁舎を引き続き利用することが現実的な選択」と表明。市民会議が提案した移転や建て替えをしないことについては「急速な人口減や社会変化、自然災害などの課題の中、3点を満足させるよりベターな選択をするほかない」と強調した。
中野市長は現庁舎を含む市中心部や市全体の街づくりの考えや、庁舎新築は多額の費用を要し住民サービスが停滞するといった認識を説明。防災面では、公用車や逃げ遅れた住民を津波から避難させるタワー機能を兼ねた立体駐車場を新設する考えを示した。規模は未定だが、庁舎(3階)より高くする。窓口業務を庁舎2階に配置する他、一部業務を非浸水地域に移転することも検討する。
この日、市議会は市の方針について審査する「臼杵庁舎整備検討特別委員会」(吉岡勲委員長、7人)を設置。市は特別委の意見を踏まえ、早ければ9月定例会にも関連予算などを提案したい方針。
庁舎は1974年、臼杵川河口に建設。南海トラフ巨大地震で周辺に最大5・75メートルの津波が襲来すると予測されている。
2014年から市民や専門家、議会が庁舎新設を議論したが、結論は出なかった。17年の市長選や庁舎の耐震化完了を経て、市は市民が庁舎の在り方を話し合う「市民会議」を立ち上げた。市民会議は今春、候補地6カ所・7案を挙げた。
12日の市議会6月定例会本会議で、中野市長は「街づくり、防災対策、財政の3点を勘案し、現庁舎を引き続き利用することが現実的な選択」と表明。市民会議が提案した移転や建て替えをしないことについては「急速な人口減や社会変化、自然災害などの課題の中、3点を満足させるよりベターな選択をするほかない」と強調した。
中野市長は現庁舎を含む市中心部や市全体の街づくりの考えや、庁舎新築は多額の費用を要し住民サービスが停滞するといった認識を説明。防災面では、公用車や逃げ遅れた住民を津波から避難させるタワー機能を兼ねた立体駐車場を新設する考えを示した。規模は未定だが、庁舎(3階)より高くする。窓口業務を庁舎2階に配置する他、一部業務を非浸水地域に移転することも検討する。
この日、市議会は市の方針について審査する「臼杵庁舎整備検討特別委員会」(吉岡勲委員長、7人)を設置。市は特別委の意見を踏まえ、早ければ9月定例会にも関連予算などを提案したい方針。
駐車場作るなら、1時間以上の駐車に対して駐車料を徴収したり、月極にしたりするんですかね。
返信削除公用車が水に浸からないための「立体駐車場」だと思います。
削除一般の市役所利用者は今までどおりと思います。自走式でしょうね。結構な場所を取りそうですね。
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