2010年7月21日水曜日

市議会における意見書

asahi.com に次のような記事が。

-------ここから引用
子ども手当廃止国へ意見書可決/臼杵市議会
2010年07月06日

臼杵市議会は2日の定例会で「子ども手当の廃止を求める意見書」を全会一致で可決した。意見書は「厳しい財政事情の下、効果と目的があいまいな手当の支給は国のためにならない」としている。6日にも首相や衆参両院の議長らに発送する。

意見書は、子ども手当の満額支給には国債への依存が避けられないとして、「子や孫の世代にお金を借りて、今の親を支援することに他ならない」と主張。政策目的についても「仮に少子化対策を考えるなら、第2子、第3子と段階的な支援強化が必要なはずだ」「子どもの医療費や給食費の無料化など、所得の低い家庭により手厚い支援を考えるべきだ」と訴えている。

同市議会で唯一の民主党所属の林壮一朗市議(所属会派なし)は「意見書は、本会議への上程前に各会派の代表者会議で調整する慣例がある。1人で反対しても採決結果は変わらない以上、反対しなかった」としている。

-------引用ここまで

そうなんです。意見書は、本議会への上程前に調整される慣例です。

意見書に反対するのであれば、反対討論をする旨事前に通告し、
本議会において、反対討論するほかありません。

反対討論を行わなければ、全員異議なく賛成となります。
反対討論を行えば、「全会一致」ではなく、起立による採決となります。

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