2016年3月21日月曜日

市庁舎の「建て替え」について

現庁舎を耐震改修する予算2億48百万円が計上されました。現庁舎は耐震性に劣っているため、大地震の際には倒壊の危険性があるとの判断です。これまで耐震性がないことも踏まえての「建て替え」でしたが、結果的に先送りされました。

先送りされたといってもどこに市庁舎を建て替えるのかという点は、臼杵市の将来のまちづくりを考える上で欠くことのできない視点です。それにも関わらず市庁舎の位置が決まらないままに、様々なことが進められようとしています。

一つは臼杵商業高校跡地の活用計画案(下記資料)。市庁舎の移転先として有力とされましたが、現在考えられている活用計画には盛り込まれていません。

また、今議会に下記のような計画策定の費用が計上されています。臼杵のまちづくりの幹となる市庁舎の位置の検討を行わずして、枝葉末節の計画策定が進められようとしています。

■公共施設整備調査委託料 500万円 公共施設整備に向けた調査費(旧高校跡地等)
■調査委託料 200万円 臼杵港緑地利活用調査検討業務委託料
■都市計画マスタープラン策定委託料 448万円
■公共施設整備調査委託料 756万円 野津庁舎の基本構想委託

5 件のコメント:

  1. きちんと、使用目的を決めてからの方が無駄な調査委託料を支払わないで良いのではありませんか?
    また、何故市庁舎の移転先に適さないのか、市民が納得のいく説明を市長にはお願いしたいです。市報に掲載して頂けませんか?

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    1. 一番大きな影響がある市庁舎の位置が決まらないままに、候補に上がった施設を既設の校舎にパズルのように埋めていくような作業になりそうです。

      グランドはそのまま残りそうですから、最終的にはグランドに荘厳な庁舎を建設するような事になりそうで心配です。

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  2. 委託しないとできないほど臼杵市民の能力は低いのですか?
    責任を取りたくないときだけの外部委託?
    早く市長選挙しませんか!

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  3. 外部委託、外部機関へ
    外部という大義名分が必要だったのかな?

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  4. 「委託」についてのコメントをいただきました。調査検討や計画策定のどの部分を委託するのかが重要です。

    計画策定の主体は市民。外部に計画策定のお手伝いをお願いしたとしても、市民のよい意見や考えが反映されるようなプロセスを経てもらいたいもの。外部のコンサルタントと市役所主体で計画策定が行われるようなことでは納得できませんね。

    市庁舎の建て替えを含めた臼杵市の「グランドデザイン」が必要という考えに至りました。どのようなプロセスで計画策定していくのがよいか。皆さんで考えたいと思います。

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