派遣のための旅費59万2千円が補正予算案に計上されました。説明を聞く限りでは、費用対効果に疑問を抱きました。周到な準備をして、市長自らが赴き、みのある交流となるよう尽力すべきです。ということで、本会議で反対討論しました。
ーーーーーーー以下、討論の内容
第60号議案 平成27年度臼杵市一般会計補正予算(第1号)第2款1項1目9節普通旅費592千円について「反対」の立場から討論いたします。
平成29年2月に「姉妹都市50周年」を迎える、スリランカ国キャンディ市との事業協議に係る職員派遣旅費です。交渉担当と農林担当の職員2名を、5泊六日の日程で派遣し、事業協議を行う内容となっています。
昭和42年姉妹都市締結。
昭和58年から内乱勃発。
平成21年内乱終了。
昨年、スリランカ国の国会議長が来日した折、中野市長との面談を希望し、交流再会へ向けての協議が行われ、本年4月には「市長がお互いに訪問しあう」という内容の親書が取り交わされたと聞いています。
交流が再開されることは歓迎すべきことでありますが、今回の訪問目的は「事業協議」であります。「事業」を行うとなれば、臼杵市にとって有益な事業となるよう、状況を踏まえた慎重な事業組み立てが必要であると考えます。責任者である「市長」が訪問し、つぶさに状況を確認した上で、事業協議を進める必要があると考えます。
スリランカ国との往来には、大変お金がかかります。幸い、今ではメールやテレビ電話などの通信手段があります。それらを活用して、十分な事前協議を行い、その後、責任者たる市長と随行職員による訪問を実現すべきです。
現在は、メールのやり取りも行っていないと聞いており、そのような中、責任を伴わない職員のみの派遣については、費用対効果を認めがたいことから、補正予算案に反対するものです。
議員各位の賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
元市長の諸国漫遊のお供に、助さん格さんを市役所が公費で派遣ですか。
返信削除ご苦労なことですな。
後藤元市長がスリランカとの縁を繋ぐことに一役買った様子です。
削除スリランカの要人が先ごろ来日、大分を訪れた際に、臼杵市長との面談を望んだとのこと。長らく途絶えていた姉妹都市の交流再開を目してのことでしょう。
その後、4月23日に元市長が、中野市長の親書を携えてスリランカを訪問した様子。5月22日にはスリランカのキャンディー市民数名が市長の親書を携えて中野市長を訪問。これには後藤元市長の仲立ちがあった様子です。来年、中野市長がスリランカを訪問、再来年には、キャンディー市長が臼杵を訪問する予定とのこと。
この一連の流れを受けての職員派遣です。元市長が同行するのかどうかは承知していませんが、なるべく早い時期にスリランカに派遣したい意向のようです。
今は、メールやスカイプといったテレビ電話すらほぼ無料の交流手段として用意されています。これまでキャンディー市とはメールのやり取りもしていないとのこと。性急に多額の費用をかけ職員を派遣することにそれだけの価値があるとは思えません。
来年、市長がスリランカを訪問するまでに情報交換を行い、どのような交流が両市にとってメリットがあるのか十分検討し、その上で市長自らが訪れ、責任を持って交流を推進すべきと思います。
なんかむちゃくちゃなことを言う人がいるんだなあ。
返信削除友好親善に、今までの友好関係上のキーパーソンが絡むのはいいじゃないですか。公共事業に道筋をつけるべく、私費で大役を買っておられるのだから、ありがたい話だと思いますよ。
それに現市役所の有能な実務者が随行し、現状視察するというのも、現実的だと思います。実務者の現地視察なしに事業協力なんか端に付くこともできません。
若林さんがおっしゃるように、近々現市長が行くのだと、それまでにやるべき事をやっておくのだと、そういう明確な内訳のある予算ならいいんじゃないですか?
私は期待していますよ。
後藤前市長が、しかるべき役割を果たすことは歓迎すべきことです。
削除しかし、準備も整わない中、職員がスリランカに行くことには、成果を上げられるのかという観点から懐疑的にならざるを得ません。
「反対」の意見があることを踏まえ、緊張感を持って出かけて行って、大きな成果を上げていただければそれに越したことはありません。
普通の企業なら どうでしょう?
返信削除大切な税金 臼杵市にとって 実のある話に なるよう期待します。
スリランカ 検索すれば出てくるような レポートが土産では 誰も納得はしませんよ。
出張の日は決まったのでしょうか?事前の準備を周到に行い、実のある出張にしていただきたいと思います。
削除5泊6日のスリランカ出張、帰国後の「復命書」でその成果を確認させていただきます。
よく民間と比較されますよね。
返信削除それだけ危機感も無ければ責任感も無いという事でしょうか。
現在は、メールのやり取りも行っていないと聞いており、そのような中、責任を伴わない職員のみの派遣については、費用対効果を認めがたいことから、補正予算案に反対するものです。
こういうところが詰めの甘さに繋がっていくのでしょう。
時間のない中、このような視線を浴びつつ、スリランカに赴く職員は気の毒な気がします。
削除願わくば、今後の「事業」に通じる成果を上げられるように祈っております。がんばってください。